お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

初お泊まりは突然に。

懐かしいドラマのパロディのようなタイトルですが(笑)

今日のは、いつにも増して長いです。

長い1日でしたから(笑)

 

3歳2カ月にして、ホントに突然!!!お友達の家にはじめてのお泊まりに行ってしまった娘。

じぃちゃんばぁちゃん家にすらひとりでは泊まったことないのに。

それはそれは号泣というか…強烈なまでの駄々っ子で、、、母が根負けして、ホントにお泊まり出来るの⁈と半信半疑でお願いした、なんとも不思議な感じの初お泊まりでした。

 

昨日は、午前中お母さん大学生でハピママの仲間でもあるゆーちゃんが午前中仕事で、幼稚園にも預けられないということで、私にみゆうちゃんをお願いされ、9時半過ぎに迎えに行き、10時頃から3時間弱公園で娘と遊ばせました。

13時に、もともと共通のお友達とカラオケに行く予定だったゆーちゃんが、14時から私が子どもの居場所の会議だったため、娘を一緒にカラオケ連れて行ってくれると言うので、甘えてお願いし、ふたりを連れて行き。

カラオケのあとはみゆうちゃんのピアノのレッスンだったけど、私も近い将来娘を習わせようと思っている先生に習っているので、「大丈夫大丈夫!」と、娘も連れて行ってくれて、初ピアノレッスンをちょこっと体験した模様。

ここまでは予定通り。

そして、ここからが予定外。

私は会議が終わって買い物に出ていたので、スーパーで合流。

「じゃあねー!また明日ねー!」と別れる予定だった。

(今日はハピママのおやこ食堂と折り折りおしゃべり会の日!)

そしたらば、みゆうちゃんが言った。

「ねぇ、ママ!6時まで!1回だけ!ね!ね⁉︎」

1回だけ?なんだかよく聞くセリフだこと。

「ん?うちに来たいの?」と私。

みゆうちゃん、ニヤッと笑う。

「ダーメ…」

ゆーちゃんも、一度は制すも、言い出したらきかないんだよなぁーって半笑い(笑)

うちの娘と私のやり取りとまーったくいっしょ!(笑)

「いいよ!あ、夜はじーちゃん呼んで鍋やった。みゆうちゃんも知ってるし好きやもんね、せいこパパ。一緒に迎えに行こうか!」

一緒にじーちゃんを迎えに行き、うちで遊ばせる。

ここでまだ終わらなかった。

「ありがとうー」とゆーちゃんが迎えに来て、みゆうちゃんが帰ろうとしたとき、娘の大号泣が始まった。

「一緒行くーーーーー!!!!!!!!」

玄関で押し問答。

「明日もすぐ会えるよ!今日はじーちゃんと父ちゃんと一緒にご飯食べるんやし、また今度遊びに行こう」

「イヤ!イヤ!!!今がいいーーー!!!!!」

5分?10分?とにかくあれやこれやとなだめて、諭して、言い聞かせるも、まったくダメ。

マンガのような地団駄を踏んで、「一緒に行くーーー!!!」との一点張り。

そして、最後の切り札を出した。

「行ってもいいけど、母ちゃん迎えに来んよ?」

ピタっと泣き止む。

じーっとなにやら考えている。

「みゆうちゃんちでお泊まりすると?母ちゃんと寝られんとよ?いいと?」

どうだ!!!と出した切り札。

アッサリひとこと。

「行く♪」

「……………。」

 

どっひゃーーーーー!!!!!である。

母、根負け。

着替えを持たせて、いつでも泣いたら迎えに行くからと、いいよと言ってくれたゆーちゃんの好意に甘えることに。

じーちゃんすねる。

「にこ!もう遊んでやらーん!」

なんのために来たんだとぶつぶつ言うじーちゃんにも笑って背を向け、意気揚々と初お泊まりへGO!

送られて来た写真。

 

ドヤ顔の末……、寝た。。。

そして、朝。

今になっても迎えに来てという連絡はない。

やり遂げたのね。

はじめてのお泊まり。

 

みゆうちゃんもこないだうちに泊まりに来た。

プレーパークお泊まり会に。

「まーったく問題なしです!」

ゆーちゃんにラインしたもん。

 

まったく同じ気質のふたり。

5歳と3歳だけど、似てる。似過ぎるほど似てる。

実は最近、赤ちゃん返りが酷すぎて手を焼いてた。

私のお腹の中にきーちゃんがいたこともあって、そのせいだと思ってた。

前の記事に書いたように、残念ながら流産だった。

先週、出血多量で産院で倒れ、点滴しながらまさかの麻酔なしでの掻爬手術。

一泊入院のため、娘ははじめて母と離れて夜を過ごした。

そんなごたごたした中で、いろいろ気持ちが落ち着かないのは娘も同じだったのだろう。

そのせいで、まだ赤ちゃん返りがあるのかなと思っていた。

夜、私とふたりで夫を待つ間、その時間が地獄。

泣くわ喚くは、理不尽な、どうしようもない要求ばかり。

私も、困って困って…。

極め付けは、「にこ、いっぱい泣くけん、赤ちゃんやけん、オムツはく」

こればっかりは、言葉を失った。

そこまで⁉︎

そして、にこにこでオムツをはく娘に、どうしたんだろうと不安で仕方なかった。

2歳ちょうどでオムツが外れた娘。

もう1年2カ月オムツは履いてない。

失敗もまったくしない。

そして、いろいろいろいろ考えて、私が深読みかもしれないけどと思いついた答えが、

 

きーちゃんがいなくなったのは、にこのせい。

 

そう思ってるんじゃないかな?ということだった。

にこがお姉ちゃんになりきれなかったから、母ちゃんを困らせてたから、きーちゃんはいなくなった。

にこがイヤイヤいっぱい言うから、お友達も夜来なくなった。

託児所を12月に閉めて、1月からはみんなが来なくなった。

生まれてからずっと賑やかだった夜。

友だちと遊ぶことが大好きで、楽しかった。

そんな日々がなくなって、どうしようもない不安に晒されていたのは、娘も同じだった。

 

そう感じてた矢先のはじめてのお泊まりだった。

昨日で1週間くらいの出来事をギュッと詰め込んだ、濃ゆーい時間を過ごしたみゆうちゃんとにこ。

子どものエネルギーは計り知れない。

生きる力に満ちている。

 

娘は告げている。

「私は大丈夫だから!母ちゃん安心して。きっと大丈夫だから!!」

お姉ちゃんになりたいとか、赤ちゃんになりたいとかそんなんじゃなくて。

生きるから!!

どんなことがあっても、みんなと生きて行くから!!!

そんなたくましさを感じた。

 

いやいや、ホントになんも心配してないよ(笑)

あなたはどこででも、誰と一緒でも生きていける。

大きくなったねー。

ホントに大きくなった。

母ちゃんも大丈夫だよ。

あなたの母ちゃんですから♪

 

最後まで読んでくれてありがとうございます☆

8件のコメント

聖子ちゃん、おはよう。
続編いきます(笑)
ビール二本飲み、意気揚々と昨夜1時過ぎに寝ようとしていた私。
甘かったー!!
にこやんが泣きながら起きる。
「おしっこ行く?」
頷き、一緒にトイレへ。
布団に戻り、寝ようとしていた私。
うつらうつらしている中、大号泣が響く。
「ママに会いたい。帰りたい。」
無理に横にしようとしても無理でしかない。(笑)
当たり前だー。にこやんだもん。
ビール飲んだしなー、送っていけないなぁ。。
大号泣が始まってから、15分?ここで強力な助っ人みゆうちゃんも起きた。
「だってうるさいもん!」
2人で窓から外を指差す。「にこやん、見て。夜よ。真っ暗。朝になったら絶対ママのとこ連れていく。いまは無理。聖子ちゃん寝てる。わたしもビール飲んだし運転できんし、暗くて外怖いし、鬼も出るかもしれん。」
私たち2人に押され、なんとなく大号泣が小さくなっていく。
厳しいけど、まだ3歳だけど、、にこやんには話しておきたいと思い、「にこやん、お泊まりってこういうことよ。聖子ちゃんが朝までいないってこと。にこやんが決めた選択はこれよ。」
じっと考えるにこやん。。
朝になるまで起きときなさい!とか(笑)にこやんに言ったりもした。仕方ないのと開き直りと。。
さてさて、、にこやんが安心するのはなんだっけ?眠たい頭で考えると。。

は!!
メルちゃん!!!
(笑)

急いで部屋のおもちゃ箱の中からメルちゃん探し(笑)
メルちゃんの彼氏のアオくんも出てきた。
裸で靴1足しか履いてないアオくんに大爆笑!
みゆうちゃんと2人で真夜中のおままごとスタート!(笑)
わたしは、、
「もう無理。限界。明日起きれんくなる。寝せて。」
「うん。いいよ!」
完全遊びモードに入った2人。。真夜中のおままごとは2人にとって、どれだけ幸せな時間になったろうと思う。ママも寝た秘密の時間。みゆうちゃんも初体験。

しかーし。
リビングにまで遊び場所を拡大し、電気やテレビをつけ、18kgと22kgの足音が響く、、
時計を見たら3時半!
もー無理!一足早くママ鬼登場!
「ほらー!いい加減に寝らんと!知らんよ!明日みんなのとこ連れていかんよ!聖子ちゃんのとこにも帰られんよ!」
急いで布団に潜り込み、2回目の寝かしつけ完了、、
ひぃー。疲れた。
2人子育てはやっぱりわたしには無理だ(笑)
あ、また2回目寝るときに、にこやんがママに会いたい、帰りたい、って独り言のように呟きましたが、ほら!外見て!暗いよ!の一言を返すと、それ以上繰り返すことはなかったよ。

さ、2人起きてるみたいなんで、、
起きます✨

長くてごめん(笑)2回目の寝かしつけがすっごく大変で、すっごく楽しかったので(笑)聖子ちゃんにお裾分けー!

私は、そんなシーン慣れてるけど、ゆーちゃんはじめてやけん大変やったろーねー!!
ホントにホントにありがとう!!お疲れ様!
メルちゃんが危機を救ったのね(笑)
そうね。
何やってもダメだったら遊びに持って行くのはアリアリ!
でも、電気を消したままというのがポイントで、部屋の中も暗いままなら諦めて、もっと寝るのは早かったと思うよ☆
いや、一般的な話で、にこに通じるかは分からんけど(笑)
これはもうね、心に寄り添う訓練やけん(笑)
次回またよろしくお願いします♪

こんな関係を子どもが小さいうちに構築しておいたら、ホントにずっとずっと子育てが楽よねー!
実体験としても、世のママたちやこれからお母さんになる人に伝えたいことだなー。

中々こーやって助け合える、子育てしあえる仲間って見つけられないと思います!
羨ましいー!!
にこちゃんの赤ちゃん返り、いろんな環境の変化に戸惑ってるのかもしれませんね。。
時間が解決してくれますように。

私は昔からチームワークが好きで。
バスケ部だったし、個人競技よりチーム戦が好きでした。
人には向き不向きもあるけど、人を信頼することで生まれるチームワークの醍醐味を今のお母さんたちにももっと味わって欲しいなと感じるこの頃です。
ないなら作ればいい。
仲間は作れます。
お母さん大学のみんななら、それはなおさらわかっていることだね。
赤ちゃん返りは逆にきーちゃんの仕業で、きーちゃんがやって欲しかったことをにこが代わりにやっているのかも…とも思えて来ました。
にこは今、お姉ちゃんと赤ちゃんの振り幅が大きい。
葛藤で本人もキツイと思いますが、比呂子さんの言うように、きっと愛情持って待っていれば、落ち着いて来るかなと思ってます。

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ABOUT US
齊木聖子
25歳で夜間託児所を開業、10年セカンドママやったのち電撃結婚、出産して念願のファーストママになりました。 セカンドママ業にも限界があると感じる昨今。 違う形で、私の活かし方を考えています。 プロフ写真は娘が撮ってくれました☆