私のお財布には、いつも絆創膏が入っている。
子ども達が小さい頃は、
ちょっとしたケガはもちろん、
ときには機嫌の悪ささえも
「ペタンする?」(絆創膏を貼ろうか?と言う意味)
の一言でコロリと気分が変わる。
絆創膏は魔法の道具だった。
先日、小学低学年の子が指先をちょっとケガして
「痛い」と言うので、
「絆創膏いる?」
と聞いてみた。
うなずくその子の目の前で、
自分のお財布の中をゴソゴソ・・・
なんと、アンパンマンの絆創膏が出て来た!!
何コレ!?
懐かしいなぁ~~・・・
まだこんなの持っていたんだ!
久々のアンパンマンとの再会に思わず嬉しくなっちゃって、
その子に
「アンパンマンにする?」
とその絆創膏を見せると・・・
「しない」
とあっさり振られた・・・。
なので普通の絆創膏をしてあげた。
この子だって、ちょっと前まではアンパンマン好きだったはずなのに。。。
もうアンパンマンの絆創膏は使わないのか・・・
なんだか寂しく感じた、アンパンマンの絆創膏。
でも、私のお母さん心をムクムクさせた絆創膏。
アンパンマンの絆創膏。
お母さんのたくさんの想いを貼ってきたんだろうな。
うちはまだ2番目がアンパンマンラブなので
「ここいたい。ばんこーこーちょーだい‼︎」
と言ってきます。
アンパンマンの絆創膏、プレミアムだと思うけどな。
普通の絆創膏より高いんでしょ?って関西おばちゃんになった感想です。
甥の子どもが、3歳ごろまでちょっとしたことでも絆創膏を要求した時出てきたのがアンパンパンでした。
その時の私の思いは「うわ~余計なもの作ってくれているんだな。私なんかふ~ふ~して終わりだけど・・・」でした。
経験した後では原始世界には戻れないしね(笑)
絆創膏といえば、バンドエイド。
重宝しましたね。今でもバックに入っています。
当時は、まだ高い高級品でしたね。
傷が無くてもご機嫌が悪いと「貼って!」ってね。
セロテープでも納得してたから不思議!