小学4年の次男。
字を書くのが苦手。小さい「つ」「や」「ゆ」「よ」を入れるタイミングがつかめない。
そんな次男ですが、ママに伝えておかなきゃいけないことは、忘れずに手紙にしてくれる。
歯医者さんに行く日のこと。わたしより先に帰宅しているはずの次男がいない。
ふとテーブルに目をやると、案の定手紙が置いてあった。
「ママへ こうえんにいてくる。ママはそのままいてね」
それを読んだわたしは、『公園に行ったのね。ママは家にいればいいのね』と解釈した。しばらく家で待っていたけれど、次男は一向に帰ってこない。歯医者の予約時間が迫ってくるにつれ、焦り始めた。
再び、手紙を読み返す。『公園に行ってくる。ママはそのまま…』
もしや!『そのまま行ってね』ということ⁈解釈ミスに気づいて、慌てて歯医者さんに向かうと、次男は待合室にいた。
自分の伝えたいことを手紙にできたこと。公園での遊びをきりあげて予約時間までに歯医者に行けたこと。
すごいなぁと素直に思った。
そんな気持ちを伝えつつ、最後に『ママ、家で待つ意味かと思っちゃって…』と言ってみた。
苦笑いの次男。なんとなく何かが足りないと思いながらも書いていたみたい。
そんな次男からの手紙。なんだか嬉しかった。
親子での会話が、手紙を通して優しくつながっていて
想像する時間も、まっている時間もつむいでくれているのがステキですね~♪
手紙って、どんな内容でもほんわかしますよね。
どんな気持ちで書いたのかなぁと思うし、次男もなかなか来ないわたしをどんな想いで待っていたんだろうなと思います。
手紙1つでエピソードができるなんて思いもしなかったです。
素敵な勘違い。
小さな「つ」で、すれ違ったけど、
小さな「つ」で、忘れられない出来事になりましたね。
なんだか、ほんわか、素敵な記事になりましたね。
ちいさい「つ」の有無だけで、解釈がこんなにも違ってくることに気づくきっかけにもなりました。
でも、そんなやりとりを通して、「つ」を入れるタイミングを覚えていけたらいいんでしょうね。