お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

あいのうた

【2018年8月11日】 次男たつき。6歳7か月。

ある日。
1枚の紙に、一気に書きなぐった、この詩。

【あいのうた】

この詩を書く前に、何かお遊びで、「かえるのうた~」などと言いながら、
自作の歌の歌詞を書いていた。
それが面白くて、私は
「たっちゃん、他にも何か作って~!」と軽くお願いした。
ただ、「書いて」と頼んだだけで、‟どんな歌を”などは、一切私からはリクエストしていない。

すると、身体の中から溢れ出るように、
無言で、ものの2~3分で、この詩を書き上げたのだ。

まず、題名に驚いた。

「【愛】という言葉を使えるんだ!」と。

そして、詩の内容が更に驚きだった。

6歳にして、何て深く、祈りにも、叫びにも似た言葉の数々なんだろう。

読み終わって、涙が出た。

私の目に、涙が浮かんでいるのを見て、
息子は恥ずかしそうに、私に背を向けた。

国籍・宗教・性別・障がい・年齢・肩書など関係なく、
みんなが笑顔で遊べる社会になったらどんなにいいだろう。

息子の書いたこの詩のように、

【いのちがだいじ】
【せかいはひろい】
【みんなであそぼう】

そして、【みんなのいのちをなくすせんそうをやめろ】と
私たち大人がどれだけ本気で思い、願い、行動できるだろうか。

息子の書いた言葉に感動し、学び、背筋が伸びた。

5件のコメント

はじめまして。
ストレートな言葉たちに、心が震えました。
6歳の息子さんの心の底に、こんなあつい想いがあるとは!!

>いのちをなくすせんそうをやめろ
わたしたち戦争を経験していない世代も、これからもずっと叫び続けていかなくてはいけませんね。

お久しぶりの記事が光ってます。
世界は狭くなったと思っていたところがあったので、「せかいはひろい」の言葉に
狭くなっていた自分に気づかされました。
「みんなであそぼう」の言葉があくせくした大人に緩みを持たせてくれますね。
続く災害に心が縮んでいるときだからこの二つの言葉がとても印象的でした。

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ABOUT US
近藤美和子
岡山県出身。大学は島根。就職は山口。結婚して愛媛へ。 2015年春に、愛媛から福岡に転居し、お母さん大学に出逢いました。 現在、小6と小3のわんぱく息子2人のお母さんをさせてもらっています。3年前から、わたし版【筑前町ゆりかご版】を書いています。 また、音楽療法士として、障がいのある子どもたちと関わる仕事をしています。 「お母さん」であることを、悩みもがきながらも、全身全力で楽しみたいと思っています! 好きなことは、自然・音楽・読書・ひとり旅・食べること・歌うこと・人と交わること・高校野球です♪