お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

17歳、かつての日本に心躍る

17歳の娘が言った。

「かつての日本って、ニュースで言ってる!」

ものすごく目をキラキラさせている。

彼女は、とても純粋で頭がいい。
事情があり(事情はないのだがそう思ってもらった方が分かり易いかな)、
学校へは行っていない。やめた。

普段は社会のことなどあまり興味がなさそうなのだが、
突然そう言ってきた。

「かつて」とは、過去のある時点、のこと。
彼女の心が躍るのは、
自分が過去と未来の瞬間に存在したことが実感できたからなのではないかと思った。

それって、生きている意味って何?ということの答えに近い気がしたし、
ヘレンケラーが水に触れて、初めてそれが「Water」という単語であると回路が繋がったような感じなのかとも思うし、
とにかく、
何か興奮する出来事なのだと思った。

「かつて」の日本にはもう戻れない。
もう過去なのだ。

私たちは既に未来にいて、その変化を証言できる人類になった。

以前、娘に「何がしたいの?」と聞いた時、
「何かしなければならないの?ママが言う何かって何のこと?」と答えが返ってきたことがある。

「何もしたくないから、それをしている。私、してるよ、悪いけど。」

今、何もできないからどうしようではなく、
私たちにしか経験できないことを経験できていることを喜ぼう。

とりあえず、私はもうしばらく娘の脳内研究の日々に時間を費やすことになりそうだ。
かなり手ごわいから面白い。

かつての植地家。今はこんな密着写真撮れません。

14件のコメント

ホントだ。賢い。
その言葉に、生きてる意味をたしかに見い出せますね。
そして植地さん、変わらず綺麗…(*^^*)
女の子がおしゃべりになるのは、お母さんになるためだと聞いたことがあります。
ちょっと時代錯誤かもだけど、お母さんは言葉で子育てをするため。
植地家の会話は未来を繋いでいくのですね。

娘さん面白い、そして植地さんの娘さんに対する感じ方も素敵。

素敵なお子さんたちですね。
周りに左右されることなく、
しっかり自分の感じていること、考えていることを言葉にできるって一番強いなと本当に思う。

これからの植地家にますます興味心身です♪

面白いでしょう。
ここまで来るのには色々あったけど、
自分の考え方がいかにちっぽけでいかにガチガチで、
つまらないものなのかってことを、
教えてもらっています。
それが毎日アップデートされるのがすごいよね!
永遠に学び続けるのがお母さん・・・

娘さん、哲学者のようですね。 読んでいた私もドキッとさせられました。 母の娘さんに対する感じ方も素敵です。
今が未来に繋がっています。娘さんが心踊った「かつて」が未来にも届きます様に。

本当です、こどもはみんな哲学者で詩人。
竜崎さん切り取って記事にして!

私は本当にたくさんのことを忘れてしまいました。
でも時々、みなさんの記事で、ふと思い出すことあるんだよね!
その瞬間が嬉しいな。

まず!!!すてきな写真すぎて泣ける!!!
日頃お母さん先輩としてしか見れない植地さんが、今の私と同じ時期があったんだなぁと改めて実感!!
当たり前なんですけど!なんだか泣ける!

娘さん、面白いですね〜さすが植地さんの娘さん!^ ^

そうです、飲み会に行けない時期もあったんだよ、私だって(笑)
あんなに引っ付いてきていた子が、今ではコンビニにお菓子買いにいこうぜって誘っても、
無視(笑)

負けないんだ~(笑)

いや、脇門家のあのきょうだい最強説出てるからね、今。
インパクト抜群だよ。

さすが娘ちゃん!!賢い!!!
歴史的瞬間を生きてると思うことはあれど、その感性はさすがですね。何もしてない事をしているのも、すんばらしい!と思ってしまう。
そして、この写真懐かしい!これ、見た記憶があります。ジーン。
植地さん、とっても忙しい母でしたね、忘れてました(笑)。とっても忙しいのに、異動前、アフター5にホテルへマッサージに連れて行ってくれたこと、今でも覚えてます。同じ立場に立って改めて感謝です。

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ABOUT US
植地宏美
お母さん大学横浜支局。 お母さん業界新聞横浜版編集長(2019.10〜2021.12)。 長女21歳、長男17歳、次男15歳。 お母さん大学をものすごく、楽しんでいます。 結果、 お母さんをものすごく、楽しんでいます。