昨日行った池澤さん主催の二人展での出来事。
来場された一人の女性。
50歳の時、脳梗塞で倒れ、リハビリの毎日で今に至っていらっしゃるとのこと。
とても穏やかにおしゃべりもされ、後遺症が残っていらっしゃるとは思えないくらい。
池澤さんが、「私たち、お母さん業界新聞高知版という、こんな新聞を作って配布しているんですよ。」とその方に3月号の新聞を手渡しました。
すると、「お母さんの笑顔っていいわねー。」と目を細めながら表紙の写真を眺めていらっしゃいました。
しばらくして、「でも、私の母は、今は私が話しかけてもほとんど反応がないの。」と寂しそうに一言。
その後、池澤さんが「筆文字を書いてみませんか。」とその方にお持ちかけして書いてみることに。
その方は、3月号の表紙にあった
「春、お母さんが笑顔になる季節」の言葉がいいとその場で書かれました。
新聞のおかげで、とても優しい時間を共有できて、心がふかふかになったような気がしました。
高木さん
子どもの笑顔はいいね、とはよく感じたり聞いたりするけど、
「お母さんの笑顔っていいわねー」と年配の方から聞くと
改めて、子育てにおける大切なことに思いを巡らせました。
ほんとに、お母さんの笑顔って大切なんですよね。