お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

やってしまった(>人<;)

やっちまった(>人<;)

車で寝てしまったイチカさん。

寝てる間に荷物を取りにいこうと

ちょっと自宅に戻った。

雨も降り出したこともあり、

今のうち〜〜と、

涼しい日だったので、

窓を少し開け、車に寝かせたまま。

さて、車に戻ろうとすると、

マンションの玄関口に、

裸足のイチカと見知らぬおばちゃんが立っていた。

とても気の優しそうなおばちゃんは泣きじゃくっているイチカを私にたくすと、何にも言わずに行ってしまった。

車の中で目が覚め、

私がいないのがわかり、

自分から車のドアを開け、

裸足で出てきたところを

先ほどの方が声をかけ話を聞いてくれて、

マンションの前で待っていてくれたみたいでした。

ありがとうございます。

ありがとうございます。

ありがとうございます。

命があってよかった。

何事にもならなくてよかった。

たくさんたくさんの「もしも」を想像しては、

イチカに謝った。

一日中、気もそぞろだった日。

子どもたちのこと、そっちのけだった日。

思いっきり怒られてもいいようなことなのに、

黙って去っていかれた方に

もう一度会い、お礼を言いたい。

ほんとにありがとうございました。

そして、次の日の朝、イチカが熱を出した。

久しぶりに私の膝に頭を乗せ、

そのまま寝てしまったイチカ。

おっぱいをあげているときは毎日こんなだったなぁと思い出した。

早く社会復帰したくて仕方なかったあの日。

おっぱいをあげていても気持ちは違うことばかりに向いていたあの頃。

お母さん大学に出会い、お母さんを感じてペンを持ちはじめて、その気持ちが変化していった。

今、この瞬間が愛おしくて愛おしくて仕方なくなった。

久々のイチカの熱は

お母さん、お母さんだからこそできること、やり方があるよと教えてくれているみたいだった。

今、、できること

子どもたちがいつも気づかせてくれる。

これからも失敗するし、

見失うことがあるかもしれない

でも、目の前の子どもたちをギュッと抱きしめて進んでいこう。

熱が下がり、だいぶ笑顔になったイチカ。

あなたの笑顔が私の元気の源なんだから。

 

10件のコメント

池田さん
何事もなくて、よかった、よかった。
本当によかった。
後から思い出してもドキドキしてしまう
こんなことを私も経験したことがあったっけ。
イチカちゃんの笑顔も戻ってよかったね。

この出来事、3者の気持ちが痛いほど伝わってくる記事でした。

彩さんのすぐに戻ってくるから、眠った間にと車の窓を少し開け・・・
まさかすぐに起きるとは思わずに・・・
わかるな~

でも子どもってそうじゃなかった!
母がいなくなった気配を寝ていながら感じ取ったんかな・・・
自分の存在を泣きじゃくりながら出していた姿に生命力を感じます。

そこに気が付いたおばちゃん。
藤本さんはおばあちゃんって書いてますけど(笑)
おばちゃんはきっといちかちゃんに声をかけて落ち着かせながら彩さんの登場を待っていたんだろうね。
ほっとけないおばちゃんであり、彩さんを見てホッとしてそこには何も言わなくてもいいというものを感じて
去って行かれたであろうおばちゃんのカッコよさ。

うん、おばちゃんの登場で救われましたね。
今は子どもが事故に巻き込まれる時代に日本もなってきているので、それは負の国際化の面をも認識していく
必要性も感じながら、それでも日本人の優しさをとことん信じたいと思いますね。

いろんな場面でこんな風に考えさせる問題は子育てに出てきます。
みんなで共有していきましょう。

無事で良かったです!

〉早く社会復帰したくて仕方なかったあの日。

おっぱいをあげていても気持ちは違うことばかりに向いていたあの頃。

私も同じでした。
取り残されてるような気がして焦っていました。

今も、時々違うこと考えてる時あります。
でも娘にやはり引き戻されます。

泣ける

私もそうだけど、自分の子どもが大きくなってくると
昔、お世話になった恩返しをしたいと思うのです。
なので、その親切な方もきっと無事にお母さんにいちかちゃんをわたせたこと喜ばれてると思います。
無言、かっこいいな。

この記事を書ける彩さんがすごいなー、と思っちゃう。
私もありましたー。子どもが寝てる間にとスーパーで買い物してたら、館内放送で車のナンバー呼ばれて。
名乗り出るのが恥ずかしくて、逃げるように焦って車に戻ったら号泣してました。
その時は、まだ小さくて外には出ないで泣いてただけなんだけど。
ついついやっちゃいます。ダメだなぁと思いながら。
本当に、何かあったらと思うと堪らないんですけどね。

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ABOUT US
池田彩お母さん大学福岡支局長
お母さん大学福岡(ちっご)支局長/元お母さん業界新聞ちっご版編集長。長女が1歳の頃にお母さん大学に出会いマザージャーナリストに。ペンを持ったことで視点が変化し、「お母さんになれてよかった!」と心から感じる。久留米で活動をスタートして13年。現在は、久留米市合川町の「松葉荘」で居場所づくりをしながら、九州中のお母さんにお母さん業界新聞を届けようと奮闘中。3児(中3、小6、小2)の母/MJプロ/みそまるマスター/みそソムリエ