急に暑くなったこの週末。
みるみるカラダがだるくなっていく。
いよいよ、私にとって料理が苦になる季節が到来。
ようやく作り終えても、
すでにそれを食べる体力さえなくなる。
表情はゲッソリ、口角を上げようと試みるも撃沈。
今日のお昼。
焼きそばという比較的手軽な献立をチョイスしたにもかかわらず、だ。
そんな私の様子をいち早く察した長女。
「おいしい♪おかあさんのやきそばおいしいよ♪」と
何回も言ってくれる。
とってもうれしいのだが、
今日は笑顔でありがとうと返せないのが心苦しい。
だったら、買ってくれば楽でいいのだが……
それも取り入れながら、時々はそれなりに作るのがわが家のスタイル。
作ったものを素直に美味しい!と言ってくれるのは
今だからかなと感じていて、
子どもたちが大きくなったら週末なんて家にいないだろうし、
料理の感想なんて言ってくれないのでは、と思っている。
だからなんだかんだで作りたいんだと思う。
昔、祖母が孫たちのためにがんばってごはんを作ってくれていたけど、
帰ったあとはものすごく疲れていたと、後から知ったことがある。
そうか…これはもうお母さんの永遠のテーマかもしれない。
あとで長女に、美味しかった♪のお礼を言おう。
そして、すべてのお母さんたちへ。
今日もお料理お疲れさまです!
(お母さん記者/山田あさ美)
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