お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

うどん、2本分やね。

幼稚園の周りのお友達と歯が抜けて生え変わる話をよくしている娘。

あの子は1本、あの子はもう前歯全部ないとか、成長度合いがそれぞれなのを聞いていた。

4月生まれで成長が早く1番背の高い娘は、当然自分が1番に歯が抜け大人になると思っていたようで、鏡を見てソワソワ。

今年の初夏に初めて下の歯が抜けた時は大騒ぎ。そして、その隣からは歯茎から大人の歯がもう出てるからと、歯医者で乳歯をスポン!と抜かれてウォンウォン泣いていた。

夏ごろからぐらついていた上の歯がようやく抜けてしばらく経った。下の歯もゆっくり生えてきていた。

「こっちもグラグラするんだよね〜」

鏡をみてにらめっこ。グラグラするけど、自分で抜いてみようとか、舌でいじって抜いてみようとは思わない小心者。私もふーん、くらいで話を聞いていた。

そして習い事に娘を連れて行っていた父から連絡。

「歯が抜けた。うどん2本分通るって言っとる!」

帰宅した娘の歯を見て、納得。今回は綺麗に抜けたのね。うどん2本分、通りそうやね。

次の春は小学生。早い。

幼稚園に通う毎日が怒涛の様に過ぎ去るなかで、もう少しゆっくりの成長でもよかったなぁなんて、贅沢なこと考えてみたり。