お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

朝の連続テレビ小説が運んできてくれるもの

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父の病室で、毎日、朝の連続テレビ小説を見るようになった。

子どもの頃、毎日、家族で朝の連続テレビ小説を見ていた。

始まる前にじーちゃん、ばーちゃん、かーちゃんに声をかけていくのが私の毎日の仕事だった。

「始まるでー」って。

任された仕事をちゃんとできた満足感と、家族と同じドラマを見る心地よさがあった。

今は、父と二人で、ドラマのなかで起こる、白い四角い部屋では経験できない事に一喜一憂し、ヒロインの笑顔に元気をもらっている。

朝の連続テレビ小説が運んできてくれるもの。

それは、小さな幸せの花束みたい。

 

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高木真由美
社会人になった子どもが2人います。 そして、昨年、孫ができました。 高知県香美市のお山で主人と2人暮らし7年目進行中。 お母さん業界新聞全国版を毎月読んで、考えるきっかけを頂いています。 よろしくお願いいたします。