お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

便利さと不便さのかけひき

今の時代はグローバル化の波に乗って人や物が目を引くことがあります。
抱っこ紐姿はすっかり当たり前になり、しかもパパ抱っこ紐姿も多く見られるようになりました。
子育て環境も急にはかわらなくとも、街中でこのような姿がよくみかけられるようになれば、それは浸透して来ているということです。
製品開発には発達上の問題点がないようにと開発者は注意してはいるでしょう。それを使う方はどのような観点から使うかになります。
それを改めて感じることになったのが、バンボという赤ちゃん椅子でした。
孫は現在3ヶ月半過ぎになり、後1週間で4ヶ月を迎えます。
首の座りもしっかりしてきたらしく、縦抱っこの方を好むということや親がご飯を食べるときに、ぐずったりするからということから何かいいものはないかと探して見つけだしたようでした。
慎重派の娘は事故がなかったかを調べながら、首が据わったらの項目で当てはまると判断して購入決定に至ったようでした。
そしてそこに入った可愛い孫の写真を送ってきた瞬間は、私も思わず笑うほどに治まっていました。
ですが、少し体が沈み込んで見えたり、背中が丸く見えたりが気にはなりました。
記事を書いたそのあとでフレンドさんから情報を伝えられ、私もやっぱりこれはまだ早すぎるのだと直感しました。
背骨、腰がまだ発達していないからです。
私の時代には歩行器が流行して、その後問題になって歩行器は見られなくなった経験が思い出されました。
私も歩行器を利用しましたが、それは寝返り、ハイハイをしっかりできるようになったからでした。
でも順番を飛ばす人もいたんでしょうか、早くからこの歩行器に入れたから問題が起こったのだと私は推測しました。
当時、ハイハイをしない子の問題だけが取り沙汰されていました。
そんなことをすぐに娘に連絡したら、夫婦で話し合って早すぎると結論を出すことができ、娘はフレンドさんによろしくと感謝しています。
そのあとも理学療法士のサイトを見つけて、発達を無視することの影響の恐さ等が書いてあり、這えば立て、立てば歩けの親心の心情とともに、危険性を訴えてあるblogでした。

4件のコメント

身体の発達と心の発達を知らずに飛ばすと、後戻りできないのが現実です。
生活が便利になった分、子育て用品も品数と内容が充実してきているようです。
それこそ 立てば歩めの親心 ではのはやる気持ちでさき先と準備を整えてしまいがちですが、道具は無くても良い事も有ります。
忙しいながらもその子の発達を観察して必要なものだけで事足りるものですね。
何十億年の進化をお腹の中で繰り広げてきて、ようやく人として産まれてきたものの 野生のように直ぐに立って歩けないのが人間ですから、最後の体の発達は身長の伸びの終わりでしょうか。随分長いものですね。
それに伴い、心の発達も有りますから、パッと見た目ではなくみっこさんのようなじっくりと観察して記録が役に立つようです。
学校では習わない重要な事がたくさん有りますね。 ここでしっかりと学習したいものです。

太古の昔から赤ちゃんの発達は順番を無視して成長できないはずなのに、大人にとっての便利な道具を次々に作りだし
喜んでしまうのが人間のようです。
進化と勘違いすらしながらね。
これからも私の知らない世界に連れていかれるかもしれませんね。

つい昨日、インスタで生後1ヶ月の子を縦だき&ひざはピンと伸ばした状態で抱っこ紐にいれてる若いママが「この足がかわいい」とか書いていて、日本の将来ほんとにまずいと危機感を持ちました(相変わらずお節介)。
体の発達の大切さが知られてないばかりに、海外からくるおしゃれなもの・便利なものに負けてしまうのが歯がゆいです。

知らないことの恐さが散らばっていそうですね。
今日はバウンサーを買ったようです。
今度の注意点は寝返りに影響のない1、2時間程度でと知らせてきました。
私に毎日動画を送って来るので、私はそこから色んなことを感じとることができます。
先日の動画は蜂のがらがらを目の前に見せていると、興味の目でじっと見つめていました。
それを振って楽しみながら手から落として顔の横に落ちたら、必死に見つめ訴える声を出しました。
持たせてもらったらそれを再びしっかり見つめていたことを娘にコメントしたら、毎日見ているから気付かないでした。
それは確かにありますから、これからも観察を楽しみます。

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池田美智子
読書が好き、人間が好き、孤独も大事、真善美を考える日々。 旅をすると予習復習で楽しさががらりと変わることを実感し、 70歳になると、努力することの必要性を日増しに実感し、 やる気元気の素を探すようになりました。 今のところその素は、お母さん大学と学びの研修と訓練です。 令和元年、初孫誕生でパワー再燃中