ご近所には通称「オバちゃん」が4人いる。
みなさん70代。
お孫さんも成人してる人ばかり。
みなさん仲が良く、一緒に子育てをして、姑、夫の介護をして40年近くの付き合いだとか。
50〜60代は日本全国をみんなで旅行したらしい。
そんな元気いっぱいのオバちゃん達。
毎日「生存確認しあってるのよ」と言い、立ち話されている横を、子供たちの登園で横切る。
誰もいないときは、年少の次女と2歳の末っ子息子が、
「オバちゃーーん!」と、外から呼んでわざわざ出てきてくれ見送りしてもらうことも…
わざわざすみません…と私が言うと、
「こっちが元気をもらってるからいいのよー!」
いつもニコニコ対応してくださる。
小さい頃から見守ってくれてるオバちゃん達。
かけてくれる言葉で、名言集が一冊できあがるほど!
私の子育てをどれだけ支えてくれたか。
例えば…
長女が挨拶もしないので、私が注意すると、
「そんな日もあるよ。毎日にこにこなんてするの面倒くさい日もあるんだよ」
あんただって、ぼーっと歩きたい日があるだろう」
と、笑って流してくださったり。
泣いて幼稚園を嫌がる時には、
「今日は良い歌が聴こえるな〜」
なんて、なごましてくれたり。
(それに対して、次女は「歌ってるじゃないの!はーちゃんは泣いてるの!!」とブチ切れるというエピソードも今となっては笑える)
オバちゃんのお庭に綺麗に咲いてる花を摘ませて持たせてくれたり、
一緒に手を繋いで幼稚園についてきてくれたこともあった。
小1長女が、早帰りで私の帰宅が間に合わず鍵が開いてなかったときは、
オバちゃんちに自分でピンポンを押してあげてもらったりもしたなぁ。
数えきれないほどの思い出がたくさんある。
ちょうど今日も末っ子息子はおばちゃんちの庭で、砂いじりを始めて、
棒で色んなところを叩いて音を楽しむという謎の遊びにハマって、その場から動かなくなった。
その間に幼稚園送ってきちゃいなと10分ほど見てもらったり。
急いで帰ると、この状態で息子はルンルン。
私ならダメ!と取り上げる物も、オバちゃんは大らかに上手に対処してくれ、
謎にヘルメットをかぶり、椅子まで用意してもらって楽しんでいた。
そのまま、お茶にお菓子に、熱々のおでんまでご馳走になってくるという図々しい親子。笑
先日、みかん狩りとお芋掘りに行った日に、
大量のさつまいもで、娘たちとスイートポテトを作った。
ラッピングして、小1長女が「いつもありがとう」とメッセージも添えて。
小さなみかんも一個。
子供たち3人がオバちゃんたちに、心ばかりのプレゼント。
オバちゃんたちがいつもくれるお野菜や、高級お菓子のお返しにはならないけれど、みんなとっても喜んでくれた(^ ^)
「あっという間に大きくなるね〜
いつまで成長を見れるかな〜」
なんて言ってくれるオバちゃん達。
最近看護師として働き始めたと報告すると、
「ああ、死に場所ができたね〜
みんな、看取ってもらおうね」
なんて冗談で笑いあった。
いつまでもいつまでも元気で、子供たちの成長を見守って欲しい。
こんなあたたかい関係を築けて、幸せだなぁ。
オバちゃん達に出会えて良かった。
こうやって絆を深めてくれたのは、無邪気な子どもたちのおかげ(^ ^)
おばちゃんの気持ちからいうと、
近くに子どもの声がするだけで、どれだけ安心か。
今は、離れていった子どもたちのことまでも、思い出させてくれる。
本当に、子どもたちのお陰ね。
引っ越して7年、子どもが増える度に、嬉しいねえらいねぇとオバちゃん達に言ってもらいました(^ ^)
絶妙な距離感で関わって下さいます。
そんな風にできる人の集まりだから40年も仲がいいんだろうなと。
私もお母さん大学のお母さん達とは、そんな風に長く付き合いたいです。
なんだろ、自分の子にはあんなに厳しい口調で冷たくしていたのに、よその子が愛おしくなってきたこの頃。
ジュースこぼしても、全然腹が立たない。
お菓子なんて死ぬほど食べたらええやん、と思う。娘にはもう明日にしなさい!と叱っていたのに。
これはおばちゃん化まっしぐらということなのだろうか。
頭に手ぬぐい巻く練習しよう。
植地さんの母力がパワーアップしてる証拠ですよ!笑
そうそう、時々ゆるーく関わってくれる人がいるから、自分の気持ちもゆるめたりするキッカケになったり。
私もオバちゃん達の一言で、肩の力が抜けたりすることが何度もありました。
やっぱり、子育ては1人ではできないなぁと思います。
脇門さん
おばちゃんたちもいい人だと思うけど、
脇門さんがかわいいお母さんだからだよ。
子どもはどの子もかわいいけど
中には、かわいくないお母さんもいます。
いい関係をつくっている脇門さんが、スゴイのよ。