お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

脅し文句

〝子供に脅し文句を言ってはならない〟

第一子を産んだ直後、あらゆる子育て本を読んでは〝良いお母さん〟を目指していた私は当時そう思っていた。

長女のイヤイヤ期で悩む私に、ママ友が当時流行っていた〝鬼電話〟を勧めてくれた。

鬼から電話がくるアプリで、それを使えば、子供は言うことを聞き効果抜群だと。

〝脅し文句と一緒〟だと私は受け入れられず、使うことはなかった。

 

 

 

あれから、6年。

2歳差3人育児真っ最中の私はというと…

「早くやること終わらないと、おやつは食べられないよ」

「あーーお父さんに言っちゃうよ」

「そんなことするなら、サンタさんのプレゼントは貰えないね」

などは当たり前。

 

3歳の末息子には、節分の豆まきで鬼の恐怖を味わったのもあり、

「また鬼さんくるよ!」は効果抜群。

脅し文句連発で子育てするお母さんになってしまった。

あーこんなハズじゃなかったのに…

 

 

 

そんな中育つ息子は、私に対しても脅し文句をつかうようになってきた。

「ママのオヤツ食べちゃうからね」

「ママのおっぱい、ぎゅって痛くしちゃうからね」(おっぱいマンなので今だに触ってくる)

「お尻ブスってしちゃうよ」

とまぁ口は達者になっていく。

 

今朝、幼稚園へ向かう途中、抱っこをせがむ息子に、「朝から抱っこはしない。自分で歩きなさい」と拒否した私。

そんな私に向かって、

「もうーーー!抱っこしてくれないなら、フリフリしちゃうからね!!!」

と言って、背負っている幼稚園バックをブンブンと振り回した。

そう、今日はお弁当の日。

いつも、「今日はお弁当入ってるから、フリフリしないでね」と言いながら幼稚園バックを背負わせる。

朝から必死で作ったお弁当をグチャグチャにされたくない母心を理解しているんだ。

その脅し文句に、息子の成長を感じ、大笑いして息子を抱きあげた私。

 

 

当初描いていた理想の〝良いお母さん〟からはかけ離れてしまったが、

毎日の子供たちとの、こういった時間を楽しむ私は、

中々〝良いお母さん〟している。

 

なーんて、

今日も自画自賛しながら記事を書く。

6件のコメント

げんちゃん賢いな〜〜!!
フリフリしてグチャグチャなったら自分が嫌な目に遭う事は、まだわかっていないか。
私も脅して育ててきました。
カタギの親子にはなれないっす。

脅し文句つかいたくないって気持ちも、でもやっぱ使っちゃう現実も、どっちも母ゴコロだな。
めっちゃわかる!と思いながら読みました。
親子でますます成長していくね!

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ABOUT US
脇門比呂子
神奈川県横須賀市に住んでいます。 長女小6、次女小3、長男小1、小学生3人のお母さんやってます! まさか自分が3人の母になるとは?!同じ繰り返しの日々のように感じ、悶々としていた時にお母さん大学に出会ったのが6年前。 ありのままの自分に自信が持て、子育てが心から楽しめるように!MJプロです^_^