お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

種を繋ぐ

これは、赤い空豆の花。

これは、赤い空豆の実。

昨年秋、

赤い空豆の種を絶やさないよう毎年植え続けてるおばあちゃんから豆を頂き、種まきをした。

戦後、小豆が手に入らない時期に、この豆を植えてあんこを作って食べた。その頃は近所でもこの豆を植える人がたくさんいたけど、小豆のあんこを好む人が多いからか、近頃は見かけなくなった。でも、無くなるのが寂しくて、毎年種をまいてるとおばあちゃん。

そして、今、私のまいた種も実をつけた。

そのことを御年91歳のおばあちゃんに伝えたら、

満面の笑みで、

「赤い空豆の種を植えてくれる人ができてうれしいなあ。良かった良かった。ありがとう」と、張りのある若々しい声で伝えてくださった。

私も、おばあちゃんが喜んでくれて、種を繋ぐ人にもなれてうれしくなった。

あとは、この豆で、おばあちゃんお勧めのあんこを作って食べることが、私の楽しみだ。

 

6件のコメント

空豆の花、初めて目にしました!
近所に便利なスーパーがあるけど、昔ながらのやり取りが好きで八百屋さんに通う。
そんな気持ちに似ているなと思いました。
赤い空豆のあんこ、いつか口にしてみたいです(^-^)

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高木真由美
社会人になった子どもが2人います。 そして、昨年、孫ができました。 高知県香美市のお山で主人と2人暮らし7年目進行中。 お母さん業界新聞全国版を毎月読んで、考えるきっかけを頂いています。 よろしくお願いいたします。