お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

全てがチャラに

ある日いきなりなんの前触れもなく

主人が、9歳になる長女に言った。

『あのさー、パパとママ、今年、結婚して10年になるんよぉー。だけん、みんなでどっかに旅行行こうと思ってる。』

ええええええええええええええ!!!!???

びっくり!

 

そんなことを考えていたなんて!

私は10年目になることなんかすっかり忘れていた。いや、正確に言うと、もう10年もなることに気付いてなかった。もう10年!それに、かなりびっくり!したわけだ。

『え?もう10年になるん?早かったね』って言うと、

『うん。早かった』って、静かにうなずくパパ。その横顔、、、確かに!今まで醸し出せなかった、【渋さ】が出ているような。。。と言えば聞こえは良いが、つまりのところ、見事なおじさんになっていた。ま。お互い様ですが。

でもね、おじさんと、おばさんだけど、家族5人で買い物行ったとき、ショーウィンドーに映る私たちを見ていると、まぁ何とも幸せそうな家族をしてる。

結婚10年目に、家族5人で旅行に行けるなんて、なんて素晴らしい記念になることか。ありがとう。色々あったけど、この10年って大きくくくると、ほんと、幸せだったなぁ。。。なんか、今までした喧嘩もイライラもムカムカも全てがチャラになった。

そして、最後に彼は長女に、こう言った。

『でもね、旅費がないとよ。ふうちゃんの貯金で行って良い?』

ふうちゃん『うん、いいよ!』

( ̄▽ ̄;)。。。。。。え?カッコ悪っ!。。。やれやれ、良い話も、これじゃぁチャラだ(笑)