言いたいことが山ほどある。
うまくまとまらないけど、書く。
愛知県西尾市で昨年、専門学校生がトイレで出産し、
その後逮捕された。
執行猶予つきの有罪判決が出た。
妊娠がわかり、中絶しようとしたが、
相手の男性の同意が必要なため連絡をとろうとしたものの、連絡がつかなくなってしまったらしい。
そしてそのまま妊娠は進み、このような結果になった。
私は常々、こういう事例の時に母親のみが逮捕されるのがどうしても納得いかない。
そして第三者たちが発するさまざまな意見も納得いかない。
「なぜ避妊しなかったのか、なぜ相談しなかったのか」
けど、それができていたらこうはならなかったわけで、
それができなかった理由が、奥深くにある。
性教育の大切さはもちろん、
家族や親子の関係、環境、
行政や民間のサポート体制、
そして何より、
「こういう事例が発生した場合に、母親のみを叩くこの日本の幼さ」
自分の行為に対して責任を取らない男性に対して、鋭い目を向けることをしない、
それが今の日本の価値観を凝縮して表していると思う。
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最近の母親がスマホばかり見て育児してないんじゃないか問題。
本当に育児放棄しているのか、
スマホが唯一の命綱なのか、
どうしてその母親がスマホをずっと見ているのか、
その理由は、外から見ているだけでは到底わかるはずがない。
電車に乗っているときスマホを見ている母親。
その時間が唯一子どもから少し目を離せる時間なのかもしれない。
家にいたり、外を歩いていたりしたら、子どもから目を離すなんでできない。
だけど、電車に乗って座っていれば、とりあえず危ないことはそんなに起きない。
(状況にもよるけれど)
幼い子どもと一日中ずっと一緒な毎日。
自分のペースで生活することはまったくできない。
何かしたくても妨害され、どこかに行きたくても行けず、
雑誌や本すらもまともに読ませてもらえない。
おままごとだって、ずっとやっていたら飽きてくる。
外遊びだって、ずっとはこちらの体力がもたない。
だけど、ひたすら子どものペースに合わせるしかない。
夫が帰ってくるまでの長い時間、まともな休憩は全く取れず、息つく暇もない。
体調悪かろうが、精神的につらかろうが・・・
そんな日々の中、自分を保つためにできることと言ったら、ぼーっとスマホを見ること。
唯一外の世界とつながるツール。
「スマホくらい見せてくれよ」
というのが本音。
無になる時間をくれよ、という気持ち。
本当に育児放棄しているのか、
それは、子どもを見ればわかる。
虐待もしかり。
なんでもかんでも一律に非難したり罰したりするのは、違う。
そんな意味のないもぐらたたきゲームをしているうちに、本当に助けなくてはいけない命が、また消えてしまう。
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なんでこんなことを書いたのか。
昨日からの、テニスの大坂なおみ選手の報道を見たからだ。
試合後の記者会見を拒否した、というニュース。
あれだけの有名な選手が、そして普段からさまざまな社会問題等を発信している彼女が、
そういうことをしたということは、きっと大きな意味があってのことだと、
たぶんほとんどの人がそう思ったとは思うが、
「だからといって、このやり方はいけない、大人げない」
などと、たくさんのコメントがあちこちで上がっていた。
そして今朝、彼女のTwitterで、
実は記者会見がとても苦痛だったこと、自分は人前で話すことが苦手であること、
ここ数年、精神的にとても不安定になっていたこと、が発信された。
そもそも、彼女はテニスプレーヤーであって、スピーカーではない。
なのに、記者会見のせいで本業のテニスに影響が出るなんて、そもそもおかしな話。
きっとこの発信を受けて、
ニュース番組などのコメントは違ったものになるんだろう。
すべての物事には、裏と表、そしてその間にあるもの、がある。
人はどうしても、自分の価値観で物事を判断してしまうが、
その時に、少しでも「自分の価値観では見えない部分」を慮る気持ちがあるかどうか。
結局それは、その人の経験値によるところが大きいのかもしれないけれど、
なんだか、今の世の中はとても息苦しい。
そんなことを悶々と考えながら、
今日も私は、洗濯をして、掃除をして、子どもたちのおやつを作る。
うまく言えないんですけれど…
選択の自由ってないのかなぁって大坂選手のニュースを見ながら思っていました。
でも、それについて誰かと話すのはなんか怖いなぁ(もしかしたら否定されるかも?)と思って心に秘めていたのですが、
天野さんの投稿を見て、コメントしちゃいました。
悶々と考えながらもおやつ作りもこなすというところが素敵です。わたし自身があまりおやつを作ることがないので(汗)
まつりさん、コメントありがとうございます。
きっとみんな、いろいろ思うところがありますよね。
私も、こういう話は、近所のママ友にはできません(笑)
こういうところに書くのも、多少の怖さはあります。
だけど、やっぱり、沈黙はしたくないなあって。
というか、書かずにはいられなかった・・・
ある意味私は怖いもの知らずなのかも。
おやつ、作ることがストレス解消なのです(笑)
無になって黙々と作ってます(笑)
いつも思う。
今この瞬間にも想像できないようなことでものすごくしんどいとか、
死という選択をするお母さんたちがいるんかと。
なおみ選手の報道もテレビで見ていたけど、
それなら、もっといいほかの方法がなかったのだろうかと、
でも武井壮さんの記事を見てうーんとまた考えたり。
https://www.facebook.com/1493110918/posts/10226286385974717/?d=n
とにかく、
考えることは悪いことではないね、
知らなければならないし、悩まなければならない。
でも、
真実がどこにあるか、も忘れないでいこう。
お母さんだしね。
いるよね、この瞬間にも。
どうにかしたい、というのはおこがましいけど、
なんとか、心の救いになる場所にたどり着けますように、と、いつも思ってる。
これだけの情報化社会なのに、
必要なところには全然届いてないの。なんでだろ。
武井壮さんのコメント、読んだよ。
確かにそうだよなあって思った。
けど、そもそも論として、類稀なる才能を持ったスポーツマンに対して、ここまでお金が絡む仕組みになってるのはどうなの?とも思う。
その仕組みの中で潰されていった才能もたくさんあるのでは?
オリンピックもそうだよね。
考えること、真実を探っていくこと、
とても大切だと思う。
そう、私たちは、未来を育てているお母さんだから。
天野さん
以前私が投稿した記事⇒https://www.okaasan.net/hahagokoro/67196/ 電車で子どもをないがしろにしスマホをに夢中の母親の記事を書きました。
それに天野さんコメントくれていましたね。
コメントに気が付いてなんとお返ししたらいいのか、実は今の今まで悩んで、お返事出来ずにいました、ごめんなさい。
天野さんの当時のコメントと今日のこの記事により、考えなければいけなかったこと、そう…その母親がなんでスマホを手放さないのか、そこには、いろんな背景があるはずだっていうこと。
先日スーパーで、素敵なお母さんに会った。1歳くらいの子を抱っこして、いっぱいになったカゴ2つ分の大荷物を袋に詰めながら、子どもがぎゃーぎゃー言い出したのを笑顔であやしていた。とても微笑ましい様子に私は声をかけた。お菓子見つかっちゃってとにこやかに笑った。とても素敵な模範的なお母さんに見えました。後で新聞渡したかったなぁと思ったのですが・・・・
けれど本当に渡さなきゃいけなかったのは、電車で見かけたあのお母さんだったのかもなと。
スマホ問題、いつか母の湯でもテーマにしたいと思っているんです。
天野さんともゆっくりお話ししたいです。
田端さん、
あの時はちょっと感情的な書き方になってしまってごめんなさい。
あの頃は特に、毎日ほんとに余裕がなくて、
余計に敏感に反応してしまいました。
(今は下の子も入園して、少し余裕ができましたが)
「虐待」という言葉も、なんか独り歩きしているような気がして。
本当に子どもの命が危ないような、今すぐ助けが必要な虐待と、
母親に余裕がなくてつい叩いてしまったり暴言吐いてしまったりするものでは、
対処の仕方は異なると思います。
それを十把一絡げにしてしまってる今の対応に疑問があります。
今まで、自分が子育てで辛い思いをたくさんしてきて、
ゆえに同じようなお母さんを助けたいという思いで、子育て支援の活動をお母さん大学に入る前から細々とやってきて、そして今はお母さん大学の活動をしているわけですが、
本当に手を差し伸べないといけない人には、なかなか届いてません。
時々うまく届くと、ああ、やっててよかった、と安堵します。
お母さんたちは、孤独です。
なかなかいきなり新聞渡すのは勇気がいりますが、
そのスマホ見てたお母さんにいつか届くように、こつこつやっていくしかないんだよな、と思っています。
天野さん
ずっと引っかかっていて、今日歩み寄れて本当によかったです。
謝らないでくださーい。
とても貴重なご意見でした。
発信して終わらない、コメントでまた考えるキッカケになるから。
天野さんのおっしゃる通り、孤育てがなくなるようにと笑顔の種まき運動するんですもんね。
こちらこそ、
コメントいただけてうれしかったです。
私も余裕がなくてつい敏感になってしまって、申し訳ないです。
ほんと、ゆっくりお話したいですね。
近いうちにzoomでお会い出来るかな。
大坂なおみさんのニュース、チラッと聞いただけで
もうそれ以上読み上げられることに耳を貸す気になりませんでした。
むしろ、なおみさんがよく言ってくれたと。
なぜ、泣いて悔しがる人にカメラを向けるんだろうって、今までもすごく謎でした。
スポーツに特化しているはずの選手が、
しゃべり上手なことをも期待されていると感じたからこその発言かなと私は受け取っていますが、
智子さんのこの想いの数々も
お母さんって、神様じゃないよ?万能じゃなきゃダメなの?
って気持ちが、ここにも響いたのかなって。
そうだとしたら、私、超共感です。
大坂なおみさんをスターに盛り立てたのは誰?
お母さんってものを勝手なイメージで神格化してるのは何?
みんな思い込みのかき集めなのにね。
そう、そこです。
きっとそこに響いて、黙っていられなくなったんだと思います。
勝手に作り上げたイメージを押し付けて、
そのイメージ通りじゃなくなると非難する。
『有名人なんだからそれなりの振る舞いをしろ』って、
彼女はスポーツ選手であって、神でもなければ仏でもない。
普通の人間です。
優さんのおっしゃるとおり、お母さんに対してもそうですよね。
お母さんは子どものためなら何もかも耐えて当然?
いやいや、お母さんだって普通の人間です。
風邪引いたら寝たいです。
せっかく作ったご飯ひっくり返されたらムカつきます。
なんか、ずっと悶々としているところに、立て続けに、私の心に引っかかるニュースが目に飛び込んできたから、書かずにはいられませんでした。
今朝、大阪なおみ選手のニュースを見て驚きました。そんな理由があったのかと。武井壮さんの記事も読みました。そういう大会なのかと。
苦しんだ時は本音を吐き出せて、色んな意見を聞けて、その上で自分の判断ができたらいい。そんな場所が皆にあればいい。そう思いました。
あぁ、お母さん大学はそんな場所ですね。
実は私も電車でスマホを触ります。子どもは窓の外に夢中で、今ならいいかと。そんな私はダメなのかなぁ、子どもといる時は子どもをずっと見ていないとダメなのかなぁ。次行くところについて調べておきたいんだ…なんて言い訳をしながら。
子どもに常に寄り添って、何をされても、何を言われても笑顔で、嫌な顔せずただ愛おしいと思えたのなら、なんて幸せなんでしょうか。
私は器が小さくてとても無理です。
親のせいじゃないのは分かっているけれど、そんなに褒められたことはないし、そんなに遊んでもらった記憶はない。だから、子ども達、特に娘のことは褒められないし、ずっと一緒に遊んであげられない。
理想のお母さんにはなれません。
何だか言いたいことだけ言って、まとまりがなくなりましたが、、頭ではこうできたらいいと分かっていても、できないことって沢山ありますね。
できないものはできない。そう割り切れて自分らしく生きていけたら楽になれるのでしょうか。ダラダラと思いをすみません。。
やはり案の定、テレビでのコメントは手のひら返したように変わってきましたね。
「うつ」ということが表に出過ぎてる感もありますが・・・
うつとか関係なく、
おかしいと思うことは「おかしい」と、
辛い時は「辛い」と、
みんなが安心して吐き出せる世の中になるといいですよね。
「私の時はこうだったんだから、あなたもがんばりなさい」
みたいな価値観の押しつけは、誰も幸せにしないと思います。
子育てもそうですよね。
たった1年でも大きく変わる、今の世の中で、
昔の価値観はナンセンスにもなり得る。
ただ、大切にしなくてはいけないことは、昔と変わらずある。
けど、その「大切にしないといけないこと」は、
きっとみんな本能的にわかっていて、ほとんどの親はちゃんとそうしている気がします。
子育ての仕方とかツールとか、そういう枝葉の部分を見て判断するのではなく、
その親子の中にある「根っこ」を見てもらいたいなあ、と。
私も器が小さいので、ずっと子どもとべったりは無理だし、
いつもニコニコ笑顔なんて無理です。
けど、なにやってもニコニコしてるだけのお母さんより、
喜怒哀楽激しいお母さんの方が人間らしくていい気がするのは、言い訳なのかしら。
社会の出来事×お母さんを発信できるってステキな場ですよね!
発信をした天野さんも、コメントで考えるお母さんたちもすごい!お母さんである自分たちが経験したことだから感じることがあるなと思えました。
携帯を眺めること普通にあります。
逆に社会の出来事知らずに過ごしていることもあります。。
テレビや新聞なんてみれていないし…情報源が携帯だったりも。
人それぞれの考えや価値観があるけれど、沢山の選択肢を持って考えたいです。必死になればなるほど、選択肢も狭くなって行くような…立ち止まってみよう。よく考えてみよう。
みなさんのコメントがまたいろいろ考えさせられていいよね!
やはりここはいい場所だ。
私の書きなぐり発信に、こうしてみなさんからコメントいただけて、本当にありがたいです。
必死になるほど選択肢も狭くなっていく・・・ほんとそう!
そういう時こそ、ふと立ち止まって、一歩引いてみる、
その少しの余裕が、とても大切だと思う。
コロナの報道もそうよね、
よくよく考えたら、感染者数に一喜一憂すること自体おかしな話で。
検査数は毎日一定ではないのに。
お母さんこそ、世の中のことを、一歩引いてよくよく考えることが大切だね。
今、さんざんメタ認知力が大事だと言われているけれど、、、
そもそも表に出ている情報として一方通行のものが多いから、
大人もそれに行ったりきたりしちゃうんだよね。
伝えるではなく、「考える」ためのニュース番組があったらいいね。
メディアの立場は「0」。これに対して皆さんはどう思いますかって。
こっちからもあっちからも伝えて。
そういう場にお母さん大学がなっているから大好きなんだなと改めて思いました。
いろんな感じ方、いろんな考え方、いろんな子育てがあっていい。
それぞれがあーーそうだよねって少しでも感じられる社会になれたらいいですね♪
確かに!
今のメディアって、ただ伝えるだけじゃなくて、
一定の価値観や考え方を押し付けている感が否めない気がする。
ちょうど昨日読んでいた、生活クラブ生協の機関誌にも、同じようなことが書いてあったよ。
「あなたはどう思いますか?」と考えさせる報道番組が、今はほとんどない、と。
お母さん大学の場は、うんうん、確かにそうなってる!
そうか、だから居心地がいいんだな☆
一定の方向に扇動するのではなく、
それぞれのリアルが並んでいて、それを見た人達がそれぞれ考える。
そもそも人生なんて、答えはないんだから、
一人一人が考えながら、自分なりの答えを見つけていくような世の中になるといいよね☆