年に数回しか雪が積もらない久留米。普段は暖かいものだから、ついつい体を縮みこませながら、5歳の三女と目的地まで歩いていました。
「寒いねー」
三女に話しかけますが、口まで寒さで凍ってしまったかのように返事がありません。
「三女ちゃん。ママ、とっても寒いよ。どうしたら暖かくなるのかな?」
しばらくの沈黙の後、三女はいきなり走り出してこたえました。
「2回くらい走ると暖かくなるよ!」
うちの子はどうやら走るのを回数で数えるようです。2回ってどういうことだろう?と思いながら走って目的地に到着しました。
目的地を出て帰り道です。ふと、三女が手を繋いでいる手の上にそっと手を添えてくれました。
「もしかして暖めてくれてるの?」
目的地で用事を済ませ、すっかり寒さを忘れてましたが、三女は覚えていたようです。
「ありがとう!」
私の感謝に三女が見せてくれた笑顔が可愛かったことといったらもう!笑顔の瞬間は私の心のシャッターでおさめました。
ママと一緒に寒い雪の日。
手のぬくもり。
久留米の雪
娘さんが大きくなっても、その日のことは記憶の中に、宝物として入りましたね。
やさしい~
ほんわかあったかな気持ちが、心も体もあっためてくれますね~
みどりちゃんの声かけも素敵~。
子ども達のこういう優しさにはものすごく癒されますね