日曜はお父さんと湯船につかれる日。
だけど今日はお父さん、昨日アクシデントで背中を痛めていたし夜仕事しなくてはいけなくてシャワーにすることに。
「おふろにずっと入れないんだね…」
と何回も呟き涙がぽろぽろ。
「来週は入れるよ」
と言ってもがっかりしたまま。
さらにお父さんは仕事があるので、かなり急かした。
いつもはとても優しいお父さん、口調がちょっと厳しめ。私も急かす。
で、大泣きしてしまう娘。
最終的に私がシャワー、お父さんは早々に仕事するために出かけていった。
シャワーしながら
「ごめんなさい」と泣いてる娘。
私「ごめんなさい、なの?(お風呂入れなかったのは大人の事情なので)えらいね、ごめんなさいって言えて」
娘「えらくない!」
私「ごめんなさいって言えてえらいなと思ったよ」
娘「えらくない!いいこじゃない!」
シャワー後も着替えながら
「○○ちゃん(←自分のこと)、いいこじゃないの!わるいこなの!」
と泣いてる。
4歳の娘がこんな風に思っていたとは。
今の自分は泣いたから、怒られたから、えらくない。
いいこになりたい。
わるいこは良くない。
なんでいいこじゃないとだめと思っているのか、
そこはうまく言葉にならない気がして、
というか誘導してしまう気がして、聞かなかった。
「とにかく、いいこでもわるいこでも、泣いてても笑っててもお母さんもお父さんも絶対嫌いにならないから大丈夫。」
これを何回か繰り返した。
頭の中では、
お母さんのために、
おじいちゃんおばあちゃんのために、
ずっといいこでいなくてはいけない!
がっかりさせたくない!
と思っていた子ども時代を思い出して。
シャワーの後は絵本を読んでから寝るのが日課。
「『いいこってどんなこ?』久しぶりに読んでみる?持ってきて。他の絵本でもいいよ。」と言うと、一応持ってきたが、「これはおもしろくないから読まない!」という娘。
それでまず
『くまのコールテンくん』
(ドン・フリーマン作/松岡享子訳/偕成社)
を読んだ。
読み終えると娘が「ちょっとだけ読む…」というので
『いいこってどんなこ?』
(ジーン・モデシット文/ロビン・スポワート絵/もきかずこ訳/冨山房)も。
結局最後まで。
読み終えて、
「ずっとわるいこ(でいる)!」
と娘。
そりゃちょっと困る…と思いつつ、どんなあなたでも大丈夫というメッセージが絵本通しても伝わってくれたならそれでいい。
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