お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

北海道より

酷暑に息をすることすらつらい毎日を送った盆休み期間。
娘夫婦は両親の家巡りを1泊ずつの弾丸日程でやって来た。
のんべー親子に付き合って3件のはしごで18時から24時までを過ごしたが、一番楽しそうだったのは夫。
去っていた後に息子からメールが来た。
「明日から盆休み。仕事が入るかもしれないけど」の翌日には
「函館に来た。気温は23度。涼しいよ」とそれっきり再び音信不通。
そして昨日には「メロンを送ったから明日届くよ。箱詰めしておいた書籍を下記あてに18日着で送ってください」
箱詰めしたと言ってもぴったりとしていないのが気になって、私は箱を探し出し詰めなおししながら
送料がかかるのに何をするつもりなんだろうか・・・と汗だくになりながら2箱にまとめてずっしりと重い箱を
一人で階下に下ろし、今度は夫に紐でくくってもらい二人で自転車の後ろに載せて宅配所へ。
4000円を越した送料を払いながら「息子がすることがわかりません」と愚痴を出した。
そのあとに「今、出してきましたけど4000円も送料かかったけど、本を売って赤字なんじゃないの?」に
「物を減らすこととそれを電子書籍化するんだよ。手数料を払って書籍化するんだよ。送料も払います。」
やっと理解できたものの、ああ、しんどかった!
で、今朝北海道から富良野メロンがやって来た。
息子の独特の字を眺め、あて名は夫になっているのを私は夫に強調した。
「接点がなくなっているのにあて名はしっかり父にしているよ」にのぞき込んで微笑んだ夫。
開封するとそこには店の人が書いた食べごろのメモに人間味がじわっと感じられた瞬間。
写真を撮って「お父さんが紐をかけてくれて運ぶのを手伝ってくれました」という父と息子の橋渡し。
ああ、めんどくさい・・・と思いながらもメロンの味を数日後に待つ楽しみとなった。