お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

登園拒否もんだい 【結論】

 1歳からお世話になってきた保育園。

年中になって「保育園行きたくない」日々が当たり前になり、この夏、大泣きして、脱走するかというほどの拒否行動をした娘。

 7月下旬から、悩みに悩んだ数週間でした。考えすぎて、眠れなくなってしまった晩もありました。

 娘の、保育園への登園拒否もんだい。他の選択肢へ目を向けたとき、見えてきたこと、感じたこと、様々でした。

………

 やっと出た「結論」。

 あれこれ想像して…(保育園にそのまま在籍する、幼稚園に転園する、はたまた第三の道を選ぶ)

 眠れないほど考えて。

 娘に聞いた。

 ほんとはもう、とっくに「こたえ」は出ていたのかもしれないけれど、わたしが決心しきれなかっただけなのかもしれないけれど。

 「ようちえん、いく」

 ………

幼稚園へ見学に行ったとき「このようちえんならええ」って言った娘。

 上記の“第三の道”とは、地元ではない市外の、企業主導型保育園のことです。

知人が「考えてみて」と教えてくれた保育園です。調べたら、元小学校教諭が園長を務める保育園。

私は見学に行きました。

その園長が「やわらかい空間」と表現した言葉にヒントを感じたのです。

………

子どもはものすごいエネルギーを持っている。 

個性だって、さまざま。好きなことや好きな遊びも、さまざま。

 それを活かせる場所に行ったほうがいいに決まっている。

 娘が元気に遊んでいる姿が想像できた場所。

「地域」から離れない地元の幼稚園を選択することを決心したのです。

 ………

幼稚園に行くことを決めた晩、南米の夢を久しぶりに見ました。

(私は南米で、半年間バックパッカーをしていた経験があります。南米再訪の夢をちょくちょく見ていたのです。特に子供を産んでから。

その夢のなかでは、何か“困りごと”があり、いつも、決して“いい夢”ではありませんでした)

 それが今回、困ってはいなかった。

「楽しい」感覚で目が覚めたのです。

 …不思議だなぁ。

 保育園への登園は今月末まで。カウントダウンが始まって、切なくなる私。

なーんにも気にしていない様子の娘。

 92日が幼稚園、初登園日。

さ、この物語はまだまだ続きます。

4件のコメント

お仕事をされながら 登園拒否されると とても困りますね。

親の不安があると 子どもは直ぐに察知します。

第三の選択肢を選ばれた事が お子さんにとって 楽しいと感じてくれる事を願います。

園長先生と直接会って 園の方針や 雰囲気を感じる事もとても大切です。

先ずは預ける親が安心して 子どもを通わせられる事を大切にして欲しいです。子どもたちは少々の不満があっても お腹いっぱいに美味

しいと食べて、ゆっくりとお昼寝ができ 好きな事が出来れば 大抵の事は乗り越えてくれます。

後はお迎えの後でその日のお話をしっかりと聞いてあげられれば○印です。

南米の素朴な大地を旅行され 晴れやかに目覚められた事はきっとお母さんも安心できたからでしょう。

孟母三遷の教えもあります。自信を持って 前へ進んでください。

礼子さん おはようございます。コメント、ありがとうございます。
孟母三遷という言葉、初めて知りました。意味を調べてみたら…なるほどなぁと。

幼稚園に行っても、色々なことが起きるでしょうけど、

子どもの、いい成長を願いながら受け止めていこうと思います。

いつも、娘ちゃんの生きるエネルギーに満ちている様子、楽しく拝読しています。
「このようちえんやったら、ええ」
それがホントすべてですよね。
娘ちゃんの感覚は、たぶん人よりものすごく豊かに育っています。
そういう環境と心で育てて来たからだと思います。
娘ちゃんを信じて任せてみて大正解!
だって、南米を半年もバックパッカーしてたママでしょ?
太陽に近い環境がよかよねー(笑)
あ、雰囲気の話です。
もちろん、いろいろあるでしょうけど、園の先生たち、子どもたちと一緒に育ち合えたらいいですね☆

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ABOUT US
白川奈保
埼玉出身、2013年~香川へ。介護職の夫と、小学生の娘と、インコのとっちゃんと暮らす。 日常は、介護、医療、福祉に関するフリーの物書きとオーガニックなお店の店員。 好きなもの:沖縄、南米、高校野球、音楽いろいろ。 FB、物書きとしてのネームは「向田奈保」です。