お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

雨に唄えば♪

昨日はずーっと雨。

しかも、桜は開花したものの、花冷えでちょっと寒い。

そんな中、高速を使い車を1時間ちょっと走らせて、お母さん大学生たちが主催で開催している“はじめての森のようちえん”へ。

田主丸にある、フォンターニュの森には魅力ある人がたくさん集まって来る。

みんな、森に癒されながら、子どもたちは自然の中でたくましく駆け回る。

 

最近、忙しいからゆっくりしたいなぁーという気持ちも捨てきれなかった私。

ギリギリまで参加を迷っていて、雨予報だったから、行くことを決定した。

私は、超晴れ女で、なかなか雨に会わないせいで、雨具はあまり持ってない。

でも、雨だ雨だ♫と、前日に娘のレインコートと長靴、私の長靴と防水パンツを買いに行った。

わくわくの準備だった。

娘とレインコートを選びながら、どっちがいい?とピンクのハートと、白の水玉模様を見せて、即答でこっち!と言ったのが、私の趣味の水玉で、だよねー!と嬉しかったり♫

雨の中、森をお散歩するなんてきっと楽しいはず!!と、私がわくわくしていた。

明日は、晴れ女を発揮せずに、雨のまんまで!と願った(笑)

 

着いたら、土砂降りではなくて、小雨のちょうどいい雨♫

カレー作りと、椎茸の菌打ち体験、山菜採りと、盛りだくさん。

ここでは、みんな子どものやりたいまま、子どもの意思に委ねる。

私も、娘の意思を優先。

娘は「カッパ!」と、外がいいと言ったので、山菜に詳しいいつも美味しい料理も作ってくれる秋山さんについて山菜採りに行くことにした。

 

娘も嫌がらずに、「にこも!」と、山菜を採りたがり、ぬかるんだ足もとも気にせず、よく歩いた。

採った山菜は、白和えや天ぷらに!

ふきのとう、菜の花、椿の花、よもぎ、タラの芽、つくし、カンゾウ、、、あれ?あとなんだっけ?

有名どころの名前しか思い出せない…。

せっかく説明してもらったのに、申し訳ない。

まぁ、全部美味しかったです!(笑)

 

タラの芽採りは、フォンターニュに何度も来てるのに、行ったことがなかった森のずっと上の方。

結構な坂を、おんぶと言われおぶったけど、限界に来てすぐ下ろす(笑)

お姉ちゃんのみゆうちゃんも坂がキツそうで、ふたり並んで歩くと、娘はなんだか元気が出たらしい。

みゆうちゃんに、「行くよー!」とエラそうに(笑)

タラの芽がたーくさんあったけど、とっても背が高くて、なかなか苦戦。

でも、大人たちの食べものの執着はスゴかった(笑)

結構、頑張って採れたよねー(*^^*)

そんな中、「デーデーコ!」と。

下のカフェスペースまではかなりあったので、そこでしていいよと、パンツを下ろすと大号泣。

「トイレー!!」と絶対したがらない。

もう!何でそんなにデリケートなのよ〜。

おんぶでダッシュ!

5分くらいかなぁー?結構ガマン出来るようになったもんねー。

でも、おんぶでダッシュは辛いから、野ション覚えて欲しいわぁー(笑)

帰ってからも、すぐまた外に出たがり、今度は同じ大牟田のえいちゃんと。

菌打ち体験もしっかりさせてもらって、娘もトンカチトントンまだし足りなかったくらい、好きだったみたい☆

ホントに、楽しかったぁー。

雨の森に癒された。

持ち寄り野菜と3つのスパイスだけで、子どもたちが作ってくれた具だくさんカレーと、山菜の天ぷらと白和えや味噌。

カラダもココロも喜ぶものばかりで、ホントに美味しくて、娘もいつも以上によく食べた。

やっぱり、娘の食べっぷりにはみなさん驚かれてましたが(笑)

食後もまた外に出ると言う娘。

そしたら、わんぱく男の子たちが小川で沢登りを始めて、娘もどうしても行きたがり、娘の長靴の丈より深い所もあるし、「ホントは自力で行かなんとよ!」とブツブツ言いながら、かなり手助けしてあげて同行。

そんな心配をよそに、ズンズンこちらの手を引っ張って川で歩を進める娘。

あぁー、自然遊びがだいぶ身について来たなぁーと成長を喜んだ。

 

 

うちの娘には、雨が嫌だなぁーという概念はまだない。

傘も水たまりも好き。

はじめての雨ガッパも大好きだった。

実は、私も雨が嫌だなぁーと思ったことがあんまりない。

雨を嫌ってないから、晴れ女というほど、天気に恵まれることも多いんじゃないかと勝手に思っている(笑)

 

晴れた方がいいシチュエーションはたくさんあって、雨天中止のイベントもたくさんある。

雨だからやめておこうね、ということもホントに多くて。

晴れの日に比べて、いつも悪者の雨さん。

でも、それをいかに“恵の雨”に変えられるか。

その視点は、子どもたちはすでに持っている。

大人が勝手に、あれは悪い、これが正しいとルールを決めているだけ。

雨の中、傘をささずに長靴で森の中で遊べるなんて、すごくすごーく貴重な体験。

私も小さい頃にはしてない体験。

 

この世には、ホントは悪いものなんてない。

視点を変えれば、いくらでもいいものに変わる。

それを、自然と、子どもたちが教えてくれる。

 

今、外遊びをしてる子どもたちがどれくらいいるかな。

外で思いっきり遊ぶ子どもたちの、キラキラ生き生きの顔を知ってるお母さんたちはどのくらいいるかな。

大人も子どももすぐに仲良くなる。

大人も自然を前にすると、とっても素直になる。

いいことづくめの外遊び、自然遊び。

 

雨を愉しめるココロ、いつまでも持ち続けたい。

5件のコメント

せいこちゃん、昨日はありがとう。

どのくらいの雨か想像がつかなかったから、
前日夜ギリギリまで開催を悩んだけれどやってよかった(*^^*)

しいたけの原木は濡れないといけないとか。

雨が降ったからこそ、しいたけがプックリ膨れているとか。

水たまりや沢の楽しさも

雨だからこその楽しみが満載だったね~

この回で月一もりのようちえんを表向けにはじめて、ぐるっと1年。
ちょうど12回目だったんだけれど、

もう私たちの領域を超え、
自然の大きさと参加者、江崎さんとのコラボで勝手に周りはじめたなと感じています(*^^*)

いつも遠くから来てくれて、ありがとう♪

彩ちゃん、やっぱりいい活動はいい人が集まるねー。
雨だからこそ、今後も開催して欲しい思いがあります!(笑)
江崎さんもどんどん素敵な人を呼び込んでるからね。
森を、自然を愛する人が集まるね(*^^*)
今回は、みんなとあんまり喋れなかったけど、娘の初体験をたくさん見れて楽しかった♫
大牟田のプレーパークも、今年は少し動きを大きくするつもり。
こないだ、子どもの居場所連絡協議会で、外遊びの提案をしたら、さっそく市子連の総会で外遊びについて共感したので話してくださいと、依頼があったの。
やっぱり、アクション大事ねーと、今さら(笑)
大牟田にも、ぜひ遊びに来てね(*^^*)

月1回の森の幼稚園というか、森遊びの会かな。
幼稚園なら年齢制限と毎日ということになるでしょうから。
日ごろはそれぞれが保育園やら幼稚園、子ども園などに通園してそこでの遊びをする。
そして月に1回は森の中での自然遊びを満喫する・・・しかも異年齢集団。
理想じゃないかな~
お母さん大学生の仲間が集まっているというのもいいなと思いました。

みっこさん、北欧で始まった「森のようちえん」は、ホントの幼稚園でなくても、自然体験活動を基軸にした子育て・保育、乳児・幼少期教育の総称なんですよ。
ようちえんというくらいですから、0歳から概ね7歳くらいまでの幼児期の自然遊びを大切にしていますね。
プレーパークは、小学生くらいがだいたい対象なので、遊びが少し高度なのが特徴です。
フィンランドが世界一学力が高いのは、この自然体験が豊かで、学校教育が宿題がなかったり、遊びを重視していたりして、個人をとても尊重しているからですね。
これに、日本がどのくらい遅れをとっているか。
幼児期の自然体験がなかったら死んじゃうよ。と、先日子どもの居場所連絡協議会でおっしゃった方がいました。
被災した時などは、ホントに自然体験が役に立ちます。
そのくらいの意識を、現代人にもっと持ってもらいたいです。
遊びこそ、生きる力の源です。
母力とあそびはやはり、人間形成の両輪だと感じています。

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ABOUT US
齊木聖子
25歳で夜間託児所を開業、10年セカンドママやったのち電撃結婚、出産して念願のファーストママになりました。 セカンドママ業にも限界があると感じる昨今。 違う形で、私の活かし方を考えています。 プロフ写真は娘が撮ってくれました☆