お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

こんな日もある

今月から7年ぶりの社会復帰!

仕事を始めた。

平日週2回のパート看護師。

家から車で5分ほどの総合病院。

時間は9:00〜13:00のたった4時間。

子供たちの生活リズムはあまり変えたくなかったので、短時間勤務からお願いした。

 

本日、3回目の勤務。

いつもは寝坊助な私も、仕事の日は朝から機敏に動き回り家事をすすめる。

7:45 小1長女が小学校へ。

いつものように、玄関まで見送り、行ってらっしゃい!と、靴を履く彼女の後ろ姿に声をかけると、

いきなり、ウワーンと、泣き出した。

『シクシク。ママと離れたくない』っと。

入学してから数ヶ月、これまでも同じような事は数回あった。

いつもこういう時は、理由を聞いても、ひたすら泣いてなにも答えない。

冷静に諭すも、泣き出してしまい動かない。

10分ほどやりとりをし、

最終的に「オヤツにプリンを買ってくる!」と約束して、シクシクしながらも何とか歩き始めた。

いつまでも後ろ姿を見守りたい気持ちもあったが、また振り返って私の顔を見たら泣き出すと思ったので、サッと家に入った。

切なかった。

 

この時点で8:00,

8:20には家を出発したい。

残りの家事を済ませようとリビングに戻ると、

さっき着た幼稚園着を脱いでパンツ一丁の次女が大の字に寝っ転がって、シクシク泣いていた。

どうやら、玄関でのやり取りを聞いていたようで、つられてしまったよう。

「はーちゃんも幼稚園行きたくない!!ママといる!」っと。

いつもはニコニコ、安定している次女は、こういったスイッチが入ると中々厄介。

とりあえず幼稚園着は着たくないと言うので、

お気に入りの私服に着替えさせた。

もうこの格好でいいから幼稚園に行こう!と。

何を言ってもダメで、最終的には無理やり車に乗せ、

泣きわめく次女を幼稚園の先生に抱っこしてもらい、

私を必死で掴む手を無理やりはがし預けた。

振り返ることはせず、すぐに車を出発した。

さすがにそんな姿を見て、切なくてやりきれなくて、私も涙が出てきた。

 

すぐに病院の託児所に到着。

末っ子息子も預ける際に必ず泣く。

これは想定内だが、今日はいつも以上に胸が痛かった。

 

朝から3人に泣かれた。

私が仕事を始めたせい?

まだまだ早かったのだろうか。

長女の小学校、次女の幼稚園のお迎えには間に合うように、預かりも利用せず済むような勤務時間にした。

娘2人の生活は何一つ変わってない。

しかし、何かがきっと変わったんだろう。

疲れた姿は見せないようにしても、

緊張している私の様子は伝わるものがあったんだろう。

いつも寝坊助なお母さんが、朝から機敏に動く姿は見たくないのかもしれない。

 

3人を送り届け、

8:45 病院の更衣室までの道のりが、そんなことをグルグル考え切なく苦しかった。

 

でも、そこで気持ちを切り替えられた自分がいた。

『こんな日もある』と。

今までの子育て7年間もこういった思い通りにならない日はたくさんあった。

その度に〝自分がこうだから…〟と責めることが多かった。

自分を責めても何一つプラスなことはなかった。

自分をあまり責めるのはもうやめよう。

その時その時で、頑張ってるじゃないか。

そんな自分をもっと認めよう。

そう思えた。

 

仕事を始めたせいも確かにあると思う。

でも、休み明けの月曜だったせいもあるかも。

お天気がいまいちスッキリしないのもあるかも。

今日の朝ごはん用のバナナがなかったのもキッカケだったのかも。

こんな日もあるよね。

帰ったら、たくさんたくさん抱きしめよう。

それでいいじゃないか。

自分で切り替え、また気持ちを奮い立たせることができた。

母になると強くなる。

本当にそうかもしれない。

強くなったなと思った日。

いつか振り返った時には、まだまだ甘いよと、思うのかもしれない。

けど、今日のこの気持ちを忘れたくないので、書き残しておこう。

 

 

仕事終わり、

お迎えすると、3人ともニコニコ帰宅してくれた。

ホッとして、そんな姿にまた涙が出そうだった。

私がいなくなった後は、それぞれ気持ちを切り替え、泣き止んで、それぞれの時間を楽しめたよう。

 

長女と約束していたプリンに、次女が好きなアイスも買って、いつもより贅沢なおやつタイムをみんなで楽しんだ。

みんな、頑張ってくれてありがとう。

お母さんも頑張ったよ。

 

ともに頑張った1日。

 

こんな日もある…

こんな日もあるよね。

 

10件のコメント

大丈夫。
またあるかもしれないけど、また大丈夫になるよ。
上手に切り替えられて、立派だったよね、偉かったよね。
ひろちゃん、よく切り替えられたよ。
きっと、これより早くても遅くても、脇門家のみーんなお母さん大好きだからきっと泣いちゃう。
でも、今のひろちゃんは切り替えられる。
大好きなおやつを買って、子どもを迎えられる。
それが答えなんじゃないかな。
なんだか、3人の涙に、ひろちゃんの愛情が現れているようだよね(^^)

植地さーーーん、泣いちゃう。
うんうん、あまり重く受け止めすぎずに、その時のベストの道でいきたいなと思っています。
今日は早速ひまりの発熱で、仕事お休みもらいました。
働く母、覚悟はしていたつもりですが、大変ですね!

一気に書き進みましたね。 大丈夫の安心がそうさせたのでしょう。
3人を別別のところへ預けるのも大変なのに 子どもは敏感ですね。
折れそうな心をよく持ち堪えました。
初仕事も慣れるのに大変でしょう。職場と家庭のどちらも命を預かる大切なお仕事です。
ドンドン逞しいお母さんに成長される事を応援します。

つみさん、いつもあたたかいコメントありがとうございます!(^ ^)
ほんと、もう少しで折れかけました…
ここに書き残しておけば、また折れかけた時に自分で振り返れそうです。
仕事大変ですが、新鮮な気持ちで今のところ楽しいです。
オンオフがしっかりできるように頑張ります。

こんな日もある、
この言葉にすべてが詰まってる気がします。
なんかダメダメな日ってありますよね。
1人が崩れると、ドミノのようにみんな崩れる、そんな時あります。
ああ、もう・・・と崩れ落ちそうになる。
でもそんな時、ちょっとしたことで救われたりもしますね。
一日の終わりに、少しでも子どもたちと笑えたのなら、それでいい気がします。

しばらくパソコンを開けない日々になっておりました。
門脇さんが職場復帰が始まって、みんながそれぞれに頑張らないといけない初日がきましたね。
いい時もあれば、うまくいかないときもあると自分に言い聞かせ、子ども達にも伝えてください。
そうしながらみんなが慣れていき、少しホッとできる日がくるでしょうから。

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ABOUT US
脇門比呂子
神奈川県横須賀市に住んでいます。 長女小6、次女小3、長男小1、小学生3人のお母さんやってます! まさか自分が3人の母になるとは?!同じ繰り返しの日々のように感じ、悶々としていた時にお母さん大学に出会ったのが6年前。 ありのままの自分に自信が持て、子育てが心から楽しめるように!MJプロです^_^