6月7日 金曜日 午後13時
私、お母さん大学生の尾形は仲間の山本さん、松本さんと
劇団青年座公演「明日」の
稽古の現場へ来ています
台本「15ページから」と
演出補の山本龍二さんの声とともに
いよいよ稽古が始まりました
すると 突然 出演者のみなさんが
それぞれ小道具を持って座り
位置を確認し始めました
その後に
○○を持ってここに置いてとか
△△の前に□□を持って行こうとか
私も手伝いに行こうかなど
演出補の山本さんを中心に
みんなであーだこーだと話し合いながら
動きの稽古が始まりました
(チラシにも書いてある婚礼のシーンなのですが
何がどう使われているのかは本番までのお楽しみ)
決まると動いてみて、うまくいかないところは
また話し合って再び試してみる
舞台で繰り広げられる自然な動きは
このような綿密な打ち合わせがあってからこそ
なのですね
その後は動きに合わせて
演技の練習も始まりました
練習風景なのに
観ていてこの人たちの明日はないんだと
思うと心が張り裂けそうになりました
舞台も殆ど形もなく
役者さんも衣装を着ていたり
ジャージ姿やTシャツ姿などさまざまです
まだ本番にはかなり遠い姿ですが
こんなに苦しくなるなんて
本番を観る時になったら
私はどうなってしまうのでしょうか
演技が終わった後
演出補の山本さんを中心に
それぞれの演技についいて
意見を交換しあいます
演じて 話し合い
それを繰り返しながら
「明日」は作られていくのですね
試して進んで違ったらまた考えて進む
舞台もまるで人生のようですね
現場の空気は終始穏やかで
芝居に情熱を持った人々の
集う素敵な場所でした
青年座のみなさま
ドキドキワクワクなひと時を
ありがとうございました!!
劇団青年座公演「明日」は
7月10から7月17日まで 東京池袋シアターイーストにて
上演されます!
原爆によって明日を奪われてしまう
人々を描いた作品です
そのことを私たちは忘れてはいけません
お母さん「明日」を観よう!!
あの日の稽古風景が蘇りますー
本当に細かなところも意見出し合ってましたね。
お芝居に情熱を持った役者さん達の演技、、
これからますます変わって行くのでしょうね。
本番が楽しみですね。
山本さん
私も早く観たくてうずうずしています!!