ある日の出来事。
普段小競り合いの絶えない4歳兄と1歳妹が、
珍しく2人してゲタゲタ、きゃらきゃら笑っているのが聞こえてきた。
何だか楽しそうね~と思いつつも、
私はキッチンにこもってごはんの支度をしていた。
しばらくして、仕事部屋から出てきたダンナさんが、
松田優作ばりに叫ぶのが聞こえた。
「なんじゃこりゃーーー!!!?」
慌てて料理の手を止めて廊下に出てみると……
すごく上手に転べそうな床が出来上がっていた。笑
また別のある日。
たまにはチビちゃんとがっつり遊んでやらねばなるまいと思い立ち、
2人で遊んでみた。
「黒ひげ危機一髪」の黒ひげ人形をひっこ抜き、
愛するアンパンマンを入れてみたり。
「ぐらぐらゲーム」のお人形を集めて寝かせてみたり。
兄のおもちゃばかり多くて、
下の子は年齢に見合ったおもちゃがあまりないな~と思っていたのだけれど、
そんなことは全然重要ではなかった。
対象年齢なんて関係ない。
つくられたルールなんてどうでもいい。
そこにあるもので、遊びたいように遊ぶ。
子どもは、遊びの天才だった。
今さらながら、改めて発見した気分になった。
(お母さん記者/神澤瞳)
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