お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

5人の天使。そしてできた夢。

かなり久しぶりの登校です。

いつぶりかと言いますと、去年の9月から不登校(笑)

その間、夫の両親と同居を始めたり、ハピママを抜けたりといろいろありましたが。

こないだ14日に3回目の掻破手術をしまして。

化学流産も合わせると、5人の赤ちゃんをお空に返してしまったことになります。

さすがに、妊娠を100%喜べなくなり、毎日毎日、幸せと不安のジェットコースターで、平常心でいるのが至難の技でした。

で、これがラストと思っていた妊娠だったので、心拍が止まってしまったのは、本当に本当に残念で仕方なかったですが、夫婦で話して、2人目は完全に諦めることにしました。

もう無理だねと。

調べても悪いところないし、原因は分からず。

ただ、やっぱりいい精神状態になかなか持って行けなかったなと、振り返ると思ったり。

いや、無理よ。

不安にならない方がおかしいし。

でも、2人目妊活たったの3年強ですが、本当にたくさんのストレスを抱えていたんだなぁーと改めて思うし、自分で、娘と向き合いながら頑張ってたよなぁーと褒めてやりたい気持ちもいっぱいです。

コロナで面会は出来ない病室にひとり一晩過ごして、娘の生まれてきてからの動画や写真を流し見てたら、もう一度子育てをやり直したいと思うことはひとつもなくて、思い描いたように子育てして来たなぁーと。

ひとり目育児で、ここまで満足出来る子育てはなかなか出来ないのかもとも自画自賛したり(笑)

いや、それだけ悔いはない子育てして来たんだな。

だから、子育てやり直さなくていいんだなと。

2人目なくても、後悔減るかなと。

自分なりに言い聞かせて。

 

そして、やっぱりずっと心から離れないのがさらに強く浮き彫りになって来た。

 

やっぱり、血は関係ない。

 

今、日本には、親と離れて暮らす子どもたちが約45,000⼈もいます。

その中で、家庭的養育を受けている子たちはたったの6000人程度。

たったの13%程度と、世界に比べてものすごく低い水準です。

 

私は、3人目の赤ちゃんを空に返した時、死ぬ思いをしました。

自然流産を待っていたけど、出血多量でショックで倒れ意識を失い、麻酔なしで掻破手術を受けて、また意識を失いかけました。

妊娠が怖いと、この時初めて思いました。

また赤ちゃん死んじゃったらどうしよう。

絶対、そう思うよなと。

その夜、真っ暗な病室で泣きながら浮かんだ言葉が、「血とか関係ないやん」でした。

夜間託児所してて、セカンドママを15年やって来て、今も保育士として保育所に勤めていて、ホントにいろんな子たちを見て来たけど、子どもはどんな子もかわいい!と思える私。

その時もひとり病室で降りて来た言葉が、“里親”でした。

その時は、夫も大反対。

「(亡くした)今、その話せんで。」

義母にもチラッと話したことあるけど、「里親はやめてほしい」とバッサリ切られて、それから、里親の話はしなくなりました。

でも、ずっとずっと心から離れず、里親会に参加させてもらったり、里親会の会長さんに相談したり、児童相談所に話を聞きに行ったりしてました。

今回、2人目を完全に諦めて、5人の里子を将来受け入れたいと、新たな夢が出来ました。

私、最近、本当にやりたいことなんだろうってずっと考えてて、やりたいことなくて夢とか持ててなかったんですけど。

子育てがしたい。

これに尽きる。と思って。

娘にもたくさんの兄弟姉妹を作ってあげたいという想いも叶えたいし。

だって、「にこちゃんのためには絶対になります」って、里親会の会長さんが断言したんだもん。

そうでしょ?

私もそう思う。って。

ずっとそう思ってて。

生まれて3年間託児所で過ごした娘の育ちはとてもとても豊かだったもん。

それは、私も娘も、夫だって知ってる。

しかも、家庭の温かさを必要としている子どもたちがそれはそれはたくさんいるので。

 

5人の天使とサヨナラした日。

私の夢がハッキリした日。

 

時間はかかる。

ゆっくりでいい。

でも、5人の天使ちゃんのことは忘れない。

そのために、私は里親になりたい。

 

これを宣言するために、久しぶりに登校しました。

20件のコメント

おはようございます!
大変な思いをされての登校なんですね。
わたしは、10年こどもができずに、毎日泣いていました。
流産も経験し、妊娠が怖く思ったこともあります。
里親登録して5才のこどもを預かる準備をしていて息子を授かりました。里親なる決心していたのに、息子と里子を同じようにできるか自信がなくなりその子を預かるのをやめました。
今でもその子がどうしているか、考えます。
わたしも血は関係ないと、考えます。
わたしは、子育てしたいんだ、と同じこと考えていました。

青島さん、おはようございます。
コメントありがとうございます☆
流産の話をすると、実は私も…って方が本当に多いことにビックリします。
日本人は特に、辛い思いを表に出しませんし、出しちゃいけないと思ってる。
辛いですよね。
青島さんも、10年大変でしたね。
そして、お子さんが2人いらっしゃるとのこと、よかった。
里親の登録もされていたんですね。
我が子だから大事。
よその子はどうでもいい。
そんなことはない。
子は宝。
どんな子も大事な大事な宝もの。
そんな気持ちがますます強くなっています。

はじめまして
私は4年子どもができませんでした。
夫と里親になる決心をし、市役所に話しに行ったら
何故か1人目を妊娠してました。
今は2人子どもいますが、死産と流産経験しました
私なんて大したことないかもですが
読んでて泣きました

私も里親になりたいと今でも思っています
血は関係ないと私も思っています
これを読んで私も里親になりたい思いを
再確認しました。
あー早くしないと子ども追いかける体力なくなっちゃうわ

愛さん
はじめまして。
コメントありがとうございます。
その時の気持ちが蘇って来ちゃいましたね。
辛い気持ちにさせてしまってごめんなさい。
私は死産は経験ないので、本当にお辛かったろうと思います。
なんか、タイミングってありますよね。
もういいや!って吹っ切って執着を手放した瞬間に、本当に欲しかったものが手に入る。
そんなこと、私も何度か経験してます。
里親になるのも、タイミングがものすごくあると思ってます。
あんなに反対だった夫が「里親のことはもう何も言わんよ」と言いました。
夫の両親の説得はかなりハードル高いですが、焦らずゆっくり時間をかけて里子を迎え入れる準備をして行こうと思ってます。

聖子さん、何度も読ませていただきました。
5人の天使、いつも聖子さんの傍にいるのですね。
そうして、教えてくれるのですね。

私は子育てをほぼしない母なのですが、子どもたちが大きくなって、その笑顔が見られた時は幸せだなぁと思います。
でも、それが子育てなのかもしれないなぁと最近思います。

聖子さん家族と一緒に暮らしてくれる子が、
少しずつ増えていくのかもしれないのですね。

私はその子育てを、時々教えてもらえたら、本当に嬉しいなと、
想像し感動しています!

植地さん、コメントありがとうございます☆
子育てをしない子育て…わかります(笑)
肩の力を抜いて、しっかり子どもたちを見ているお母さんの表現ですね(笑)
私も、娘の笑顔ですべてが吹き飛ぶほど幸せになります。

里親のことは、ひとつずつ出来ることをやって行って、ご縁があれば迎え入れたいと思ってます。
その時は、書ける範囲で発信して行きますね(^ ^)

齊木聖子様

ずっと、お母さんに夢をずっと聞いてきた時代がありました。
お母さんたちに夢を聞くと、お母さんたちが笑顔になってくれるからです。
でも、ある時、お母さんの夢って何だろうと思う日がやってきました。

今、聖子さんと、お母さんの夢について、語り合いたくなりました。

5人の天使たちが、母なる聖子さんに、溢れる愛を贈ってくれた。
その愛が、にこちゃんや、未来の子どもたちに注がれているのでしょう。

コロナ中に、私もいろいろ考える時間があって
調べているうちに、里親制度の情報にたどり着きました。
乳児院に溢れる子どもたち。
今、お母さん業界新聞社で、何ができるのだろうか。

聖子さん。
今は、自分自身の体を労わってください。
聖子さんの心と体が元気であることが、夢への一歩です。
にこちゃんのためにも、
そして、未来のためにもね。

久しぶりの登校、うれしかったです。

聖子さんと、
お母さんの夢について語り合える日を
楽しみにしていますよ。

藤本さん、にこの手紙届きましたか?
藤本さんからハガキをもらって私もにこも嬉しかったです☆
そのハガキをもらって返事を書くまでに手術したので、遅くなりましたが。

私、夢は無理矢理作るもんじゃないなと、最近思います。
まずはニュートラルに心もカラダも持って行って、時が満ちたら湧いてくるものかなーと。
そんな夢は絶対叶えたい!とか力入らないし、自然体で見る未来なので、実現して行くんだと思います。
私が5人の天使からもらった夢は、もうそこしかないなという夢で、まだ心と体が万全ではないので、もしかしたら間違いなのかもしれないけど(笑)
でも、よく眠れるようになりました。
緊張はしなくなりました。
リラックスしていると思います。

お母さん大学のみんなが里親に向いてると私は思います(笑)
みんな、少しでも里親に興味が湧いてくれたらなという気持ちもあって、書きました。
不妊治療で何年も悩んで苦しむより、産まなくても子育てが出来るという選択肢があることも、知って欲しいなと思います。

届いてよかったです。
にこは、1歳頃から字に興味があり、元を辿れば私が新聞を書いているからです(笑)
私が新聞を書いてるのを見て、昔からよく真似してました。
まだ字を覚えて欲しくないという気持ちもありますが、本人に興味があるのでこの字なーに?とガンガン聞いてきます(笑)
ひまわり、喜んでもらえてよかったです。
にこにも伝えたら、ニヤリと笑って「よかった」と言ってましたよ☆

聖子さん、こんばんは。
聖子さんは大きい。本当に大きい。そう思いました。
これから聖子さんとにこちゃんと暮らすだろう、お子さんたちのことを想いました。
うまく書けないけれど、言葉が見つからないけど、じわっときています。

さちえさん、いつもありがとう!
とりあえず、6月の基礎研修行ってきます!(笑)
出来ることをしつつ、壁が出来たらその都度感じて考えて、みんなが笑顔になれる方法を考えてみる☆

聖子ちゃん、登校してくれて嬉しい。
そして、泣いちゃった。
夢を見つけた聖子ちゃんは本当にすごいと思う。
夢が実現しますように。
まずは身体をね、休めてね。
夢の実現のためにもね。
私からのお願いです。

ぴぃさーん!いつもありがとう!
本当にやりたいことって、やっぱりそこだなぁーって思ってしまったので…。
私、思ってしまったらやんなきゃ気が済まない性質で(笑)
まぁ、出来ることをひとつずつやってクリアして行こうと思ってます☆
コロナ自粛でだーいぶ休ませてもらってます☆

聖子さん、お久しぶりです。
じっくり記事を読みました。
私も、経験は違えど、(これは何の試練だろう)と、
神様に何度も訴えながら泣いた日々がありました。
「里親」は私の心にもずっとあるキーワードの一つです。
子どもは社会の子。我が子も誰かの子も。
お互いに、どんな形で子ども達の命の育に関われるか
ゆっくり話したいです。

今は、どうぞお身体を大切に。
また、会いましょう‼︎

香織さん、お久しぶり!
香織さんはホントに、真っ暗闇を経験してそこから光に抜けた経験してるから、ものすごいことだよね。
香織さんの経験が誰かを救うって、そう思う。
私の経験もそうなればいいな。
子どもは社会の子。まさに。
私は私が出来ることを私らしい方法で、やってみたいと思います。
きっと、またどこかで(^ ^)

聖子ちゃん、おはよう。久しぶりやん。(わたしも久しぶり汗)
ずっと気になってた。
ここで会えて嬉しい。
わたしも里親のことはずっと思ってる。
説明会すら行けずなかなか前に進まんのやけど。

かけたい言葉はいっぱいあるけど、
今はただ、聖子ちゃんが元気でいられますように。
聖子ちゃんの夢が叶いますように。
毎日遠くから祈るよ。

瞳ちゃん、ありがとう☆
瞳ちゃんも里親のこと考えてたんだね!
瞳ちゃんは妊娠のハンデありながら、3人の出産!
ホントに奇跡(*^^*)
それこそ、誰かを救うような経験してると思う。
不妊治療は名古屋がいちばん有名だって、不育症調べてて知ったよ。
近くに信頼出来る先生がいたら、私も違った人生だったかもって思ったりするけど、それも運命。
私の魂が望んだことがあるのかも。
里親の基礎研修、とりあえず6月受けてみます(^ ^)

聖子さん
あれからずっと気になりながらも、壁を乗り越えるのが聖子さんだからと思い続けていました。
久しぶりの記事を読んで、ああ、やっぱり行きつくところがあなたらしいと思いましたよ。
導かれているという感じすらしています。
今、私のところには娘と孫が4ヵ月滞在してようやく15日に戻ることが決まりました。
娘もあなたの記事を読みながら「お母さんも若かったら同じように里親希望したりするやろ」と言いました。
無力な思いを持ちながら、自分のできる道で何ができるかを探していることを知っているからでしょうね。
今またコロナ問題でこれから厳しい世界に投げ出される親子が増えていくことも予測しながら
私達は個人として何ができるかをそれぞれが考え続けていく時代になったと思います。

みっこさん、お久しぶりです!
遅ればせながら、お孫さんの誕生おめでとうございます。
ずーっと一緒だった孫ちゃんが離れてしまうのは、寂しいでしょうね。
私も、最近はにこが子どもを産んでおばあちゃんになるのを想像したりします(笑)
これは想像で、夢ではありませんけど(笑)
コロナでDVも虐待も増えるのは間違いないと思っていました。
今、脳や内臓のことをいろんな視点から少し学んでいるのですが、現代は人間の脳を使いこなせている人がものすごく少なくなって来てることに気づきました。
そんな人たちが暴走してしまって、世の中おかしくなってしまう。
人間脳は闘わない脳。
建設的に解決策を、いろんな人と交わる中で見出だす脳です。
これからしばらくは、〝人間らしく〟が私のテーマです。

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ABOUT US
齊木聖子
25歳で夜間託児所を開業、10年セカンドママやったのち電撃結婚、出産して念願のファーストママになりました。 セカンドママ業にも限界があると感じる昨今。 違う形で、私の活かし方を考えています。 プロフ写真は娘が撮ってくれました☆