お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

まてない!待てない!

ここ数日、梅雨の中休みで天気の良い日が続き、
我が家の畑のジャガイモも下の葉が黄色く色づいてきていた。

「ねえ、ママ?ジャガイモも実が成ってるかな?花咲いたけど、トマトみたいなの出来てこないよ。今年はジャガイモも食べれないんじゃない?」

と、三男の質問

う~ん…。三男の頭のなかでは、ジャガイモはトマトみたいに実るものだと。

「じゃあ、一つ掘ってみてごらん。そしたらわかるかもよ」
と、葉っぱを茎ごと引っこ抜いて観察する提案をしてみた。

大きな株よろしく、うんしょこらしょと、ジャガイモを引っこ抜くと、土の中からゴロゴロと小降りのジャガイモが!!

「うわぁ!ジャガイモは土のなかでなるんだ!」

五歳児の初めての経験。

兄達は学校で習っていたので、三男の初めてをニヤニヤと見守ってくれた。

が…

ここからが三兄弟の恐ろしさ

「さぁ、もう少し大きくなるまで土のな…」

次男「ママぁ?僕も掘っていい?」
長男「まてって!お兄ちゃんが先!!」
三男「けーちやんもう一個掘る!!!」

10個植えていたジャガイモが、競うように抜かれては掘り返されていく…

夏まで、せめて7月まで土のなかで育てたかったのに…

残念な母の気持ちとは裏腹に、やれ自分の掘ったジャガイモの方がデカイだの、沢山取れただの、何をやっても賑やかしい。

 

小さいけれど、豊作のジャガイモを自転車のかご一杯に積んで、
帰宅したら、早速フライドポテトのリクエスト。

三男「まだ?」
次男「僕先に食べていい?」
長男「熱いから冷えるまでさわらんと!」

小さめの鉄鍋で、洗って切っては揚げ、切っては揚げ提供しても、あっという間に取り合いっこしながら平らげる。

こちらもまてない!待てない!

腹一杯ポテトを食べた三兄弟は、疲れて早々に雑魚寝

暑がりのパパと冷房の効いた部屋で、夏の定番、肌着スタイル

パパも、エアコンは夏まで待てないということで、

我が家は待てない男たちに急かされてまわってる

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ABOUT US
薄 祥子
三人の男の子のお母さん、物流会社の会社員、九州男児の夫の有能な妻(のつもり)、お母さん大学生、そして今年MJプロとなりました。他にも、育休後アドバイザーとして活動中。地区子供会取り纏め役も三期目。1日が24時間では足りない日々です。