お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

この気持ちに至るまでに。

長男がアトピーと診断名が下されたのは3年前。

どんどん悪化し、治療が上手くいかず

親子で苦しんだここ1年。

意を決して秋に転院。長男は重度のアトピーと診断されました。

なかなか治らず、全身状態が悪くあちこち傷だらけ

親子で寝れなくて、泣いて、とっても辛かった日々。

「ここ痒いの。なでなでして。」

「かーたんのお手手が一番気持ちいい。」と。

その言葉に涙しながら闘っています。

 

やっと出逢えた皮膚科の先生。

「息子さんも辛かったけど、お母さんもたくさん悩んだんじゃないですか?

今まで大変でしたよね。一緒に治しましょう!」

その言葉に涙が溢れました。

治療を任せてもらえませんか?と言ってくださり、

よろしくお願いします。とすがる気持ちで頭を下げました。

 

そして年が明けて先日、次男も痒いところに手を伸ばすようになったので、長男と共に受診。

結果、次男もアトピーの診断に。

心づもりをしていたので、ショックというより、

そうか!これは兄弟2人とも一緒に治すしかないな!と決心しました!

 

そして次男、いちご状血管腫という3センチ程の赤いアザを背中にもって生まれてきました。

アトピーの診断と共に先生から

「この背中の血管腫、どこかで診てもらってる?」

実はと話を。

生まれてすぐに治療は、早ければ早いほどいいと説明を受けたので、紹介状を持ち大きな病院に生後1ヶ月で受診したこと。

自然治癒します。と言い渡されたこと。

本当にこのままでいいのか?

着替えのたびに、背中どうしたの??と聞かれることもあり、心のどこかで引っかかっていたこと。

早く自然治癒しますように。と願って過ごしていたことを話しました。

 

「そうだったんだね。。

産後すぐに動いたんですね。心配したよね。

これね、治療をしてもいいと思います。すぐに治せますからね。もちろんこの状態、自然治癒もゆっくりとしていくと思う。だから安心してね!」

あの時の私が欲しかったもの。

親身になってくださったその言葉と対応でした。

はじめて血管腫を目にした時、お腹の中で何かがあったんじゃないか?大丈夫なの?どうして?なんで?という気持ちに。

長く長く待った病院。でも診察はほんの一瞬。

こんなに赤いのに?本当に治るもの?

気をつけることはないのか?

自然治癒とは?どのくらいの年月をかかるか?

周りの同じ症状の子は治療したのに?

うちの子はなぜ?

思い浮かぶ質問もなに一つ聞けないまま終わってしまった診察。

生後1ヶ月の次男を連れて、病院の待合室で1人で泣いたあの日の私に。

大丈夫だったよ。心配したよね。

そう寄り添って背中を撫でてあげたいな。

今月号の特集で、一人で悩まないで!苦しまないで!と先生方から言っていただけたことに、周りの方々がいつも気にかけてくれていたことを改めて思い出しました。

子どもたちは、自分よりも大切で。

どうにかしてあげたい。出来ることなら代わってあげたい。

心配で一緒に辛くなることも沢山あるけれど、息子たちを想う気持ちは誰にも負けない。

この気持ちを大切に、これからも息子たちに寄り添っていこうと思っています。

 

22件のコメント

読んでいて涙が出そうになりました。
子ども達が辛い思いをするのは自分が苦しるより辛いよね。
でも「かーたんのお手手が一番気持ちいい。」ってお子さん方には千尋さんの思いも優しさも、ちゃ~んと伝わってる。
千尋さん、今まで辛かったね、よく頑張ったね、そして優しい先生方に出会えて良かったね!早く良くなることを祈っています。

だいぶ前向きに書きましたが、書いては消し、書いては消し…
泣きながら書きました。
共感してくださって、優しいコメントに心が救われました!
ありがとうございます!

思わず泣いてしまった。
あのね、私もね、長女はアトピーまで行かなかったけどかなりの皮膚の弱さでした。
生後一年間は顔がとにかくただれていて、ステロイドも使って、
あんなにかわいいと思いながらも、撮った写真はほどんどお顔が真っ赤っか。
血が出るまで毎日掻いてね。腕も足も掻かないようにグルグル巻きにしてね、
掻いたら叱ってさ。
「大人になっても残っちゃうよ!」って。
脅しだよね。

岸ちゃんはとてもやさしいお母さんです。
きっと良くなるよ。
この記事は、お子さんたちだけではなく、たくさんのお母さんの心にも寄り添っているよ。

わたし版には辛いこと書いていかけれど、今回は思い切ってWebに書いてみました。
植地さんとお子さんのお話も伺えて、自分だけじゃない!と感じました。
貴重なお話ありがとうございます。
優しくないんです。。
もう掻かないで!!夜中の掻きむしる凄まじい音に大きな声で怒って閉まったり、自分で保冷剤持ってきて!!と言ってしまったこともあります。。
でも治してあげたい!心の余裕は、きっとこうやって皆さんに聞いてもらうことで頑張れるんだなと感じます。
いつもありがとうございます!

岸さん 胸の内、こうやって共有してくれてありがとう。辛かったね。きつかったね。いつも明るい前向きな岸さんの笑顔しか知らなかったので、記事を読んでビックリしました。でもこういう日々があるからこそ、きっと岸さんのあの優しさがあるんだなとも納得でした。息子さんたちはきっとそんな岸さんだからこそ、岸さんのもとにうまれてきたのでしょうね。お母さんの手が一番きもちいい。
きっと、大きくなっても、子どもたちの根っこにいつまでも残っていくでしょうね。
同じ思いをしているお母さんたちのためにもシェアさせてくださいね。必要な方に届きますように。

みなさんにお会いできる時は、いつも元気をいただいています。
とても楽しいです!でも、よく知ってる方からは、泣き虫な岸で有名です。。
池田さんのコメントを読んでこっそり泣きました。
どうしてぼくだけこんなに痒いの?と息子に言われた時、私のせいだ。と思ってしまったんです。
岸さんのもとに生まれてきたのでしょうね。そのコメントに、そうかー!!と心に響きました。
いつも元気をありがとうございます。

岸さん

辛そうなお子さん達に笑顔で、時折涙を流して、寄り添いながらの治療。
想像するよりずっと大変なんだと思います。
妹がアトピーでアレルギー持ちでした。母が色々な皮膚科や小児科に行くのに私も付き添ったのを思い出しました。真っ赤な頬に薬を塗っていた母は岸さんと同じ気持ちだったんだろうなぁ…。妹は治療の甲斐もあり、成長と共に症状は改善しました(^^)
想いをシェアしてくださってありがとうございます。
母の気持ちに気付かせてもらいました。
たくさんのお母さんに勇気と心の支えになりますね。

実はこの記事を書いてから、アトピーに加えとびひとヘルペスになり。これでもか!!という感じです。。
が!前向きなのは、みなさんのあたたかいコメントなんだと思っています。
妹さんやお母さまのお話をしてくださってありがとうございます。そして息子も同じように治っていくといいなと気持ちが明るくなります!
もれなく次男も付き添い要員でして。
この家族で乗り越える経験を通して、相手の気持ちに寄り添える子になっていくといいなと思っています。

千尋さん、書いてくれてありがとう。
優しいお母さんだ、ほんと。
私も、植地さんと同じで、実はよく叱ってた。
「かくなー!」って。
ひどいよね。
アトピーの痒みって、体の中から湧き出るような猛烈な痒さなんだよね。
私も子どもの頃、ひどい小児アトピーだったから、気持ちをわかってあげられるはずだったのに。
今でも申し訳ない気持ちでいっぱいです。
けど、対応するお母さんも正直辛いんだよね。
血だらけのパジャマやシーツ、掻きむしって剥がれ落ちた皮膚がたくさんついている布団・・・
毎日毎日、ため息つきながら、こんな日々はいつまで続くのだろうと、洗濯しながら泣いた日々。
ネットであれこれ調べて、良さげなものを片っ端から買ったりして。
(しかもああいうのって結構高い)
そして、信頼出来る先生に出会った時のその安堵の気持ち、本当によくわかります。
ガチガチになっていた心がすーっと解けるというか。
いい先生に出会えてほんとによかった。

いつも相談にのってくださる天野さんに、たくさん助けられています。
優しくないんです。
怒ってしまい親子で荒れ、帰宅した旦那にどうしたの!と驚かれることも多かったです。
どう付き合っていけばいいのかわからなくて、どうにかしたくて色々なことを調べ、もっとわからなくなったり。
いつも抜け出せないトンネルにいました。
一晩中付き合った朝の疲労感。ちょっとよくなった!と思ったのに、あっという間にひどくなってしまう絶望感。
よくなって欲しくて、掻かないで!これはダメ!と規制をしてしまうことも。。
まだまだ悩みは尽きないけれど、わが家にあったものを探しながら、一歩ずつ進んでいこう思います。

本当に、大変な思いをしてきたんだろうなと思います。話してくれてありがとう。
病院の先生に言われたことに、聞き返すこともできずモヤモヤした経験、私もありました。母になんで聞かなかったの?と言われて苦しくなったこともありました。
なんか、背負うもの大きいですよね。独りで頑張らないでね。一緒に子育てしよう(^^)

病院に心配で連れて行くけれど、うまく伝えられなかったり情報を一瞬で処理できない時もあります。
メモを取りたいけど、取れない時も。
共感するって、相手を想うことなんだなと改めて感じました。
安達さんの“独りで頑張らないでね、一緒に子育てしよう”の言葉に記事にして良かったとホッとしました。
ありがとうございます

今日は一日お疲れさま。
読んでる途中から涙がポロポロだよ。
どれだけ苦しく悩んで寝不足な日を過ごしてきたのか、想像してもできなくて。でも、息子くんのセリフや、ちーちゃんが泣いてる姿を想像すると、一緒に泣ける。
対談の日も、苦しい心が少し解放された姿を見て、私も本当に嬉しかった。1月号もこの投稿も、同じように苦しんでる人たちに届きますように。

もうすぐ5歳なのにいつまでも新生児並みの細切れ睡眠…
もう限界だよーー!と泣いていたけど、まだまだできることはあるんだなと感じられたよ。
一緒に泣いてくれて、想ってくれて、ありがとう。
同じように悩んでいる方がいたら、私がここでいただいたコメントに支えられたように、一緒だよ!一緒に乗りこえていこう!って話したいな。

気になって読みにきました。
辛いね。長いよね。こんな日がいつまで続くんだろう、と考えるよね。
病院の待ち時間って、なんであんなに長いのか。
大きい病院に行くほど、待ち時間も比例して長くなる・・・。
私も生後10日の長男をドキドキしながら、母親と二人で総合病院を受診したことを思い出しました。
こんなに小さいのに長時間車に乗せて大丈夫!?
こんなに泣かせて大丈夫!?
先生を信じるしかないとわかっていても、辛いものは辛い。
自分の無力さをまざまざと見せつけられ、それがまた辛いよね。
私も息子二人を寝る前に、よく痒いところをさすっていたな・・・。
寝る前は特に痒くなるんだよね。次男は未だに膝裏が痒くなるんだけど。
お母さんの手は魔法の手。だからきっと気持ちがいいんだね。
この記事が、きっとたくさんのお母さんの希望になるよ。

先生を信じるしかないけれど、辛いものは辛い。
本当にそれです。
私には何ができるんだろう。どうしたらいいんだろう。心を保つのも必死でした。
自分の心が折れたら、この子はどうなるのか…?
子どもたちのケアはもちろんのこと、自分のケアもしないと。
やっとそう思えました。
お母さんと子どもたちやっぱり繋がっていますよね。
智原さんのこともお話してくださってありがとうございます。

岸さんの明るい笑顔のかげに、そんな辛いことがあったんですね、、痒みはほんと辛いと思います、、お母さんもお子さんもほんとにがんばってこられてて。。お医者さんを信じるしかないけど、ほんとにいいの!?って気持ちも、とーってもよくわかります。。

我が家は夫が重度アトピーだったそうですが、今ではアトピーだったと聞かなければわからないくらいに良くなって、食生活も何も気にせずにいれています、そして乗り越えたからか、メンタルもだいぶ強い。だってこの私相手に結婚できるんだから笑

信頼できる先生や周りの方がいらっしゃるから。

大丈夫!絶対によくなるって、私も信じて念を送りますーーー

気持ちのジェットコースターにのっています。
旦那さんのお話しありがとうございます。励みになります!!
そうか!メンタル強くなるんですね!ってことは私も最強になれるのかもしれない!!
信頼できる先生に出会えたことも、周りの方がいらっしゃるのも、この場があることも。とても大きいです!
苦しい期間はまだあると思いますが、信じて福田さんの念も受け取って!乗り越えていこうと思います。

私が初めて印象に残った場面は、2019年の乾杯の日の昼で全国から集まって来たお母さんがいて、幼い子の一人にアトピーが少しだけ目立つ男の子がいるな、でした。
その時にはまだ岸さんのお子さんだとは結び付いておらず、少しずつ記事の中に写真が入ることで結び付きました。
でも、それでも今回のような辛い感情まではだされていないように思っていました。
初めてここに書かれたというのも、MJ講座を受けられ書くという勇気につながったのではないかなと思いました。
人に聞いてもらったり、書いてコメントをもらいながら自分の感情を感じることができますね。
大事な感情を否定せず感じて味わってこそ、前に進むことができるはずと思います。
辛いのは我が子、それを見る私、そしてそれを共有できる場があって自分だけではないという共感。
これからも仲間と一緒に子育ての輪を広げてください。

みっこさん!息子のことみてくださっていたんですね。
乾杯の時は顔や手に出ていた時期で、汗をかくとガリガリ掻いていた時期でした。
実はわたし版にアトピーのこと少しかいていました。
今月の特集対談で先生方に話を聞いてもらえる機会をいただき、今の皮膚科の先生の診察してくださる姿に少しづつ気持ちが前向きになりました。
“人に聞いてもらったり、書いてコメントをもらいながら自分の感情を感じることができますね。
大事な感情を否定せず感じて味わってこそ、前に進むことができるはずと思います。”
本当にそう思います。辛くて目を逸らしたくなることも多く
書くことに何度も迷いましたが、お返事をしながらダメな自分や苦しんでいる息子にも向き合っていきたいと思えます。
そして同じような気持ちの方がいらっしゃったら…私もそうだよ!うんうんと話を聞きたいです。

岸さんこんにちは!最近、息子くんがアトピー疑いです。そういえば…と思って遅くなりましたが記事読みにきました。
コメント欄の気持ちのジェットコースター、分かります。
私も症状の変化とともに気持ちが変化して、余裕がないときは娘にもあたっちゃって情けない限りです。まだ軽度で顔に出ない分、日中は忘れられるのですが、おむつがえやお風呂は憂鬱になります。不安げな顔を子供に見せてるんだろうなぁとまた不安になります。だからしっかり向き合おうとしてる岸さんは本当にすごいし、頼もしいです。

娘もいちご状血管腫ありました。3cm程の小さなアザで、一回の施術でよくなり今は全く分かりません。私の場合、見つけた助産師さんが「天使の羽を持ってきたんだね~」と言ってくれたのでネガティブな気持ちを立て直せてラッキーでした。それでも1つ目の紹介先はどうしても私が好きになれず、医者探しをしたのを思い出しました。

私のことばっかりで申し訳ないですが、モヤモヤ吐き出させてもらいました(^^;3月のセミナーも参加されますか?モニター越しにエール送りあいましょう!(笑)

木綿さん!!今頃の返事ですみません!!!
思い出して記事を読んでくださったんですね!ありがとうございます!
なんとかしてあげたくて、心配で、憂鬱になりますよね。
余裕がなくなるきもちもわかる、わかる!
病院や、治療も子どものことなので、母の直感は大事だと思っています。
まずいラーメン屋に行かないのと一緒だよ。←2月の健康セミナーで歯科医の井出先生がおっしゃっていました。
しっくりくる言葉や信頼できる情報を見極めてるんですよね、私たち。
吐き出して、たくさん話そう〜!
コメントくださって嬉しかったです!
来週、モニター越しでお会いできるの楽しみです!!

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ABOUT US
岸千尋
https://www.okaasan.net/author/kishichihiro/ 小中高と横須賀で育ち、父の転勤で東京へ。縁あって横須賀に戻ってきました! 小3・年長•1歳、3兄弟の母。MJプロ。 最近家から見える東京湾の海に出入りする船を眺めることに癒されてます。 いつも息子たちを追っかけて、泣いて、笑って、忙しいけれど、あっという間の日々を残して行きたいです!