お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

SDGsに背中を押されて

長男が1歳になる頃、
チャイルドシート2個になると窮屈だからと、
ワンボックスカーに買い替えた。

それからどこに行くにも車。
近所の買い物はもちろん、
子どもたちの保育園への送り迎えもあったので、通勤も車。
お互いの実家である、宮城と和歌山をはしごして帰省したこともある。

息子達がサッカーをやり始めてからは、
試合のたびに車、
荷物を乗せたり、子どもたちをギュウギュウ乗せて運んだり。
泥んこ、お菓子の食べかす、ご飯粒!!(笑)
なんでもあり。

12年間お世話になりました。(無事故、一違反・・・)

本当はもう少し乗りたかった。
亡き夫が気に入って買ったものだった。
ボロボロではあったけど、大切な思い出がたくさん詰まっていた。

でも、形あるものはいつかなくなるから。
気持ちに負けて、事故が起きてからでは本末転倒。
そろそろ買い替えないといけないのは分かってる・・・

踏ん切りのつかない私に、
気分転換に、電気自動車に乗ってみれば?と、リーフの試乗を勧めてくれたのは、
ずっとお世話になっている神奈川日産自動車中央店の平野さん。
思い切って、お店の周りを一回りすることにした。

初めて乗った電気自動車は、とても車とは思えなかった。
エンジンの音はない。
浮いているように進む感覚。
車の知識はゼロに等しいほど興味のない私でも、アクセルを踏み込んだ時の加速の良さに感動。
「これは、家電だね。」
「植地さんが乗るなら絶対ホワイトパールだよ~。」
そう話しながら、楽しいドライブは私の気持ちを落ち着かせてくれた。

これは、私にできるSDGsのはじめの一歩だ。

そう思うことにした。
きっと人一倍車を使うことの多い私だから、
電気自動車にした方が環境のためにいいに決まっている。
新聞を運んで、横浜中を走るのだから、
排気ガスを出さない、エコな編集長じゃなきゃ!

さ、次にできることは何だろう。
エコバッグ携帯や食品ロス問題、世界の子どもたちのためにコンビニのお釣りは募金、
まずは小さなことからやっていかないと。
きっとそこから大きな意識の渦ができていくよ。

大切なのは、考えて選ぶこと。

2020年1月号のコンテンツは、「SDGsってなぁに?」⇒こちらから

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