お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

私なりのエール

横浜版の編集長になって、2回出産をした。
でも、
私は自然分娩でなく、帝王切開だ。
自分自身の経験と同じ。
生み出した感じは全くなく、私の中にあったものを引っ張り出してもらえただけ。
傷も全部縫ってもらった。

全国版の編集長であり、
お母さん大学の学長である藤本裕子。
これまで何度の出産を重ねてきたのだろう。
新聞だけでなく、
たくさんのイベントや講演会やなんやらかんやら、
数えたらギネス記録なんてもんじゃない。

何かを生み出すことを出産というのではない。
何かを産み、お母さんになることを出産というのだ。
産み育ててこそ。
だから、
簡単にはできない。

深呼吸をして、
薄暗くなったポートサイド地区を歩く。

目の前にお母さんがいた。

片手に1歳くらいの男の子。
片手でベビーカーを押している。
思わず声を掛けていた。

「ベビーカー押しますか?」

ビックリしたように、大丈夫です近くなので、と断られた。

でも、そのお母さんは笑顔だったから安心した。

「ベビーカー嫌がるの?」

「そうなんです」。

「大変ですね。重いでしょ、片手じゃ」。

「でも、まだ小さいから」。

ほんのちょっとの会話だったけど、癒された。
ゆっくりゆっくり、このお母さんは駅から歩いてきたんだな。
これから温かいお部屋で夕飯を作るのかな。

何もできなかったけれど、
心の中で頑張れ、とエールを送った。

それでいいんじゃないかな。
心の中で頑張れと言える人たちが増えれば、
お母さんは、より幸せな気持ちで歩くことができる。

あっ!

新聞渡すの忘れた!
私としたことが!
まだまだ気持ちが足りないぞ。

明日も撮影だっ!

12月号、鋭意製作中です!!

10件のコメント

自然分娩であろうが、帝王切開であろうが、究極誰の子であろうが出産は大変な事業です。
産まれた子は、またそれなりの食い扶持を持って産まれてきます。大変に喜ばしい事です。
イベントもおんなじ。宿ったならば産むっきゃ無いのよね。 そこには当事者の不安や準備の大変さもあるでしょう。
予定日には産まなくてはなりません。ここまででもたくさんの人の手を借りて 尚出産にはいきんで一気に産み出すチカラとチームワークも必要です。新聞も同じなのかな。 出産した喜びは産み出したもののご褒美ですね。
大切な新聞を今月も手から手へ繋がる喜びを感じながら我が子を送り出すように手渡したいものです。
毎月産み出す作業が苦にならない様、楽しい仲間で喜びを分かち合ってください。
生キズを負ったら、本部に手当てしてもらいましょう。 同じ苦しみと喜びを重ね続けて来られた大先輩です。
甘えながら、コツコツ続けてください。 お疲れさま。

本当です、大変です、でも私多分、大変なのが好きなんですね。
リスクを取らずしてリターンがあるわけない!です。
たった一度の人生、私なんかがお母さんになれたことだけでも感動です。
その感動を毎日味わっているだけです。

>新聞渡すの忘れた!

植地さんらしいね。
大丈夫よ。
そのお母さんとは、心がつながったと思う。
また、きっと、どこかで会えるよ。

つみさん
本部は瀕死の重傷ですので、植地さんには、自分で手当てしてもらいます。
彼女ならできる。
だから、横浜版の編集長になったんだよ。

この運命を、植地さんには、楽しんでもらいます。

すぐ近くにたくさんいます。
神奈川支部が立ち上がったので、もう、あの辺一帯のお母さんたちは時間の問題ですね。

瀕死…
藤本さん、漫画ドラゴンボールではサイヤ人は瀕死の状態から復活するとパワーがぐぐぐん!と増強されるんです。
私たち、きっとサイヤ人です。
あとは仙豆を調達するのみです!

なるほど。本部も必死なのですね。
横浜はサイア人の集まりのようです。
仙豆を。調達して奮闘してください。
藤本さん、力強い仲間が頼もしいですね。まだまだエネルギーが必要ですね。
癒せるチカラが私には無くてごめんなさい。お風呂とビールで頑張って!

コメントを残す

ABOUT US
植地宏美
お母さん大学横浜支局。 お母さん業界新聞横浜版編集長(2019.10〜2021.12)。 長女21歳、長男17歳、次男15歳。 お母さん大学をものすごく、楽しんでいます。 結果、 お母さんをものすごく、楽しんでいます。