お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

算数の世界を楽しむ

子どもが小学生ともなるとどんどん見えない世界に行ってしまい共通の話題を探すの苦労の時期。

子どもの今を知るためにどんな会話がいいのか…手探りしなければいけなくなる。

そのころ恰好の話題ができていたのが、算数サークルで感じていた世界があった。

「とってもいいお話をきいてきたんだけど、感動的だったなぁ」という最初の言葉がみそである。

子どもが食いついてくるか、そしてくっついた後そっぽむかれずに話が続くか・・・

当時3年の娘と6年の息子であり、問題は息子が気になる存在だった。

バカバカしいと思わないかが。

ところが意外なことに大きいものから小さいものへと転換させていき最後には落ちまでついた。

後半部分は

息子:産毛がもっと軽い

私:今日の話では髪の毛ということだったので髪の毛1本を計るにはどうしたらいい?

息子:まずは体積出したらいいやん

私:(娘に)うちの計りの一番小さいメモリはいくらだったかな?

娘:10グラム。あ、そうか10グラムまず計ったらいい。

私:そうね、うちは10グラムまでだけど1グラム単位のがあると思う。10グラムも抜いたら禿げる。

(1グラムでも禿げるかな・・・)

娘:じゃ1グラム分抜いて計ってそれを数えて一当たり量を見つけるといい。

私:そうそう、じゃ1当たり量の計算は?

娘:1グラム÷〇本

私:となると答えはどんな数字になって出てくるかな?

娘:小数点

私:0,0・・・となっていくね、すごいね。

今日のお話の中で髪の毛から空気に重さがあるかということだったのよ。

息子:ある

娘:すごいね、それじゃ地球上のあるものみんなに重さがあるんだ。

私:お兄ちゃんに質問。空気の重さはどうして計るの?

息子:風船膨らませて。

お母さんが借りてきた学研漫画科学の質問箱に載ってるで。

あの頃図書館から学研科学漫画を借りてきていたのだろうか・・・少なくとも漫画を読まない私ではないし、理数系に弱いと感じ始めていた娘のためだろうか。それを娘が読まず息子が読むという構図だったのか、今となっては知る由もない。

 

2件のコメント

積山さんとの出会いが算数サークルでした。
私のコンプレックスが数学で、高2の数学で挫折したんです。
子どもを観察していく中で、息子は理数に強く娘は弱いと感じました。
私も学校の宿題にはほとんど関心は持たずに、子どもとこんな風な会話をしながら
本質論を楽しむのが大事なことだと気がついていきました。
あと数枚この手の記録が残っていますので書きますが、今改めて思うのは息子が親を試していたこと。
理数的頭をどのくらい持ち合わせているのかという点をです。

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池田美智子
読書が好き、人間が好き、孤独も大事、真善美を考える日々。 旅をすると予習復習で楽しさががらりと変わることを実感し、 70歳になると、努力することの必要性を日増しに実感し、 やる気元気の素を探すようになりました。 今のところその素は、お母さん大学と学びの研修と訓練です。 令和元年、初孫誕生でパワー再燃中