こんにちは!横須賀支部「みよむら」のみよです(笑)
わたし版新聞「リラクシング版」で書いている「うちの子マイペース登校生です。」を
お母さん大学ウェブサイトにも書いてみようと思い立って、こちらに載せてみました。
悩める時の記録は葛藤ばかりでしたが、今は心の成長を感じられるようにまでになっています。
▲次男の大事なおともだち「レムくん」
「うちの子 マイペース登校生です。」
■不登校の始まり
昨年小2の秋運動会の練習が始まった頃から、うちの次男の不登校が始まりました。初めは宿題をやりたくないから始まり、徐々に学校に行きたくないになりました。次第に軽い咳の症状が出るようになり、(今思うとチック症状だったかも)朝布団から出てこなくなりました。布団から出てこない次男に「どうしたの?」と聞くと、「お友達が遊んでくれないんだ。」とのこと。次の日早速担任の先生に相談して、学校での状況を聞いてみました。早速お友達との話合いの場を設けてもらい、事態は一件落着。わだかまりもなくなり、明日から学校へ行けるなと、親としてもほっとしていたのも束の間、次の日もまたその次の日も、学校へ行こうとはしません。行きたくないと言い張る次男に、私は正直困ってしまいました。原因を取り除いたら、解決すると思っていたのに…。■なんで学校へ行かなきゃいけないの?
学校へ行きたくないのは、ただの甘えだと思っていた私は、「学校は行かなきゃいけないよ。頑張って行けば、きっと楽しくなってくるから!」と励ましながら、泣いて嫌がる息子の手を引っ張り、教室まで手を引いてむりやり学校へ連れていきました。息子の背中を押すつもりで、励ましたり、叱ったり、なだめたりと学校へ足がむくように努めました。しかし、私の努力は糠に釘。一向に自分から行こうとはしませんでした。「なんで学校へ行かなきゃいけないの?」次男から聞かれた質問に、私は一瞬戸惑いましたが咄嗟に、「なんでって…みんな行くものだからよ。」口から出た言葉は、全く説得力のないものでした。■原因が分からない
なぜ学校に行けないのか、子どもに何か問題があるのか、親に原因があるのか、育て方に問題があるのか、この頃の私は「原因」が分からない不安でいっぱいでした。不登校についての本を読んだり、インターネットで調べたり、フリースクールという選択も考えてみたりと、子どもにとって何が最適な環境なのか色々と考えました。
その頃は、数時間でもいいからと、できるだけ毎日学校に行かせるようにつとめましたが、嫌がる次男の手を引っ張り、無理やり連れていくことにだんだん疲れていました。次第に不本意ながらも、休ませる選択をします。■放課後登校なら…
ただ休ませているだけでは親として不安なので、何か良い手はないかと、ご縁のあった「まちの臨床心理士さん」に相談してみました。そこで提案してくれたのが、「放課後登校」。クラスのみんなが下校した後、登校して今日の宿題をもらってくるというものでした。それならできるかもしれないと思った私は、次の日担任に相談し、協力いただいて実行することにしました。このとき正直、これを続ければ少しづつでも学校へ行こう思うかもしれない、という淡い期待もありました。■スクールカウンセラーとの出会い
放課後登校を続け、2学年も終わりに近づいたある日、小学校には「スクールカウンセラー」という非常勤の心理士さんがいると担任の先生に教えてもらいました。早速カウンセリングを依頼し、うちの小学校の管轄のスクールカウンセラーと話すことができました。カウンセラーはまず息子と1対1で話をし、その後私との時間を作ってくれました。カウンセリングの結果、原因が分からない親御さんの心配を取り除くためにも、この子の特性を調べる「療育相談」をうけても良いかもとのことでした。そんな制度があるなんて知らなかった私は、早速学校を通して申し込みました。
次号に続きます。
めちゃくちゃ勉強になります。
私だったらどう対応するだろうと思いながら記事を拝読しましたが、
あの手この手はおそらく全て使われて、1周、2周した結果、今に至ると思いますので、もうどうするもこうするもなく、その時の状況と環境次第で判断していかないといけないと思いました。
兄弟がたくさんいて、家でも社会性が身につくのでいいですね(^^)
藤吉さーん!!コメントありがとうございます。
色々な葛藤もあり、
私自身も心の成長につながっています。
続きがとても気になります・・・
不登校、誰にでもなる可能性はあると思うし、
うちの子がそうなった場合、自分はどう対応するんだろう・・・
私も、長男の発達のことで何年も葛藤してきたことがあるので、
内容は違えど、
葛藤や、否定や、受け入れや、いろんな感情を抱えて乗り越えてきたんだろうなあとお察しします。
天野さん コメントありがとうございます。
この記録が、急増している不登校のこどもを考えるきかっけになればと思い、ペンを持ちました。
続きをきにしていただいて、うれしいです(笑)
子どもの発達も、親の心構えひとつで、がらりとかわる。
いざ自分に起こった時にどうするか、わたしなりのとらえ方や考え方が、
少しでもヒントになればと思います。
私も続きが気になります!
息子(小1)も保育園の時も小学校も
行きたくないと言ったりしています。
今のところは諦めてなのか通っていますが…。
行ったら楽しそうにしているようですが、
毎朝グダグダな感じです。
シングルなので休むことになったら仕事どうしよう…
ひとりで置いてはいけないし、、
とドキドキしています。
学校だけが学びの場ではないと思うんですけどね。
頭で考えることと、実際にできることがかなり違ってます。
肚が座ってないんだろなー(^_^;)
坂元さん コメントありがとうございます。
続きも気にしていただきありがとうございます。
うちの息子も、幼稚園の頃から行き渋ったり、
2年生の途中までは行きたくないと言いながらも
なんとか通っていました。
そう!学校だけが学ぶ場じゃないのです。
親の覚悟と選択が大事なのだろうなと思います。
まずは親との愛着関係が育っているかがカギになります。
親はそのつもりでいても、子はそうは感じていないというズレの問題です。
そのズレの大きさによって修正時間も違ってきます。
幼児期にこのズレをその時々に親がどのように感じながら過ごすのか。
遅れをとってしまうのではないか、みんなと同じことをしなければ・・・などと
思い始めたら歯車は狂いだします。
そんな時こそ、冷静に俯瞰する目が必要になるんですけどね。
俯瞰する目は密着しすぎたり、離れすぎていると見えません。
三代川さんは、気づいたからこその今がありますね。
みっこさん いつもありがとうございます!
「冷静に俯瞰する目」
そうですね、本当に勉強になります。
まだ正直何が正解なのかわかりませんが、
この気づきが、親子の成長のステップになっているのは確実です。
次男にとって何が必要で何が大切か、親として何ができるか、
引き続き考えていきたいとおもいます。