2011年3月11日は娘の中学校の卒業式だった。
式のあと、母友だちとファミレスでおつかれさま会をしていた時
外の電線がゆ~らゆ~ら揺れた。
みんな、それなりの年齢だったので「あれ?目まい?」「更年期?」と
笑ってたら、店内のあちこちで「なんか大きい地震だってよ」とざわざわしだした。
自宅マンションにいた家族から「えらい揺れたけど、お母さん大丈夫?」と連絡あり。
阪神淡路大震災を思い出した。
その年の7月30日、お母さん大学恒例の乾杯の日。
大阪から高校生になった娘と一緒に参加、
老若男女が東日本大震災についてグループに分かれて話し合った。
娘は阪神淡路大震災を知らない。
大学生のお兄さん、お姉さん、おばちゃん、おっちゃんたちと
どんな顔して話し合ったんだろう。
発表のときの娘の言葉は
「うちらが大人になる時はどうなるんですか?」だった。
あれから9年。
東北では去年の台風被害の爪痕も残り
まだまだご苦労されている様子がテレビに映った。
今もまだ進行形の辛さ。
小さかった子どもたちが大人になっていく。
時間はどんどん過ぎ、まだまだ先だと思っていた未来なのに
気づくと次から次へと出てくる問題や災難に追われる日々。
でもやっぱり未来を夢見たい。
子どもたちとともに、全国のお母さん、がんばろう。
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