お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

今、私たちにできることは?

台風接近とともに世界が変わる…
その名の通り9日(月)の台風はすごかったです。
携帯には避難準備情報(避難に時間がかかる高齢者や障害を持った方)が…

私はワンオペ育児中。
翌日にならないと旦那が帰ってこない。
年少長男と7ヶ月次男を連れてどうしようか、とっても悩みました。

1番の心配は、次男のミルク。
断水、停電の可能性ありとのニュースに、
水がなくなったら…
お湯が沸かせなくなったら…
この子はどうなっちゃうんだろう。。
そう思い、
この春から販売スタートになった液体ミルクを避難用バックに多めに詰め込みました。

 

横須賀は、日付が変わった夜中からの雨風。
そしてとっても暑く、サウナ状態。
冷房を入れないと眠れない夜でした。

我が家は停電は免れたものの、車で10分の吉村ゆうちゃん(先輩)のお家は夜中から停電。

同じ横須賀でも、
台風の影響で2日間停電した地域もあり、
外壁が崩落していたり、
保育園の屋根が飛ばされ、小学校で保育をしている場所もあるそうです。

 

 

 

そんな中、
まだまだ停電している千葉県。
13日(金)、朝一でお母さん大学横須賀支部の竹林ひろみちゃんから連絡が!

 

千葉へ物資を届ける横須賀のお母さんがいるらしい!
10時過ぎのフェリーに乗るんだって!
私、家にあるストック持っていくよー!と。
(横須賀は、東京湾フェリーに乗ると、40分で千葉県へ行けます)

 

この知らせを受けた湯川るり子ちゃんは即SNSで情報をシェア!

そしてメンバーそれぞれ、7時前から家の中をガサゴソ。

備蓄や、買い置きしているものを報告し合いました。

オムツ持っていくー!
水あるよ!
おしりふきのストックある!
ミルク持っていくー!
離乳食ある〜!

じゃあ、フェリー乗り場に集合ね‼️
と、それぞれ学校や幼稚園に子どもを送り出し、車で集合!
みんなフットワーク軽い〜‼️

 

物資を運ぶ、お母さんに合流し、
何が必要?何が乗せられる?を考え
積み込みました。

そして、数枚のお母さん業界新聞も忍ばせる…!!!

 

しかも、このお母さん!!
2歳と3ヶ月のお母さん
この日は3ヶ月の赤ちゃんを連れ
自らハンドルを握り、
沢山の荷物を車に乗せ、
赤ちゃんやお母さん達に届けてくるね!と千葉へ渡りました。
スーパーお母さん!!!!

このお母さんが千葉行く!と言わなかったら?
竹林ひろみちゃんが朝、連絡くれなかったら?
きっと我が家の液体ミルクはまだ鞄の中。

 

台風が過ぎて5日目。
避難先では日々必要なものが変わってきているんだろうな。
何が欲しいかな?
何があったら助かるかな?
少ない時間の中で色々なことを考えました。

 

行動に移すってとっても勇気の要ること。
スーパーお母さんの行動力!
この発信を通して20名以上の方々が協力したそう。
そして、お母さん大学のメンバーも力を合わせました。

 

今回の物資は
南房総市千倉の【千倉保健センター】へ

こちらは、妊産婦さん向けの避難所として開設されているようで
喜んで受け取ってくださったそうです。
物資を運びながら
乳幼児連れは避難所に来ないで、お家にいるのかなー?
と感じたそうです。

情報が届いていない可能性もありますよね。

 

今回は慌てて詰め込んだけど、次があるなら、今必要とされているものは?
どうしたら沢山積める?そんな事を考え、物資を届けたいね!とみんなで話したのでした。

 

台風被害に遭われた方々へお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復旧をお祈りしています。

2件のコメント

頼もしいお母さんたちですね。

関東圏直撃は久し振りの事、ここ関西は台風慣れしていますが、昨年の台風では屋根を飛ばされた家が多数被害に遭いました。

都会の弱点は停電でしょうね。 物は有っても使えなくなります。

そんな中、お母さんだから子どもの必要なものが分かり、ストックを届けることができたのですね。

妊婦さんや乳児の事は置き去りにされていた災害物資。 小さなグループでも立ち上がる方がいると助かりますね。

復旧はまだですか? こんな時こそ「母力」を発揮して復旧に励んでください。

行政の力も早くゆき届きますように!

今回の様なニュースを見ては心配をし、いつも何もできない自分が悲しかったです。
大変な思いをしている人がいても、私はいつもの日常を送っている。
今回微力ながらも、仲間と共に行動に移すことで色々なことを学びました。
お母さんだから諦めていたことがたくさんある。
でも、お母さん大学に入学したら、お母さんだからこそ、仲間がいるからこそ、出来ることってたくさんあったんだ!ということ。
このパワーを大切にしたいなと思っています。

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ABOUT US
岸千尋
https://www.okaasan.net/author/kishichihiro/ 小中高と横須賀で育ち、父の転勤で東京へ。縁あって横須賀に戻ってきました! 小3・年長•1歳、3兄弟の母。MJプロ。 最近家から見える東京湾の海に出入りする船を眺めることに癒されてます。 いつも息子たちを追っかけて、泣いて、笑って、忙しいけれど、あっという間の日々を残して行きたいです!