今年に入ってすぐ、
葛谷舞子さんというカメラマンさんからDMをいただいた。
「順子さんがNHKで受賞された手記“有難う”を読み感動しました。
私は障害のあるお子さんのご家庭の写真を撮っています。
ぜひモデルになってくださいませんか!」
嬉しい!
でも、、、多分撮れない。
正直にその旨を伝えた。
「とても嬉しい機会なのですが、息子は写真を撮られることも、
初めての場所や人も苦手なので、スタジオに入ることも、
撮影も、難しいかと思います。
すると、
「もしダメでも大丈夫です!
どうぞお気軽に遊びにいらしてください」
キチンとしたスタジオでプロカメラマンに撮っていただくなんて、
なかなかないチャンス!と思いトライ。
案の定なかなかスタジオに入れず、やっと入れても真ん中にいられず
部屋の隅に座り込んでしまった息子。
でも、舞子さんは慣れたもの。
また、たくさんの障害のある子や人に関わってこられた経験で、
息子の気持ちに丁寧に寄り添ってくださった。
そして1時間後、この笑顔の写真となった。
昨日から6日間連続で、舞子さんのことが東京新聞に掲載。
今日、8月30日は我が家の番。
(東京新聞、関東圏ならコンビニで入手できる
そうなので、もしよろしかったら)
web記事はこちら↓
https://mobile.twitter.com/tokyo_shimbun/status/1432118414206640128
息子は生まれつきの最重度知的障害の自閉症。
小さい頃から、21歳になった今も写真を撮られることが大嫌い。
その姿を見ると、小さい頃田舎の祖母が言っていた言葉を思い出す。
「写真を撮ると魂が抜かれる!」と。
昔は写真を撮るまでに2分くらい瞬きもせずじっとしていなければ
ならなかったと、
あまりにリアルに映し出される自分の姿に恐怖を抱き、
この迷信が生まれたそうだ。
スマホで手軽に誰もが写真を撮っている今の状況を見たら、
祖母はきっと驚くに違いない。
もう一つ祖母の迷信で思い出す言葉は、
「スイカの種を食べるとおへそから芽がでる」
結構大人になるまで信じていた。
でもこれは、
私や子どもたちがガツガツ早く食べておなかを壊さないよう、
ゆっくり食べるために「種を取る」という一手間を加えさせ
ようとした祖母の優しさなのかな、と思う。
昔から長く言い伝えられている迷信は、適当な作り話ではなく、
生活の中から作り上げた先人の知恵が詰まっているのかも。
皆さまはどんな迷信を言われましたか?
#母フラ
とてもとても素敵な写真、笑顔溢れるお二人、奇跡の一枚と知り、さらに感動しました。
迷信については、子どもの頃から聞いていた3つあります。
●夜に爪を切ったら親の死に目に会えない
●夜に口笛を吹いたら蛇が来る
●黒猫が目の前を過ぎると悪いことが起きる
おまけなのですが、これは私が幼少期のことなのですが、遅くまで起きていたり、親の言いつけを守らなかったら「袋のおいちゃん(おじさんの方言)が来るよ」(悪い子は袋に入れてさらわれる)脅し文句にされていました。とっても怖かったです。
真紀さんコメント有難うございます!
その3つの迷信、私も言われてました。
なぜそんな迷信になったのかそれぞれいわれがあり興味深いです。
袋に入れてさらわれる!
そ、それは怖いっ。
母となった今、子どもが「聞いててよかった」
と思えるような迷信を伝えたいなと思いました。
順子さん、よかったですね!
本当にふたりのこの瞬間の笑顔、でも永遠の笑顔。
「瞬間の笑顔、でも永遠の笑顔」
さすが宏美さん!
短いワードなのに、
ふかーく、ジワーと心に広がります♪