出先で買えるペットボトルはありがたい。
缶とちがって、残っていても持ち運べるし、軽い。
でも
できる限り水筒を持ち歩くようになったのは
4歳の男の子との出会いから。
大阪版/編集長レポート「なんでみんなごみを捨てるんだろうね?」ポイ捨て問題を考える<大阪府茨木市>
大阪版2019年10月号
記事の最後に私がペットボトルを持っている写真がある。
これ、実は中身は家で沸かしたお茶だけど
そんな言い訳子どもには通用しない。
できればこのとき、私も水筒を持っていたかった、と
後でものすごく後悔した。
取材から半年後、勘太くんと会う機会があった。
再会を喜び、取材のこともはっきり覚えてくれていた。
「いっしょにゴミひろいしたね」と。
勘太くんにとって、人生最初に受け取った名刺が
「お母さん業界新聞」だったらしい。
そのとき集まった皆さんに、自ら自分が掲載された紙面を渡してくれた。
ちょっと恥ずかしそうに、でも真面目な顔で。
「今もゴミひろってるよ」
そんな言葉を聞きたくなかったけど、
勘太くんがそうして変わらず環境を守っているのが現実。。
膝の上に乗ってくれる、あどけない男の子は
ちゃんと自分の体と心で考えて行動してるんだなぁと
かわいくもせつなくも思えた。
私はこの子の母ではないけれど、お母さん業の仲間として、人として、
目の前にいる子どもたちの未来をちゃんと考えないといけない。
まだおさまらないコロナ渦のなかで
辛く不安なお母さんたちのことを思う。
百万母力
一人のお母さんのチカラは小さくても
百万人のお母さんが集まればものすごいパワーだよ、と
子どもたちにもお母さんたちにも伝えたい。
宇賀さーーーん>_<
ポロポロ涙が出ました。
1人じゃない!そうだ!と励まされました!!
私は先日、本音をここで書いたけど、みんなは楽しい文章や前向きな文章が書けていて。
やっぱりあれは書いちゃいけなかったのかもしれないと思っていました。
コロナの今、大変だし辛いこともあるけど、そんな中でもちょっと楽しいことも考えさせられることもある。
毎日気持ちが上がったり下がったりコロコロ変化するけど、やっぱり書いて、残して、母力をあげて!前を向いて行こうとおもいます。
岸さん!泣かしちゃいましたか(笑)
日々の不安や愚痴、後ろ向きのことだって、
全部、母として感じることだから、遠慮なく書きましょう。
私も書いてるうちに、自分の気持ちを整理したり
書き始めと終わりが全然ちがったり
でも、そういう時間が自分には必要だなと思います。
無理やり気持ちを上げるのはしんどいけど
書いたらスッキリした~!みたいな(笑)
勘太くん、この外出自粛の中、今どうして過ごしているでしょう。ゴミを捨てる人出が少なくなってホッとしているかな。
勘太くんは、自らの未来を自らで守っているのに、どうして彼よりもっと人間やってる大人たちには、その習慣がないのか。とても心がキュッとしました。
我が家は近頃シャンプーや歯磨きを界面活性剤無しのものに変えました。小さな一歩を子どもと一緒に歩もうと思います。
勘太くんにはまだまだ顔向けできないけど、勘太くんに、横須賀の海をきれいと思ってもらえるような街にしたいです。
勘太くんはおうちの畑でお手伝いがんばってます!循環型社会を目指しているご両親の元でのびのびたくましく育ってます。社会のことを真剣に考える大人たちに囲まれているからこそ、自由に生活してるんだろうなとうらやましいです。大阪発信の思いが横須賀や全国に広がることがうれしいです!ありがとうございます。