お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

お父さんの感じ方

出産し母になり、これまで息子達と泣いたり笑ったり怒ったりめまぐるしい毎日。

長男は赤ちゃんの頃から何に対してもものすごいパワーがあり、必死に対応してきた。

特に夜泣き・寝ぐずりは酷く、ご近所さんは、

『そろそろ泣き出す時間だね。

ほら!今日も同じ時間に元気に泣いてる。』

そう感じてくださっていたそう。

そんな毎日を知っていたから、2人目が生まれ静かな夜に、

『タイプが違うのね!

あの時お母さんよく潰れずに頑張ってたよね。

本当に心配してたんだよ。

抱っこ代わってあげたいと思ってた。』

と、つい先日も声をかけてもらった。

 

実際、夜泣きはかなりひどく、

お腹いっぱいミルクを飲ませたり、オムツを替えたり、衣服や空調を整えたり。考えられることは全てやったし、マッサージをしたり、おくるみに包んでみたり、色んなことに挑戦した。

それでも泣くときは泣く。。

どうしたらいいの!!?

わかんないよ!!

早く寝なさい!と

泣いている赤ちゃんの息子に叫んでしまったり、布団に寝転がせ、どうしたら泣き止むんだろう。

泣き疲れたら寝るのかな。と、見つめてみたり。

でもすぐに、

ごめん〜お母さんが悪かった〜。

寝たら楽になるよ。

そばにいるよ。

抱っこしようね。

と、やっぱり放っておくことはできなかった。

 

夜風に当たると不思議と息子の涙が止まるので夜中に散歩することもあったし、車に乗せて寝入るまでドライブすることもあった。

そんな毎日だったから、友達と会う機会も、外に出て何かに参加する体力もなく、親子で悪循環だった。

いつの日か夜泣きのおわりは訪れたけど、そのいつかがわからない出口の見えない日々は今思い出しても本当に辛かった。

 

先日、旦那が職場の同僚と父親トークをしたんだという話になった。

数ヶ月前に生まれた赤ちゃんの夜泣きがひどく、奥さんがかなり疲れている。どうしたらという内容。

それを聞いた旦那は、わかるよ、大変なんだよね。うちもそうだったよ。と話したそう。

赤ちゃんのことはもちろんのこと、つきっきりの奥さんのフォロー。仕事のこと。どうしたらいいのかと同僚が悩む姿に、数年前を思い出した、と私に話してきた。

 

旦那は同僚に、

うちの嫁、お母さん大学っていうのやってるんだ。

横須賀のお母さんが何人かやっててさ。

うちの嫁、なんか元気になったんだよね。

奥さん行ってみるのどう?話聞けるかも!

と、伝えたんだ〜と話す。

 

うんうん。

横須賀のお母さん達みんな話聞くの上手だよ!

元気になってもらえると思う!と話した所で、旦那が寝落ち。。

 

あれ?

旦那、今凄いこと言った

(確か、私がお母さん大学やるって言った時、え?なにそれ?みたいな言い方してなかった?説明してもイマイチわかってないような反応じゃなかった?)

普段言葉にしないけど、やってること見ててくれて、元気になったと感じていたんだ。という1つめの驚き。

職場のお父さん同士で、子育てや、奥さんへの思いを、どうしたらいいのか話していることに、2つめの驚き。

よく考えたら、〇〇さんのお家はこんなことして良かったみたい!とコツコツと情報を運んでくれてたなぁ。

仕事をしながらも、家族のことを案じて、考えてくれてた!と見直しました。

色んな事情があるにせよ、

お父さんとして、思うことがあったようで、何とかしたい気持ちがとっても伝わってきた。

お母さんネットワークがあるように、お父さんネットワーク!いいじゃん!!と思った!

もっとこうしてほしい、あれしてほしい、とついつい思いがちだけど、振り返ってみたら、頑張ってくれてたよ!!一生懸命!

働き盛り。やりたい事も沢山ある。家庭も大事にしたい!

そう思ってくれてたよ。思ってくれてるよ。

大変だったことも、お母さん同士、お父さん同士、共感し支えあいながら、繋がって子育てしていきたい!そう改めて感じた夜でした。

しかし、旦那がお母さん大学を勧めてくれてるとは

う、うれしい!!!

14件のコメント

最初はわかってもらいたくて色々悩んだのですが、その発言にびっくり!
お母さん達も頑張ってるけど、お父さん達も手探りで頑張ってたのかも!と思えました。ごめんよ、お父さん!って感じです。

素敵な旦那様ですね^ ^

うちの息子も最近時々夜泣きします。
週一回くらいのペースですが、それでもあたふた。
毎日だとほんと大変だろうなぁと思います…

お父さん新聞ではないですが
うちの主人は、出産祝で友人からもらった
ヨシタケシンスケさんの『ヨチヨチ父』という本に妙に共感して
会社のパパ仲間に勧めまくっていました笑

パパにも、子育てあるある話をしたい欲があるんだなぁと面白く見ています。

夜泣き、あたふたしますよね。
蘭さんは大丈夫ですかー?
ヨシタケさんの絵本面白いですよね!でも、ヨチヨチ父は知りませんでしたー!探して読んでみます〜!
蘭さんの旦那さんも会社でパパ談義してるんですね!
パパ達の子育て談義が世の中に溢れて、子育てに余裕が生まれたら、穏やかに過ごせたらいいですよねぇ〜!

次に来るのは夜泣き問題だったな~と読みながら孫の今後を想像したりしました。
育休中は専業主婦の期間だから、いろんな問題を感じながら育児をしているのが今の娘です。
今はかわいくて仕方がないという環境に恵まれているということを自覚しつつ、
3人家族になったらは未知の世界です。

夜泣きも成長の証なんですよね。
心身共に疲れた時、いつも母に電話をして励ましてもらっていました。
娘さんが色んなことを感じながら育児する気持ちがよくわかります。どこでもドアほしいなぁ。といつも思っていました。
みっこさんの記事やコメントを読んでいると、私の母もこう思ってくれてたのかなぁと感じることが出来、いつも励まされています。

ちっともこまめに見れていなくてごめんね(T-T)

よかったよかった、
何より愛する奥さんが元気なのが嬉しいよね。
お母さん大学がそのエッセンスなのを
ご主人が認めてくれたのは、それでご主人も元気になったからなんだろうね。
そして他の人の幸せも願うようになる。
好循環!
ご主人、また違う方面でこの国を守ってるね(*^^*)

元気がないぞ!と先輩があの時気づいて声をかけてくれたから!
きっと旦那も嫁をどうしていいか、わからなかったんだと思います。
お母さん、ステキな職業だけど、孤立すると過酷になるんですね。その辛さが夫婦で身にしみました。
同じような思いのご家族に寄り添いたいと思えます。
同じように思ってくれてることが嬉しいです。
好きなことや、仲間がいると楽しくなる。
お父さんの理解も世の中を変えて行きますね!

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ABOUT US
岸千尋
https://www.okaasan.net/author/kishichihiro/ 小中高と横須賀で育ち、父の転勤で東京へ。縁あって横須賀に戻ってきました! 小3・年長•1歳、3兄弟の母。MJプロ。 最近家から見える東京湾の海に出入りする船を眺めることに癒されてます。 いつも息子たちを追っかけて、泣いて、笑って、忙しいけれど、あっという間の日々を残して行きたいです!