「パリピな曲だから4番にして」
車のなかでは母がお気に入りのJ―POPをかけているのですが…。
気に入った曲はリピートして聞きたがる息子。
パリピ、とは partypeople がパーリーピーポーと聞こえるところから来た言葉だそうですね。四十路母は確認のため、Google先生で調べました(笑)
大好きなクリエーターさんたちの動画で登場する「パリピ♪」。
息子はこうした大人が使うような語彙を好んで、すぐ覚えます。そして、不思議と使うタイミングや使い道もぴしゃり。
話の流れや雰囲気を捉えているんでしょう。パリピに限らず、息子の語彙に驚かされ、そして使うタイミングの良さに唸らされています。
しかし、息子の特性は面白い。
家族の話の流れで、テーブルの上においてある物を指差して「ゴメン、それ取ってくれる?」と頼んでも、その「それ」が全く掴めないんです。
「パリピ」は的確に掴めるのですが、単純な言葉の解釈の方が息子には難解のようです。
テーブルに乗ったものが複数あると、指定された物だけを一つフォーカスしてみることが出来ません。
複数の品物が全部同列に捉えられていて、指し示されたものがどれか探せないらしいのです。
普段私たちには、示されたものを無意識に視界の中で絞り混んでいます。特性のある息子にはそれがないため、具体的に指示が必要です。
短い言葉で、具体的に。
ついクドクドしゃべりがちな母は、箇条書きをイメージして話すようにしています。
あれ、それ、これで何となくわかっていく世界が日本語の曖昧な世界にありました。
それが最近では通用しなくなってきたのは、多様化社会になったからでしょう。
ものには単語がついているわけで、相手にしっかり通じるためにも大事なことだと
私たちは今気づきはじめたように思います。
佐伯さんはそれをこどもさんから修正してもらえるんです。
しっかり伝えることは、私たちが今まで訓練を受けてきていないことにも気がつきますね。
ありがとうございます。
そうですね、よく療育で言われるのは
仲良くしさない、ちゃんとしなさい、早くしなさい…
つい言いがちですが、言われた方はどうすればいいか解りますか?と。
仲良く、ちゃんと、とはなんぞや。
どうすれば仲良くなのか?
ちゃんと、って何をどうするの?
息子たちには、何をどうするかという言葉がなければ、イメージできません。
空気を読む、周りを見て真似をすることはできません。
けれど、親はつい乱発していますよね。
特性によって、親も具体的に話す。わからないことを調べ、彼等にも解るような言葉に変換して説明する。
一手間も二手間もかかるけれど、親自身も理解したつもりで、実は解っていなかったことを見つけて貰えてますね(^-^)