2021.1.30(土)
長女、購読してる小学生新聞の記者から電話取材を受ける。
電話がかかって来ると聞いて、朝食時、「だんだん怖くなって来た」と言う。ふだん引っ込み思案で緊張しがちなんで、ちゃんと喋るかなと、携帯を渡してからも母、横で耳ダンボ。
長女は、質問されても考えてることがあるので、相手からしたら「聞いてる?」ってなる事があるのです。
テーマは「学校のおかしなルール」。
長女が言うには、「体育の時、ジャンパーとかを着れない。でも、先生は着てるのに、着たらダメと言われる」
母としては、運動すると汗かくから、汗で体が冷えて風邪ひきやすいからちゃう?と推測するけど、真意はいかに。でも、先生が着てたら、「何で?」って思うのは自然なこと。
大人しい子だけど、何も考えてないわけじゃなくて、よく見ている。批判というわけではなく、自然と不思議と思ったみたい。
また別で、次女の話。コロナ禍で一気に学校に行く機会が減った最近だけど、学期初めに道具箱等重たい荷物を届けたら、次女、教室でコートを着てる。コロナ禍で換気しないといけないから、寒いみたい。これは学校に行かないと、子どもは細かい事言わないから知らなかった。教室でコート着るのはどうかと思って、その後厚めのニットカーデを買ったんだけど、引っ掛けやすいのとその後温かくなって来たからですぐに出番なしに。でも、また寒くなって来てるからどうしてることか。
これは先生からのコートのダメ出しはないんだけど、親世代も部屋では上着は着るものでないという価値観で育ってるから、やめた方がいいって言っちゃう。
そんな事があった中、あるオルタナティブスクールを運営されてる方が、「子どもが教室でコートを着るかどうかは、子どもの意思に任せたらいい。何でそんなこといちいち先生が決めるんだろう。考える力、感じる力、自分で決める力を奪われる。」という主旨のことをFBに投稿されてて、先生だけでなく、自戒も含めて親も、自分が言われて来たルールに照らし合わせて「これはダメでしょう」と言ってるとこあるなと思った。でも、親的にもコートは袖口が汚れるから授業中には向かないと思うのね。これは次女に今の寒さを聞いて、どうしたいか確認しておこう。
私の時は学校にコートを着て行くということもできなかった。
それに比べると、今の学校はまし、だいぶOKなことも増えてる、と思うけど、まだまだ不自由さはあるのかもしれない。
ちなみに学校にコートを着て行けないという暗黙の了解は、私が比較的気候が温暖な阪神間に住んでたから、何とか成り立ったものなんだと大人になって分かった。近所の群馬出身の人が、「学校にコート着て行かなかったら、命に関わる」と言っていた。所変わればルールや常識も変わる。
取材された毎小新聞記者の方の話でも、「学校寒い問題」には多くの声が寄せられてるらしい。
親世代が育った時代は、
「子どもは風の子」
「子どもはあかんけど、大人はいい」
という時代。
親も、自分の子ども時代からの経験で、「学校のこのルールはおかしい」と思うものもあれば、「これは学校のいうことも一理あるから、うちではどうしようか」の両方がある。学校に行くと、その間のことは見えにくくなるけど、やっぱり子どもをよく見る、よく聞くということが大事やね。そのためには、親も会話をする余裕がいる。
うちの子も教室でコート着てます。
確かに窓開いてて寒い。
いま特に全国的に問題になってるみたいですね。
換気のために窓開けてるのに、教室では上着禁止で、
寒すぎて授業どころじゃない、逆に免疫力落ちて感染しそう、と。
特に中高生女子だと、制服がスカートだから、脚が冷えまくると。女の子は身体冷やしちゃいかんのに。
自分が学生の頃は、こういうもんなんだなと疑問にも思わず従ってきたけど、
いざ俯瞰して見てみると、おかしな校則やルールってたくさんありますね。
ネット社会になって、全国の、世界のいろんな校則やルールを知れるようになったから、余計にそう思うのかも。
子どもの人権が昔よりも尊重されるようになってきたのもあるかもですね。
全国的に問題になってるんですね。
FBで投稿してた方の話では、今回文科省の通達で、コロナで換気していて寒いので、教室では上着を着て良いことになったらしいです。
そういう事があって余計、話題になってるのかもしれませんね。
大人が「~しなさい」「~してはいけません」というのも、逆の立場だったらしていないという事も往々にしてありますよね。
理由なく変なルールがあったら、そしてそれが健康に関わる事だったら、違和感を無視しないというのは大事ですね。