お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

みかんと君と思い出と

みかんの橙色と、三浦半島の青い海。

ここへ誘ってくれたのは、以前勤めた学童の卒業生。

今年二十歳を迎える、彼の妹も一緒に。

今が旬の津久井浜のみかん狩りチケットを、取ってくれたのでした。

 

2人とも立派な会社に就職して、
世の中に出ました。

 

毎日を一緒にしていたのに、あっという間に大きくなる感じ、

今の子育てにも通じるものがある。

 

兄の方は、本当に孝行息子。
いつも何か恩返ししようと、あれやこれや私たちに会いに来てくれます。

妹は、素直な癒し系。
会社で可愛がってもらっている様子で、ひと安心。

 

社会人になった2人が今気になっていること。
それは、
私が当時どんな気持ちで保育していたか、
仕事をしていたか。

 

話すと
「指導員は、遊んでるだけだって思ったこともあったけど、全然違うよね。いや、ホントすげーよ、指導員は。」

「そんなに(子どもたちのことを)話し合ってたの!?え~知らなかったァ。」

讃えられると照れる…。

 

 

2人は色々と感謝してくれるけど、
私も負けちゃいないよ。

「あの時あの仕事をしていたから、今子育てが楽しめるよ。
この時期を経て、みんなみたいに大きくなるんだってワクワクするし。」

そう妹に話したら、えへへと笑っていた。

本当に感謝してます。

 

 

「やっぱり卒業すると寂しいよねぇ。毎年今年は泣かないって言って、

毎年泣いてたよねぇ(笑)」

そうそう。いつでも帰ってきてねって言うんだけど、

いつでも帰ってこられちゃ心配なの。

6年間をバッチリ濃密に過ごして、その思い出を胸にここから遠くへ飛び立ってほしい。

そう思ってました。

 

それはまさに、今の子育ての原点です。

あなたたちが、私に母代理をさせてくれた経験の中で

いつか大きくなって巣だって行く子どもたちを目の当たりに

一緒に過ごす時間の大切さを知ったから、

今の私が

「今を大事にしよう」と思えているはず。

 

美味しいみかん食べながら、思い出話に花が咲く。

いい休日でした。

8件のコメント

すてき!!これが噂の、優ちゃんの息子たち。
あおちゃんのお兄ちゃんお姉ちゃんだね!^ ^

そうそう、いつでも戻っておいでー!といっても、戻ってこないのは、新しい生活が充実してる証拠だよね!
何か悩み事ができると会いたくなる存在。そーゆう人わたしにもいる!
優ちゃんはこの子達にとって、そーゆう会いたい人なんだろうなぁ^ ^

そうなの!こんなに真っ直ぐ成長していて、感涙してしまう(;_;)
うんうん、戻ってこないと「もう私の膝の上はいらないんだなぁ」って逆に嬉しかったりね。
でも、こうしてまた一緒に出掛けると、時間を忘れて楽しんじゃって!
そんな存在かなぁ(^-^)そうだといいな!

子どもを相手にしていた方の楽しみは大人になって出会う楽しみがあるってことですよね。
一生懸命子どもたちを見守り育てた人だからこそ大人になっても尋ねてきてくれるんですよ。
いい出会いの循環がこれからの楽しみになっていきますね。

そうですね、子どもの頃の姿を話してほしい時、私を思い出してもらえるのがとても嬉しいことです。
一番私に叱られた彼は、何かと社会で感じる矛盾や疑問を私にぶつけてくるので、
まだまだ会話に気が抜けません(笑)
今までの出会いも、娘への贈り物になりますね!

過去の記事にコメント失礼します。
仕事として関わっていた子ども達だけど今も慕ってくれるというのは、その当時の優ちゃんが彼らにとって、母の代わりという大きな存在になっていたんだねぇ。人を育てるって、そういうことなんだな〜と、改めて実感です。責任があるから真剣に叱れる。愛があるから、成長に涙する。嬉しいし、頼もしいし、寂しい。
とてもあったかい気持ちになりました。子育て!奥が深い!!

いえいえ、嬉しいです♪
今考えれば、お母さんたち、よくぞこの若造に宝物を預けてくれたよなぁ…という気持ちで…
母になって更に、その頃のお母さんたちの思いや信じて任せるという行動を尊敬しています。
本当に、嬉しさも寂しさも教えてもらいました。本人たちは子どもの頃のことで忘れていたりもしますが
私のなかでずーっとかわいい小学生のままです(^-^)
そしてこうして、新しい命と出会った彼らに、また新たに出会えました。ずっと続いてほしい関係です。

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ABOUT US
吉村優
◇MJプロ ◇神奈川県横須賀市在住  ◇2016年生まれ 1人娘 ◇わたし版「pokke版」 ◇夫は10歳年上 ◇学童保育指導員  ◇『お母さんのことはお母さんに聞こう』が私のお母さん大学キャッチフレーズ  ◇「母時間ラジオ」パーソナリティ