お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

春・311・祈り〜お母さんたちができること

7年前のあの地震の瞬間、わたしは東京にいた。甥っ子、妹と一緒に。

動物園がある大きな公園の、とてつもない大木がうなり、地面がひび割れたのを昨日のことのように思い出す。地球の怒りを感じた。

怖くて怖くて仕方なかった。とにかく近くの妹の自宅まで走り続けた。

テレビを見て震えあがり、元夫は職場から7時間ぐらい歩いて帰宅。

わたしは妹の家にその日は泊めてもらった。

そのことがきっかけとなり妹たちは家族で福岡に引っ越しをし、わたしはそのことだけがきっかけではないが、地元ではなく、近しい存在がほとんどいない東京に対する不安が募っていったのかもしれない、と思う。

災害がある際に必要なのは、繋がりだとわたしは思う。助け合える仲間が周りにどれだけいるのか。

繋がり続けていくために今わたしがやっていることは、紛れもなく正しいことではないか、と思う。

地域と一体になること。繋がりを作ること。人と人を繋ぐこと。

これがいまわたしにできること。