娘をつい怒鳴ったり、
冷たい態度をしたあとの
心にモヤがかかって拭えないあの感じ。
とても心地が悪い。
そんなとき、私は決まって手を動かす。
食材を整理したり、洗面台を磨いたり、
手当り次第片付けたり。
そんなことをしているうちに
娘と私の間に空間ができて
その空間へごめんねと投げてみる。
その頃には娘の中から「今はお母さん怒ってるモード」は消えていて
娘は、くらげのような膜を張った娘ワールドへ入り込んでいる。
今日は、幼稚園で使うタオルに名前を刺繍した。
ペンで書くスペースが無かったからだが
久々にチェーンステッチをした。
タオル地にする刺繍は、
綿の生地にする刺繍より
細かい下手っぴをごまかせて良い。
チェーンステッチを、
キュッと締めながら刺すより
緩さを残して縫う方が形になりやすい。
子育ての後悔も失敗も、
こんな風にクチャっと生地に隠して、ごまかせたらいいのに。
緩さを残すことを自分に許可できると、
もっと柔らかく、やさしくなれるのにな。
張り詰める時間や暮らしじゃなくて、
タオル地のように、包めるひだが欲しい。
朝からじんわり心に染みました、私も同じ。
育児は本当に育自、子どもも自分も育ててる気がします。
許していい!自分を許しながら、もっと肩肘緩めて、熱くなった時は、時間を置いて落ち着かせて、今の気持ちを伝えて、前だけ向いて行こうよ!と優さんになら思える。あぁ、自分もそれでいいのかー。
今日も一日頑張ろう!
嬉しい〜出勤中の朋子さんに話しかけられた気分(^^)
私も今日は珍しく1日仕事です。
そうそう、誰かにならそう思えるのに、自分にはなかなか。
一緒にゆるみましょ(^^)
針仕事も、ペンを持つのと同じで、自分自身に向き合えます。
母の子が、ひとつの空間でつながる。
秋は、そんな時間もいいですね。
あおいちゃん、「藤本さんに会いたいの」を時々口にしてます(^^)
手仕事は、静かな時間なのもまた良いです。
秋の朝、涼しい風を部屋に入れながら仕上げのチクチクしました。
私も、あおいちゃんに、会いたいよ。