いっちゃんのお兄ちゃんは魔法使いなんだ。
ダンボールでなんでも上手に作ってしまう。
今日もまた何かやってるなーと思っていたら、腕時計が出来上がった。
むむむ、かっこよすぎる。
「いいなー私も欲しいなー」て言ったら「自分で作れ」って言われた。
でも、でも、どうやって作ったらいいかわからんもん。
「いちゃんにも作って」って言ったら「今度」だって。
今、欲しいのにーーーーーーーーーーー。
いいなーいいなーお兄ちゃん、いいなー
今度じゃ嫌だ。今じゃないと!!!!!
ママに「作って」と言ってみたけれど、
ママは作れないって。
やっぱり、お兄ちゃんじゃないと!!!
今度じゃダメ!
今、つくってつくってつくってつくってーーーーーーーーーー
テレビを見ているお兄ちゃんに向かって泣き叫んでみた。
つくってつくってつくってーーーーーーーーー
つくってつくってつくってーーーーーーーーー
すると、「あーもう!!!ウルセー」と怒りながらお兄ちゃんが作りはじめてくれた。
ヤッター!!!!さすがっ!!!
ほーら、すぐにできたよ♪
かっこいいでしょう。
スゴイナーお兄ちゃん。
エヘヘ
いっちゃんの「はじめての腕時計」
お兄ちゃんがつくってくれた腕時計
かっこよすぎる腕時計
世界でたった一つの腕時計。
宝箱にちゃんといれておこう。
お兄ちゃん、ありがとう。
さすが✨しんちゃん。なんでも段ボールで作れそう。
スゴイよ~
自分の頭で試行錯誤しながら自分の世界を作り上げていく真っ最中のお兄ちゃん。
この素質は将来のものつくり、開発の道につながる世界かもしれないよ。
みんなで同じ方向に向くような人とは恐らく違和感を感じるはず。
お母さん大学生の仲間と一緒にそれぞれの素質を認め合って育ちますように。