お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

宿題の作文作りに付き合ったら、子どもの気持ちが見えてきた

作文の宿題に付き合い中。。。。
できる人は魔法のように一気に書けると思っているカレン姉さん。

「なんこれ、わからん!(わたしにはできん!)」ばかり言うので、、、
なになに?と一緒に少し取り組むことに。

テーマ「社会を明るくする活動」についての作文。

そこで

①テーマの意味はどんなことなのか出し合う。

「社会が明るく」ってどういうこと?
やさしくなる、喜ぶ、元気になる、嬉しくなる、仲良しになる

②.①で出したことを踏まえて、思いつく活動を付箋に出し切る。
なかなか思いつかないので、帰省中の義父や義母にもインタビュー

挨拶運動(ばあちゃん)
ラジオ体操(しんのすけ)
向こう三軒両隣(じいちゃん)
資源ごみの当番(じいちゃん)
ママの仕事(カレン。お母さん業界新聞のこと!いいこと言う!!)
あだ名(カレン)

③.②で出したもの一つ一つに何でそう思いついたのかを書く。

ラジオ体操 →仲良しになる、健康になるetc

④.③思いついた理由が一番多いもので 作文を書くことに決定。
カレンさんの案「あだ名」に決定!!

ここまでで正味1時間( ̄∀ ̄)
ここからが本番。

⑤.どうして「あだ名」が社会を明るくするのか、カレンの感じたことを掘り下げる。
カレンの中にある「思い」を見える化。
「思い」を深掘りするのにまた約1時間。

「あだ名」で呼ばれて明るくなるってどうしてそう思うのかな?
「カレンがあだ名で一番最初に呼ばれたのはいつ?」「その時はどう思った?」
「カレンは何て呼ばれているの?」
「あだ名で優しくなれる?」

⑥カレンが感じたこと、思った事を時系列、グループごとに整理。
嬉しくなる・テンションが上がる・

⑥あとは起承転結を説明し、それにそって どこをどうあてはめるかを一緒に考える。

そんなこんなで、少しずつ話をしながら、
ようやくペンを持ち自分で書くようになりました。

書き上げた花蓮姉さん。
終わって一言「また賞が取れるかもしれんね~」と他人ごとのよう。

数年前、一緒に取り組んだ作文で賞をもらったことがあるのを思い出したらしい。。。

そんな世の中甘くありません!!!!!

 

内容をかいつまんで紹介。

友達づくりの「キッカケ」

今、私には何でも相談できる、いつも一緒にいる仲良しのお友達がいる。
その友達とはニックネームで呼びあっている。

でも、5年生半ばまでなかなか心から話ができるお友達はいなかった。
あだ名で呼ばれても大してなんとも思わなかった。
けれど、席替えがあって、先生から「班で話をしてください」と言われ
あだ名の話をした。そのあだ名がいつの間にかクラス中に広まって、
気づいたらたくさんのお友達ができていた。

ニックネームによって、仲良しになるキッカケ、友達の輪を広げるキッカケになってとても嬉しかった。

社会を明るくするという事は、人々が優しくなったり、仲良しになったりすることが大切。
ニックネームで呼びあうことでそのキッカケづくりができると私は思う。

作文のできはさることながら、
一緒に取り組んだことでカレンの気持ち、考えが少しずつ少しずつ見えてきたことが何よりも大きな成果。

夏休みの宿題も悪くないなぁ。

まだまだたくさん残っているけれど。。。

 

3件のコメント

こんにちは。
私の子どもはまだ就学前なので宿題はありませんが…小学生以上のお子さんがいるママ友の話を聞いていたら、子どもの宿題に根気強く付き合うなんてスゴイな、私に出来るのだろうか、と不安でした。でも、こうやって宿題を子どもの気持ちや思いを知る場にするのって良いですね!私の子どもが学校から宿題を持ってくる年齢になったら、楽しく取り組めるよう、工夫してみたいと思います(^^)

先輩ママになってきた彩さんは、自分のスキルを子どもに伝達していますね。
自分の思いに気づく作業は、掘り起こしが必要でそのためのスキル。
学校教育でもこれからなされていくのだと予想しています。
知識伝達だけの授業では収まらない時代のグループレッスンの見本かな。

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ABOUT US
池田彩お母さん大学福岡支局長
お母さん大学福岡(ちっご)支局長/元お母さん業界新聞ちっご版編集長。長女が1歳の頃にお母さん大学に出会いマザージャーナリストに。ペンを持ったことで視点が変化し、「お母さんになれてよかった!」と心から感じる。久留米で活動をスタートして13年。現在は、久留米市合川町の「松葉荘」で居場所づくりをしながら、九州中のお母さんにお母さん業界新聞を届けようと奮闘中。3児(中3、小6、小2)の母/MJプロ/みそまるマスター/みそソムリエ