「麻雀」とはこれまで全く無縁だった私。
煙草の煙もくもく、徹夜、賭け事…と、何かとマイナスなイメージがつきまとう麻雀。
発端は、編集部の青柳。青柳家では昔から、お正月に親せきが集まると麻雀大会が始まるそうで。
孫たちがトランタン編集部にお泊りに来るときはゲームはNG。代わりに夜は、青柳リードのもと、トランプやオセロなどテーブルゲームに興じることが多い。
その内容も、五目並べ、将棋、花札、百人一首…と、年齢とともに進化。そしてとうとう、私の愛する孫たちは、「麻雀」の世界へ足を踏み入れてしまった。
まずは牌の並べ方から。かわいい手で牌をつかみ、意外と上手に積む孫たち。牌を見て「キャラメルみたいでおいしそう」とケラケラと笑う。
ルールや勝ち方を教えるため、中国語を連発する青柳。まだ字も書けない小1アオちゃんの口からマンズ(萬子)やジハイ(字牌)という言葉が、ふつうに出てきて笑える。
麻雀の場風「東南西北」は「トンナンシャーペー」だけど、あおちゃんは「トンナンシャーペン」、私は「トンナンシャンペン」と言う。
「ポン」「チー」「カン」を覚えると楽しさが増す。自分でアタリ牌をひいたら「ツモ」で、人の捨てた牌がアタリなら「ロン」。一度でも勝つと、その味はクセになる。
牌が遠いと人に取ってもらうのはナシ。自分で取らないと運がなくなると青柳コーチ。勝負の世界の意味を孫たちはどこまで理解するのか。
末孫のなぎさちゃん(2歳)は、遊びの積み木はすぐ壊すのに、麻雀牌はくずさない。勝負の緊張感が伝わるのか。
今のところおとなしく点棒で遊んでくれている。孫4人で卓を囲む日も近い?
ハマったのは小4のとうま君。麻雀は4人揃わなければできない。リュックに重い麻雀牌を入れて友だちの家へ。こたつで麻雀している子どもたちも、なかなかかわいい。
子どもたちが集まれば当たり前にゲーム。お母さんの「いい加減にゲームは終わり!」はいつもの台詞。
ゲームより麻雀のほうが数倍堅実かもね!と娘に言うと、麻雀は手先と頭を使うからお年寄りにいいんだって、と(怒)。
ミソガールをハンチャン(半荘)のメンツ(面子)に誘ったが断られたので、青柳、金子、矢吹、藤本で東南西北! あれっ、なんで東西南北じゃないのかな?
(藤本裕子)
(2019年3月号/トランタン物語)
家族で麻雀ですか。懐かしいですね。
高校生の修学旅行で列車の中で男子がカード式の麻雀をしていて、トランプに飽きた女子が入り込み数え方から教えてもらいました。
教室では元気のない男子もそこでは賑やかで楽しそう。帰りには役も分かって ツモドンドンなどとやってました。
その後嫁ぎ先で安い牌とシートを用意したものの 面子が揃わず、慣れてるはずのツレ殿も負け麻雀ばかりだったので詳しくは分からず麻雀セットはゴミと化してしまいました。 デジタルゲームに飽きた子どもたちには新鮮な遊びなのかもしれませんね。
青柳講師にお母さん大学の専門講師として派遣して頂きたいですね。オババ おじじのコミュニケーションのば作りに学び直したいです。
つみさん。カード式の麻雀ってあるんですね。
麻雀牌を混ぜているとき、うるさいよね。
昨日も、わが孫は、午前中サッカーが終わったら、リュックに重い麻雀牌を入れて
友だちのところへ行っていました。
4人集まらないとやれない麻雀。
つみさんいうように、子どもたちは楽しいものはわかるので、麻雀もいいかも。
牌の積み方や点棒の数え方もスッカリ忘れてしまいました。
トランタン30執念記念には 暇なおじじ オババと麻雀教室があっても楽しそうですね。
そちらが盛り上がるかも、いや 沈没するかな?
楽しみにしています。