お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

母のもやもやを解決してくれたのは…「息子先生の教え」

ある日の出来事。

次男が砂場で友だちと仲良く遊んでいたのだが、
気がつくと一人でシクシク泣いている。

他の子たちは別の所で遊んでいる。

気になったので近付いて事情を聞いたら
「○○君たちが頭に砂をかけた」

よく見たら髪の毛は砂だらけ。

そうねそうね、と砂を払い、泣いている次男を落ち着かせる。

少しして、事情を聞こうと他の子の所へ行き尋ねると
「砂なんかかけてない」と言う。

いつも遊んでいる仲良しの子たちだから、
嘘なんてつくはずないのだが…。

その場を見ていなかったので、
それ以上こちらも「本当に?」と聞く以外何もできず…。

しばらくしてまた一緒に遊びだしたのだが、
私の心はモヤモヤしたまま。

家に帰ってきて長男に聞いてみた。

「今日こんな事があったんだけど、どっちを信じればいいかね?
お母さん、どうすればよかったかね…?」

すると一言。

「信じてほしい~!」

その言葉にすべてが詰まっていた。

事実をハッキリさせるよりも、相手を責めるよりも、
とにかく息子は「お母さんに信じてほしい」
ただそれだけなんだと。

ついつい、事実を突き止めようとしたり、
本人や相手を責めてしまいがちだけど
そんなの全然関係なくて、自分の話を信じてほしい。
信じてあげればそこですべてが解決する。

「お母さん、あんたのこと信じるよ」
それだけで満足なんだ。
そんな気がした。

さすが長男だな~。尋ねてよかった。
これからも息子先生たちの言葉に耳を傾けよう。

 

 

 

(お母さん記者/智原美沙

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編集部 青柳 真美お母さん大学本部
お母さん大学事務局兼お母さん業界新聞本部編集部。お母さん業界新聞編集チーフ。みそまるマスター。みそソムリエ。宅地建物取引士。仕事は、お母さんを笑顔にすることと、味噌を伝えること。具体的には、編集・企画・営業・イベント…。家族と仕事以外に、人生に欠かせないもの…車/映画/本/旅/甘いもの。息子(30歳)、孫2人。