お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

文明の利器から解放される日

去る12月上旬頃、知り合いの提案で「デジタルデトックス&ノーライト」をしてみませんかという事で、やってみました。

最初はちょっと腰が重かったのです。
なぜなら、私は毎日PCやタブレットを開けるのが当たり前の日々。
それができないなんてー、と「明日デジタルデトックスするから、今のうちにPC見とくー」と旦那さんに宣言するほど。(おいおい)

前日には、子ども達にどういう趣旨か話して、どういう風にするか相談。
お母さんが考えてた概ねのプランは、週末の夜、夕食後はデジタル機器は触らない、夕食やお風呂に入る時キャンドルを使ってみることを提案してみました。

子どもの反応は、「ろうそく、怖い」。
そうやんね、そんな生活した事ないもんね。
でも、「お母さんも一緒やから大丈夫」と、このプランで行く事に。

実は、私はキャンドル好き。
独身時代にためてたキャンドル、使わずに新品のままあるキャンドル、ワークショップで作ったキャンドル、色々ありますが、ある程度の時間の長さ、使えるキャンドルを厳選し、食卓へ。子ども達もこの年になったから、「危ない」とか気にする事なく使えるようになったな~。打ち合わせ時は怖いと言っていた子ども達も、「生活団のクリスマスみたい」「赤毛のアンがろうそくの光で本を読んでた」と思い出して、雰囲気を楽しみました。

ろうそくの明かりが頼りだと、てきぱき動けない分、動きがゆっくりになって、心が落ち着きました。(食べこぼしには気付きにくいですが。)

夫は「中途半端な光だと疲れる」と言ってましたが、それはろうそくで疲れるのでなく、いつも疲れてたのに、電気ついてると昼間の感覚で気を張ってるから疲れてるのに気付かないのでは、疲れてるのに気付いただけ良かったと気付きました。

夕食後は、ろうそくをお風呂に移動して、キャンドルの明かりで入浴。
「いつもみたいにジャバジャバお湯かけたらあかんで」と言ってたら、難しいとなって、もうその日はお風呂に浸かるだけで良いという事にしました。
それにしても、豊かな時間。

ろうそくの光で緩やかな気持ちになり家族で早めに寝ました。
いつもは子どもが先、大人は後から寝るというスタイルでしたが、久しぶりに大人も早く寝たので、子どもも喜びました。

こうやって、キャンドルを使うだけで、豊かな時間やゆとりって作れるんだなと感じました。
子どもは月3回くらいしたいって言っています。

4件のコメント

戸﨑さん

はじめまして

暖かな光に包まれたのんびり過ぎる家族の時間ですね。素敵です。
慌ただしい大晦日、お節料理をせっせと作る中、心の安らぎをありがとうございました。
束の間、ソファに座って、この淡い光に遠い記憶を思い出していました。

私の育った北九州市では、よく台風通過の際に停電しました。
その時は決まって、母はカレーを作り、ろうそくの揺れる炎の中、カレーを食べました。
怖い思い出よりも、家族で食べたおいしいカレーの思い出となったことを。が思い出されました。

SNS依存症のような高校生以上の家族(旦那は携帯ゲーム依存症)、文明の利器から解放されたらどんなに有意義な時間を過ごせるかな・・・
いつもそう思っています。

田端さん、初めまして!
北九州ではよく停電したんですね。その時にはろうそくを使っていたなんて。
災害時なのに、なんだか素敵な思い出ですね。
大人も心細くなりそうな災害時でも、親御さんも子供時代の田端さんの姿に励まされたでしょうね。
SNS依存症分かりますー。これは依存症の本人が言い出さないとなかなかデジタルデトックスできないですね。うちも、お母さん(私)が一番必要で、癒されました。

携帯を忘れて出勤すると、なんだか落ち着かないけど、そのうち携帯の呪縛から逃れ、すごく楽になって解放された気がしました。

でも、重要な連絡があったかもと帰宅後慌てて携帯を確認するも、なーんもなかったってこと…よくある話で。

デジタルデトックス、やりたーい。

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ABOUT US
戸﨑朋子
MJプロ。 12歳(小6)と8歳(小3)の女の子がいます。 子どもが生まれて、今までに感じた事のない気持ちやを感じて幸せだったり、ダメな自分を突き付けられる思いがしたり。 何があろうと思うのは、子どもが生まれて良かった。 色んな思いを綴れたらと思っています。