お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

みょうな安心感

町内の公会堂を使って、
地域の人達と週2回、駄菓子屋をオープンしている。

常連のお客さんは、小学6年生の男子。
息子と同級生の子どもたちだ。

雨が降ろうが、何だろうが自転車でご来店。
集団で行動しているので、まるでギャングのように登場する。
駄菓子屋スタッフは、思わず

「あ、来た来た」

と声が出るほど。

お菓子を買って、
食べながら一通りみんなで持参したゲームを楽しんだ後は
お楽しみタイムスタート。

スーパーボールを使ったり、
卓球のボールを使ったり、
ある日は持参のボールで、サッカー遊びが始まる。
と同時に、スタッフの一喝も始まる。

ふと目を横にやると、食べ散らかしたゴミが散乱

「ちょっと~、ゴミ片付けなさいよ~!」

うっかり出てしまう、一般お母さんのボヤキ。
子ども達は一行にお構いなく

「はーい」
「わかってるよ」
「あとで、あとで、今忙しい」

我が家でも聴くセリフを聞きながら、
一体いつ片付けるんだろう…と見守る。

(家ではコレができない)

最終的に片付けたのは、駄菓子屋クローズの時間。

そうか…
やらなきゃいけない時がくれば、
やるんだな

そんなことに改めて気づく。

いやいや、どうせやらなきゃいけないことなら、
先に手を打てよ!

と思うのは、大人心なのか?

でも、散らかったゴミの横で遊ぶ子どもたちを見ていたら
きっとこの子たちのお母さんもイライラするはず…
そんな風に思ったら、なんか妙な安心感が…(笑)

息子と同級生のお母さんたちに
「ともにがんばろう!」
とエールを送ってしまう、一瞬であった。

ちなみに、今日は中1の男子もご来店。

「ダメだよ~」

の一声で行動を改める…
たった1年でこの違い?
中学生になったから??

だとしたら、息子と同じ彼らの自由な世界もあと数ヵ月。
中学になったら、たった1、2年の差だけど、
社会を学ぶことになる彼ら。

仕方ないなぁ…
少しは目をつぶってやろう。

そんな風に想う母心であった。

 

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ABOUT US
杉本真美
中2娘、小6息子を持つ、フツーのお母さんです。 <お母さん大学>に入学したのは、息子を出産した頃。 しっかり子育てしなきゃ!の肩肘張った子育てを、180度変えてくれたのが<お母さん業界新聞>・<お母さん大学>でした。 2011年に静岡県に引っ越し、今は静岡版編集長をやらせて頂いています。 13紙の地域版編集長とともに、静岡県内にお母さん業界新聞とお母さんのココロを広めていきたいです。