夕方、三男がカタツムリを捕まえたらしく、仕事から帰った私に真っ先に見せたのは、ミニトマトの空き容器。
中には小さなキャベツの欠片と、張り付いたまきまき。
「お顔ださんのよ!待っとるのに!」
と、少しご立腹。
「机に置いて静かにしていたら出てくるから、観察して待ってなさいよ。」
優しく促すと、暫くして嬉しそうな叫び声
「お顔だしたよ!!カタツムリ出てきた!!」
が、次の瞬間、
「あー!このカタツムリ死んどるかもしれん!!」
と、泣きそうな声
「どうしたん??」
とパパが様子を見ると、
「だってぇ、このカタツムリ顔色わるいとよぉー」
と涙浮かべて見せていた。
パパは、笑いをこらえて、私に目配せ。
「顔色?カタツムリの色は何色しとるの?」
と、尋ねてみると、
「カタツムリは顔色なんよぉー。このカタツムリ黒いけん、死んどるかもしれんとよぉー。」
と、泣き出した。
あぁ…。ダメだ。私まで笑いが我慢できない。
兄達も、笑いが押さえられなくて吹き出してしまう。
その様子を見て、更に大泣きをする三男。
そう、三男の頭のなかでのカタツムリは、保育園の絵本で見た、“はだいろ”
捕まえたカタツムリは、それとはかけ離れた黒い色だったので、死んでると勘違いした様子。
“顔の色→はだいろ”と伝えたかったみたいだけど、その表現が可愛くて可笑しくて、皆で笑ってしまった。
凄い表現の豊かさ!
その後、図鑑で色々な色のカタツムリがいることを知って、納得した三男は、明日もまた楽しい表現で家族を笑顔にしてくれることでしょう!
面白いー、
3男くんの表現が可愛すぎるー。
素敵な感性ですね♪そのまんまおおきくなってほしいなー。