お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

お母さんも3歳9ヶ月

現在、長男3歳9ヶ月。

11月に入り先日やっと、【リベンジ!3歳半健診】を無事終えることができました。

 

実際に3歳半健診の案内が来たのは、夏。

3歳半健診は、地域によって違いがあるのかもしれませんが、

横須賀は事前に、視力検査・聴力検査を家で行い、健診前日の3食メニュー記載を含め、細かな問診票記入、アンケート、当日朝に尿検査の用意が必要です。

加えて、絶賛イヤイヤ期。

朝から、あれヤダ、これヤダ、、、1つ1つのイヤイヤにこちらも対応しながら

旦那に休みを取ってもらい、次男を預け、汗だくになり、長男と2人で健診会場へ向かいました。

みんな同じ道を通っている。

我が家だけじゃない。

心の中でそう呟きながら、おまじないのように、繰り返し唱える母。

 

受付を済ませると、おもちゃを見つけ、嬉しそうに遊び始める息子。

「お名前呼ばれたら、おもちゃおしまいね。」と事前に話していたが、もう一度耳打ちする。

当然返事は「うんっ!わかった!!!」

 

でもやっぱり?案の上?

名前が呼ばれたら、「やだぁぁああ!!」

もっと遊んでいたい!このおもちゃを持っていきたい!お友達にとられたくない〜!

この繰り返し。

話せば話すほど、ややこしい感じになって行く。

息子が遊びたかったおもちゃは、みんな同じように遊びたくて、貸して〜と言われ、息子の気持ちもさらにヒートアップ!!

ひっくり返り泣き始める。

 

息子の言い分も分かる。

気持ちを落ち着かせたい。でも、これはみんなで使うおもちゃ。

みんな名前が呼ばれたら、おもちゃを手放し、健診へ向かう。

息子だけ特例でおもちゃを抱えて行くことは出来ない。

持参したおもちゃも、おやつも、あれしよう、これしよう!の母の声もぜーんぜん耳に入らない。

ひっくり返り大泣きする息子に、必死な母。

 

夏休みの健診会場は、家族連れで沢山の人。

遊んでいた子ども達も手が止まり、覗きにやってくる。

名前を呼んでくれた保健師さんも含め、親子で注目の的。。

 

母の私も、その頃には心の余裕が【残り15%

 

「落ち着いてからにしましょうか?」と保健師さんに声を掛けてもらい、

その手があった!!!とハッと気づく。

お願いします。と声を出した時には、泣きそうに。

こんな所で泣いちゃいけない!目の前の息子をなんとかしないと。

みんなお利口さんなのにどうして…。みんなの注目をうけ、その場に居たたまれず

鮮魚のように暴れ泣く息子を抱え、一旦健診会場の外廊下へ。

 

 

息子の靴を履かせ、ふと健診会場の受付に目をやると、数人の保健師さんがこちらを見ていました。

きっと心配してくださっていたんだと思うのですが、

母として、この時【余裕が0%】に。。

お一人でもいいので、大丈夫?どうしたー?と一言でもお声をかけて頂けたらと急に辛くなって、涙が止まらなくなりました。

もちろん、母として息子に言い聞かせられず、至らないことが原因だとわかっていたのですが、

本心は『誰か助けて…』でした。

もう私も息子も今日は無理だ。と判断し、帰らせて下さいと伝え、健診会場を出て

2人して大泣きで帰宅。

息子は旦那に抱きしめてもらい、少ししたらすっかり元気に!

私の方が気持ちを引きずりました。笑

 

 

なんで、気持ちが立て直せたかって?

わたしには、この場所があるからだと今振り返ると思えます。

話ができる人がいる。

落ち込んでいた真っ最中に、わかるよー、大変だったね、の言葉はとっても身に沁みた。

そしてお母さん記者の発信する記事に、私のモヤモヤした気持ちは、これが足りなかったからだ!と気づいたり。

 

そして保健師さんに、健診会場でのこと、思っていたことを、声に出して伝えてみました。

健診会場でイヤイヤ発動するのは、うちだけではないんじゃないか?

なんでも話してね、辛かったら言ってね、と話してくれるけど、本当に今まさに辛い時って声が出ない。必死で声が出せなかったと。

なによりも、自分が上手く子育て出来ていないせいなんじゃないか?

そう思うとただのクレーマーな気がして、葛藤もありました。と。

 

でも、話してみたら、沢山の事を親身になって話を聞いてくださり、近くまで来たから、と顔を見にきてくれ、そのおかげで、無事に3歳半健診を終えることができました。

 

子育てって悩むことも、イライラしてしまうこともあるけれど、たくさんのことを教えてくれる息子達。

お母さん、まだまだだな〜、ごめんね、って思うこともいっぱいある。

泣いて笑って失敗しながら、一緒に成長していこう。

2件のコメント

よかったよかった。少しずつ大きくなっていくから大丈夫。
健診受けなくてもなんなら大丈夫。
岸ちゃんいつも笑っているから、
ハイチュウもって走っているから、
ニコニコ見てしまうけれど。
泣いてもいいですし、怒ってもいいです。全部岸ちゃんで~。

先輩お母さんがここには沢山いる。
植地さんの大丈夫って言葉は魔法のよう。
笑ってないと泣いちゃう。
笑っていたいのに怒っちゃう。
そんな毎日の中、横浜版創刊の講演会で、藤本さんと植地さんの言葉がビシバシ心に響き号泣、、でした。
いつもありがとうございます^ ^

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ABOUT US
岸千尋
https://www.okaasan.net/author/kishichihiro/ 小中高と横須賀で育ち、父の転勤で東京へ。縁あって横須賀に戻ってきました! 小3・年長•1歳、3兄弟の母。MJプロ。 最近家から見える東京湾の海に出入りする船を眺めることに癒されてます。 いつも息子たちを追っかけて、泣いて、笑って、忙しいけれど、あっという間の日々を残して行きたいです!