絶賛「学校行き渋り」中の、末っ子次男。それを心配して、一緒に学校をお休みしてくれる(笑)、中間子の長男。
平日の昼間なのに、家にいるふたり。
最近はこんな風景も、当たり前のようになってきている。
次男の不登校が始まった当初、
小学2年生、3年生のふたりが家にいて、楽しそうに遊んでいる姿を見たとき、
なぜにこうなったのかと、絶望の淵にいるかのような気持ちになってしまった。
最初の学校行き渋りが始まったきかっけは、次男のお友達とのいざこざ。
ちょっとしたすれ違いで、うまくコミュニケーションがとれずに、ふさぎ込んでしまった。
学校はすぐに対応してくれ、担任が次男とお友達の仲介をしてくれて、事はおさまった。かのように思えた。
しかし、原因それではなかった。
「学校へ行きたくない。」
最初は、まぁそんな日もあるよね。と休ませていたが、来る日も来る日も
「行きたくない。」が続いた。
ある日、おばあちゃんから
「そんな簡単じゃないんだよ。」
次男がそういうセリフをぼそりと吐いていたと聞き、ドキッとした。
わたしは、藁をもすがる想いで、ネット検索をしてみた。
「不登校は親が原因の場合がほとんどだ。」と記されていた。
この言葉に衝撃を受けて、うろたえてしまった。
もしかして、わたしが原因だったのか…。
そこから、自分を攻めて反省をする日々が始まった。
また、行き渋る次男を無理やり学校へ連れていき、無理やり教室に連れていくこともした。
泣きながらわたしに訴える次男。心を鬼にして、良かれと思って連れていく、わたし。
担任の先生も、ふれあい相談室の先生も、校長先生も、教頭先生も、保健の先生も、支援員の先生も、
みんな協力してくれた。
導いて、叱って、なだめて、付き合って、ゆだねて。
ありとあらゆる努力をしてみた。
でも、「学校へいきたくない。」は、かわらなかった。
ここでもまた、絶望した。
わたしは何をやっているんだろう…。
子育てって、こんなに辛かったっけ?
自分の想いが、子どもの想いが、見えなくなっていた。
そんな中、苦しさから逃れようと、ふとアマゾンで本を買おうと検索。
検索する中で、自然と導かれ検索する「不登校」の文字。
すぐに目についた本があった。
「不登校は1日3分のはたらきかけで99%解決する」
これまた、でたらめな。そんなことがあるわけない。3分間でほぼ解決だって。
これで解決したら、こんな簡単なことはない。
わたしは騙されたと思って、購入して読んでみた。
3つの手順をすすめていく。たったのそれだけ。
不登校は心の栄養不足。心の栄養とは、「自信の水」である。この水が不足することによって、自分に起こった困難なことに乗り越えられなくなる。
3つのポイント:①子どもの良さに親の嬉しい感情を盛り込んで伝える。
②子どものもつ良さを伝えて気づかせる。
③子どもの良さを声掛けしたことをノートに記録する。
騙されたと思って上記をはじめてみた。
意外にも、少しづつかわってきた、次男。
表情が明るくなり、空咳が治り、ニコニコするようになり、大きな声でよく話すようになった。
ママ大好き~!とよく甘えるようになった。
何より、一番かわったのは、わたしの方だった。
まず、・感情に任せて叱らなくなった。
・心に余裕ができ、子どもの声がよく聞こえるようになった。
・次男そのままの良いところを褒めていくと、愛おしく幸せな気持ちが押し寄せた。
・子育てを見直すチャンスだと思えるようになった。
・子どもがお母さんを育ててくれているんだな~と実感できるようになった。
不登校が、ここまでの気づきにつながるとは思いもよらず、
なんだか次男に感謝の気持ちでいっぱいになった。
相変わらず、不登校は続いている。
昨日は公園で長男と次男とたくさん遊んでみた。
知らない間にできるようになっていることもたくさんあり、成長を頼もしく感じた。
親として関われる限られた時間に、最大限に愛情を注ぐ日があってもいいかもと
思えた日だった。
三代川さん
まだ、不登校は続いているんですね。
良かったねと、私は言いたい。
世の中的には、違うかもしれないけど、
三代川さんが、この記事に書いているように、
息子たちが、不登校になったからこそ
三代川さんは、お母さんである自分をしっかり感じている。
長い子育て期に、こんなにわが子のことを考えるときって
そんなにありません。
それに、兄弟愛もいいですね。
大人になった二人は、昔、不登校だった日々を思い出して、
お酒を飲むかもね。
原因を追究するより、今をしっかり楽しんでください。
世の中の常識が、すべて正しいわけではありません。
情報に翻弄される気持ちもわかるけど、
三代川さんにとって大切なことは、わが子の心の中にあります。
子どもたちの世界を、楽しんでいるお母さんもいいよ。
子どもたちの世界は、学校だけでなく、もっと広い。
その世界を、少しだけのぞかせてもらって、親子で楽しもう。
三代川さんの笑顔が、すべてを解決してくれるよ。
校外学習、子どもたちと、横須賀の町を、たくさん楽しんだら?
町探検、人取材、新聞づくりのネタも、たくさんできるね。
子どもたちにも、紙面をシェアしてあげたらいいじゃない。
お母さん大学サイトに書いてくれてもいいよ。
最近は、お父さん記者も誕生したので、子ども記者、大歓迎。
とにかく、
三代川さんのスマイル、スマイルで、すべてOK!
最高の今を、楽しもう。
藤本さん
コメントありがとうございます。
不登校、まだ続いています。
世の中的には違うけど、わたしらしい子育てを見直す良い機会になった気がします。
無理強いしても、解決しない。北風と太陽を思い出します。
子ども達が感じている、言葉にならない違和感や不快感。
受け止めて行かなくてはと思いました。
横須賀のまち、子どもたちの地元を楽しむのもいいですね!
それには母が太陽になる必要があることも実感しました。
今しかできない事を 、今だからできる事を、大切にしていきたいと思います。
初めまして。不登校だった娘を持つ親の一人です。
一人娘は中学をほとんど不登校生でした。やはり担任や他の先生の力を借りて 明るく午後からのクラブ登校で卒業しました。
私自身も少し経験者でしたので、直ぐに担任と相談し お家での生活にルールを決め なるべくやりたい事に批判をせずに自由にがっこうではできない事を次々にこなしました。例えば、平日の動物園や映画館へ一緒に行くとか。お菓子作りをしてみるとかです。
親が学校復帰にこだわるとこじれるので、人生色んな生き方がある事を体験してみる事ですね。
学力は必ず落ちます。それも想定して回復の余地を作る必要がありますね。成績が落ちることも明るく体験して復活には倍の努力が必要である事も伝え、その気になった時に塾など検討すればいいことです。
そのままで良い事を確認して時間の使い方を一緒に考えてみてはいかがでしょう。
無駄な経験にはならいどころか、世間を見る目が変わるプラスも有ります。
お勉強だけのひよっこよりも逞しく育つ歓びをもたらしてくれる事を願っています。
藤本学長が全てを語られたので安心して居ます。 既にお母様がお子さんから学んでおられるので大丈夫でしょう。
健康的にお過ごしくださいね。 つみ
積山さん
コメントありがとうございます。
娘さん、不登校だったのですね。
学校ではできない事を楽しむ!!なるほど!前向きに楽しむって、とても大事ですね!
今の現状は、厳しく怖いパパが休みの平日(サービス業なので平日休みです)は、自ら学校へ行けている状態です。なので、行ったり行かなかったり。甘えているだけじゃないのかと思う気持ちもつのりますが、本人の気持ちを尊重して、無理には行かせず休ませている状態です。
パパという怖いものがあって、本人の少しの頑張りで学校へ行けたりしているのを見ていると、どこか学校復帰に少しの期待をしてしまう毎日です。
時間の使い方、確かに家で好きなことだけをさせるのは不味いと思っていましたので、何か策や案を考えてみたいと思います。
ありがとうございました。
2人が赤ちゃんのようにゴロゴロと、りかちゃんに甘える姿も、中々見れない?!貴重な姿かも!
数年後、あんなときもあったねと折々しながら話したいね^ ^
ヒロちゃん!
コメントありがとう♡
いつも息子たちをお母さん大学活動に参加させてもらっていて、温かく迎えてくれて、とてもありがたいです♡
ゴロゴロ赤ちゃんが2人(笑) 今だけの特権だろうね〜!
いつか笑って過ごせる時を、気長に待つ事にしようかな!
少し前までは学校信仰が親の側に根強くありました。
学校というレールから外れることは恐ろしいことが降りかかってくるという不安感が。
世の大人たちは子どもが学校に喜んでいき、友達もたくさんできて・・・という願望の裏返しは不安感。
それは大人の生き方の不安感を感じ取る敏感な子どもによる問題提起だとも思うのです。
そんな子どもたちが、少子化になるにつれて増える一方であるのが今日だと私は思います。
三代川さんがすでに学校信仰から解放され始めている記事だと思ったので、それが親と子の生き方のリスタート。
お母さんにしっかり甘えられることを覚え、安心感を覚えたら子どもは必ずエネルギーがわいてきて動き出します。
焦らず、諦めずに今の時間をしっかり生きることが未来に繋がります。
みっこさん。
コメントありがとうございます。
学校信仰…何だかわかる気がします。私たちの子どものころはその色が特に強かった気がします。
いま私の中の不安感は、全く無くなったといえばうそになりそうですが、徐々にそれでもいいんだと思うようになってきています。
生き方のリスタート!とても前向きで、気持ちの良い響きですね!
子どもたちが甘えられて、安心できて、これでいいんだと思えるまで、愛情をいっぱい注いで、見守っていきたいと思います。
ありがとうございました!